ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

補助金見直し

2010年06月30日 | 議会
「事業仕分け」で一躍連坊さんが有名になってしまった。
参議院選の応援で、この連坊さんが新浦安駅前に来て、一目連坊さんを見るために物凄く沢山の市民が集まったと言う事を聞いた。

連坊さんに関心があるなら、浦安市の事業仕分けにも関心を持って欲しいのだが・・・・・。

浦安市、財源が豊富だからのことだと思うが、各団体に毎年膨大な補助金を出している。
この補助金を平成16年度末に見直す委員会が発足し、立派な報告書が出来あがっている。

クリック補助金の見直しに関する提言書

ここでは、以下の三点に絞り正に、事業仕分けの先駆者と言えるような議論をしている。
こんな立派なものを作っておきながら、全くと言っていいほど生かされていない。宝の持ち腐れとはこのことだ。
9月議会では、補助金をテーマにしたいのだが、他の案件もたくさん抱えているので、実際取り上げられるかどうかは疑問だ。

(1)補助金等の交付基準の策定
(2)既存補助金の評価
(3)その他補助金等に関し必要と認める事項

入札経過書

2010年06月29日 | 入札・談合
入札執行→落札者決定→契約締結→入札経過書の公表の順で、入札経過書が一般の目に触れることになるのだが、公表が遅いのなんの話にならなかった。
6月議会で、「もっと早く公表すべきだ、遅い理由は?」等を質問予定していたが、議員一人の持ち時間が往復1時間。質問通告件数が7件もあったので、これに関する質問は見送った。(ヒアリングでは通告しておいた。)

見送りイコール容認ではなく、議場外で担当課にはシツコク伝えなければと思っていたが、最近意外と早くHP上にUPされるようになって来た。
喜ばしい限りだ。

尤も、こんな要求は入札制度の琴線に触れる問題ではないので、担当課の努力一つでできることだからその気になれば解決は早い。
入札制度の根源に関わる問題は、担当課がいくら良識を持っていも上の指示がなければできないことで、どうにもならに。
この根源を変えることが如何に困難か、議員を8年近くもしていると嫌というほど見えてくる。

上とは当然市長を指す。



「入札経過書を早く公表すべきだ」と騒ぐのは、議員の中で私一人だけ。
多分他の議員はこんな経過書には関心がないのだろう・・・。
私はこの入札経過書を見るが好きだ。数字を見ているだけで楽しくなる。
(最近は、他にも調べることが多くて、じっくり見る時間が減って来ているのが残念だ。)

そもそも、入札に関心を示してくれる市議が本当に少ない。

二年前の官製談合防止法違反事件が起きた時、私は二人の市議に話を持ちかけた。
「入札についての勉強会を議員同士でしませんか?」と。
回答が振るっていた。
一人は、
「入札は関心がありません。」
もう一人は、
「入札・・・、難しくて分からないの・・・。」

「関心がない」で済まされるのがこの業界の不思議な点だ。
「難しくて分からないの・・・」、分からないからこそ議員同士で勉強すべきだと思ったからこそ私は提案したのだが、どうも私の真意は伝わらなかった。

一般質問 実名

2010年06月28日 | 議会
6月議会で「南小」という実名を削除された。
では、何故私は敢て議場で実名入りで質問をしたのか?
それは、過去の議事録の以下のやり取りがあったからだ。

ここまで答弁拒否されて、イニシャルで学校名を言えるはずがない。

以下は18年9月25日一般質問の嘘のような本当の話だ。


広瀬質問:要旨1、Т小15年度特殊学級開設経緯をお示しください。
Т小では特殊学級が開設され、そこでいろいろと問題が起きてしまいました。この開設の経緯をお示しください。当初何人ぐらいの児童を見込んで、その子どもたちはどこら辺の子どもたちが来ると、学校の生徒になると考えていたのか、それから、担任の先生はどこから連れてくる予定だったのか、そこら辺についての計画をお示しください。
次に、要旨2、弁護士紹介の市の関与、これは市長に質問をしましたけれども、教育長にも質問をさせていただきます。
たしか私が2年前、教育長とお話をさせていただいたとき、「市は弁護士を紹介していない」という内容のお話をされていました。しかし、現実には市は弁護士を紹介しておりました。市長と弁護士とのかかわりを、要するに市長が紹介したということを、そのようなかかわりを教育長はいつお知りになりましたか。
それから、毎日新聞記事によると、評論家 尾木氏が今回の松崎市長の行為は責任は重いとコメントを出しています。このコメントがまさに一般市民感情だと思います。教育長はどのようにコメントを受けとめましたか、お考えをお聞かせくださ い。
要旨3、学校現場と教育委員会との関連。
平成17年、昨年4月、問題の保護者は教頭と話し合いを持っております。私はその後報告を受けました。学校側はこのような発言をしております。「管理職としてああいう状況をつくってしまったことに対しては、学校として責任をとっていく必 要がある、そういう思いです」と。学校として責任があると思っています。無罪だから何もなかったということにはならない。学校として補償していく必要があると思っている。たとえ無罪になったとしても、公判の中で話していることがあります。私はそれはこの議会でも指摘しております。3点です。それに対する追及は、当然学校としてはしなければいけないと思っていると。これは教頭発言です。もし無罪になって、公判の中で言っていることですから、どういう形で判決が 出ようが、そこの部分については、要するに公判の中でご本人が話されたこと、それは追及する必要ありと教頭は宣言しております。
ところが教育委員会は、私がこの問題をこの議会の場で取り上げると、無罪だから一 切教育委員会は議論もしないし考えもしない、市長もそのようなお答えでした。なぜ現場とこんなに違うのか。教育委員会に教頭のお考えは反映されないのか、 あるいはこういう話すら来ていないのか、そこら辺の流れについてお示しください。

○議長(小泉芳雄君) 市長、松崎秀樹君。
◎市長(松崎秀樹君) 登壇席に行く前に、ちょっと議長の方にお取り計らいをお願い 申し上げたいと思います。
今回の質問、件名、要旨の中でТ小とイニシャルで質問されておりますけれども、当然、議場での私どもの答弁も議事録に残ることになろうと思いますが、そういった意味で、憶測あるいは類推といったさまざまな問題点があろうと考えておりま すので、私ども答弁調整の中で、こういったイニシャルに関しての質問についてはお答えできないということでございます。また、今後につきましても、イニ シャルでの件名あるいは要旨、議長の方でもお取り計らいのほどよろしくお願い申し上げたいと思います。

広瀬質問:教育問題、Т小で出したから云々というんですけれども、でもこれはきちっとヒアリングを受けて、その段階で何も言わないで、Т小だから答えないとかそんなことなくて、本会議になったときにТ小だから受けないとか、受けないと決めたとか、そんなことが通るんでしょうか、この議場では。では私は何のためにヒアリングを受けたのか、時間を費やして。そういう意味で先ほどの市長の発言の真意がわかりかねます。
そしてお答えください。先ほど私が示しましたように、教頭が昨年4月に被害者の親に対して、先ほど言いましたように、無罪になったとしても公判のところで本人が証言してしまったことは責任を免れないんだと言っているんです。
これはТ小でいけないなら高洲小と言えばいいんですか。どういうふうに書けばいいんでしょうか。市長、お答えください。今後そういう形で一般質問の答弁を突っぱねるのであれば、ちゃんと学校名を入れて書くべきだというふうに指導してい ただければ、私は幾らでもそれは応じます。ぜひここでお答えください。

◎市長(松崎秀樹君) まず、イニシャル問題でございますけれども、Т小、これは先ほど議長の方に検討をお願い申し上げました。議事録に残るということで、今現在、Т小と言われて、高洲小学校、高洲北小学校、富岡小学校と、これが後世の人たちがいたずらに類推や憶測を呼ぶということになりますので、今後十分注意していただきたいと。また、今回につきましては、こういった形で議事録に載るということに関して、お答えすべきではないというふうにお答えをさせていただきました。

広瀬質問:Т小の問題なんですけれども、それは確かにТのつく学校はたくさんある。でも、ヒアリングでもお互いに意思疎通、話がスムーズにいってい て、この場に来たらいやそれはと言われるのも、そうであれば、決まった段階できちっとこちらに事前に報告していただきたい。そしたら、例えば議長の承認を得られれば、通告書もТ小じゃなくて高洲小と書けばいいだけのことじゃないですか。何でそれを、ある意味ではアンフェアですよ。こういうところで、さあ質問しますよといったとき、それは使えないの何のという、そんなことをされては私たち議員はやってられないじゃないですか。
そちらのあれに乗るために、ちゃんと私はヒアリングも応じているわけです。そこで は高洲小、高洲小と言いますよ。でもここに出すときは、それはまずいのかなと思って気を使ってやってあげたら、それはちょっとということを言われちゃっては話にならない。そういう意味で、そこら辺についてのご見解を2点お願いいたします。

◎市長(松崎秀樹君)
イニシャル問題につきましては、先ほども言いましたように、議長にお取り計らいをお願いしましたけれども、何度も言いますように、Т小といった場合に、後世の人がいたずらに類推や憶測を呼ぶということになるので、この議場でお答えするのはふさわしくないというふうに思っているところでございます。

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以上のやり取りで時間を費やし、私の質問には一切答弁がなくこの議会は終わった。
今回議長権限で、南小が削除されてしまった。多分議事録は「― ―」になって出てくるのだと思う。
そんなことをしたら、「後世の人がいたずらに類推や憶測を呼ぶということになる」のではないですか、議長さん。

一般質問

2010年06月27日 | 議会

私の6月議会一般質問の動画はこちら

件名1で学校の名前を実名(南小)であげたが削除されている。
新聞で報道されたもの…と言うより、県教育委員会が公表した事実…を議場で言う事が何故削除されるのか、納得できない。
しかし、(学校名は削除されたとはいえ)罰金刑になった先生が教頭になった経過を質問したが、教育委員会側が全く答えていないことはご理解いただけると思う。

クリック6月議会一般質問



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異物混入 その6

2010年06月26日 | 学校給食
また異物混入が発生した。
今度は食器に虫やその足らしきものが付着していた。

22日に市内中学校で配食するお皿で起きた。
現在虫等を検査機関に持ち込んで検査中だが、一体どうなっているのだろうか?
未だに保護者に対してお知らせのお手紙が出ていない。

給食センター所長が言うには、その都度お知らせを出すと、子供達が不安がるかもしれないので、現在検討中とのことだ。
「不安がるから出さない・・・。」

一体全体どういう神経なのだろう?

そもそも、未だに事故発生時のマニュアルがないということ自体がおかしな話だ。
 先月(5/24)の起きた異物混入の保護者宛への報告だ出たのが6月9日。保護者への連絡が何故こんなに遅いのか、不思議な市だ。

今回の事故、保健所の抜き打ちの検査が入ったが、事の重大さをどこまで受け止めているのだろうか?


何の為の指名停止 その2

2010年06月25日 | 入札・談合
内田洋行、プラス株式会社、ライオン事務機、岡村制作所等々を指名停止しても、それらが取り扱っている商品は結局市内業者を通して取引してしまうのだから、指名停止が意味がないことをお知らせしたが、以前からこの点につていは市民の方から疑問の声が寄せられていた。

県もこれらの業者を指名停止しているので、県の見解も聞いてみたが、市の言い分と同じで、「直接の取引は出来ないということであって、それらが扱っている品物を購入しないという意味ではない」とのことである。

指名停止をする理由は、違法行為をしたから制裁を科する意味であるはずなのに、こんな解釈では効果がないことは誰でもわかる。
違法行為をした会社の製品は、指名停止期間中は購入しないという経済的制裁を科すことで初めて効果が期待できるのではないだろうか?

行政って、結構形式だけの事でお茶を濁すことが多いが、これもその一例だ。

犬猫大好き人間集まれ

2010年06月24日 | Weblog


上映会のお知らせ

以下は頂いたお知らせ全文



今週土曜日に浦安でドキュメンタリーの上映イベントを開催いたしますので、
是非ご来場ください。

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■うらやすドキュメンタリーテークV0l.15■ 『犬と猫と人間と』上映!
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今回は、一人の猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という想いから生まれた映画、『犬と猫と人間と』を上映します!動物愛護の現場や行政による殺処分の問題に切り込み、さらには動物愛護先進国イギリスでの取材を通じ、動物たちのユーモアな姿、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩を映し出した映画です。撮影にはVol.14 『フツーの仕事がしたい』の土屋トカチ監督も参加しています。本作品を通じて、犬や猫との関わりをいま一度考えてみて頂ければ幸いです!!

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『犬と猫と人間と』
飯田基晴監督/日本/2009年/118分
http://www.inunekoningen.com/

【日 時】6月26日(土)10:30~、13:30~
☆各回上映終了後にゲストトーク予定
【場 所】浦安市民プラザWAVE101 中ホール
     (JR新浦安駅前ショッパーズプラザ4階)TEL:047-350-3101
 http://www.urayasu-kousha.or.jp/urayasu-bunka/chizu/map1.pdf
【入場料】一般999円 サポーター799円、高校生以下500円
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何の為の指名停止?

2010年06月23日 | 入札・談合
県内にある防衛省航空自衛隊第一補給処(千葉県木更津市)で備品購入を巡り不正があり、浦安市でも関連業者を指名停止した。今年4月15日のことだ。

クリック浦安市ホームページ

と言う事は、普通の感覚からするとこれらのメーカーとは指名停止期間は取引ををしないことを意味する。直接にも、間接にも取り引きはしなくなるものだと思うのだが、そこには抜け道があり、結局意味をなさない指名停止なのだ。

内田洋行、プラス株式会社、ライオン事務機、オカムラ制作所は、これまで浦安市と直接取引関係を結ぶことなど皆無だったのだ
ではどんな形でこれらの業者は市と関わっていたのか?

これらは市内の代理店等を通してものを売っているのだ。
市内代理店等とは、良く入札経過書に名前が出てくる東栄堂、高山書店、高文堂、近代、トスワーク、シブヤ事務機、モビック、三和商事等々だ。
内田洋行、プラス株式会社、ライオン事務機、オカムラ制作所などが入札経過書に出て来たことなど見たことがない。
6月議会が終了したら、過去の入札経過書を再調査してみる。
意外とあるかもしれない・・・・、随意契約で。

無意味とも言える指名停止、何のためにするのだろうか・・・?

指名停止、それも今回は1年間もの長期にわたる指名停止だ。
浦安市の入札制度は厳しいという印象を与えるには効果的だが、現状を知っているものからすれば、無意味だ。

無意味と言われて困るのであれば、市内業者を経由しても指名停止をしたところからの購入は出来ないと宣言すればよい。
そんな宣言をすれば、この指名停止は本物だ。

実名

2010年06月22日 | 議会
本日私の一般質問件名一で教頭の人事についての質問をした。
一昨年官製談合事件で逮捕・略式起訴・50万円の罰金になった当時の市教育委員会職員が、21年は市内小学校教諭になり、22年四月からは市内小学校教頭になったことを取り上げた。

事実を説明するのに私は学校名を言ったら、辻田議員から議事進行がかかり、具体的な学校名は挙げるのは問題ありと指摘がなされた。

しかし何故だだろう?

2年前、この教諭は新聞で実名入りで…年齢・住所まで公表された…事件が報道され、その名前を私は覚えていたからこそ今年4月1日付けの教員異動特報で異動先名入り新聞で(南小)で名前を見て仰天したのだ。

新聞報道され、公然の事実であることを議会で言う事ははばかれるという事なのか。
議会は何でこんなに閉鎖的なのだろうか?

後に議事録を読んだ人が、「M小ってどこの学校?」って疑問をもってしまうのでは?
Mで始まる学校は、見明川小?南小?美浜北小?美浜南小?舞浜小?5ヶも該当校がある。クイズじゃあるまし。

真面目に仕事をしている先生に失礼では。

嘘じゃないよ本当だよ その31

2010年06月21日 | うそじゃないよ、本当だよ!

6月15日のこのブログでご紹介した請願の採決があった。
採決に先立ち、私は以下の賛成討論を行った。

賛成者:広瀬明子、井原めぐみ、元木美奈子、美勢麻里
反対者:折本ひとみ、堤昌也、宮坂奈緒、西川嘉純、宝 新、田村耕作、鈴木家康、西山幸男、末益隆志、辻田明、平野芳子、小泉芳雄、山崎次雄、深作勇、秋葉要(敬称略)

請願第1号「浦安市立T小でおきた担任教諭による知的障がいのある女児への強制わいせつ事件」に関する請願の賛成討論を行います。

まず、この事件の概略を簡単に説明します。
平成15年四月、新町に特殊学級を併設したT小が開設されました。
本事件の被害少女は、新町のA小普通学級に通うお子さんでしたが、新設校に特殊学級が出来るとの教育委員会からの熱心な勧めもあり、不本意ですがT小開校とと同時に転校してきました。

新設校の特殊学級の担任は、平成14年に印西市から定期異動の理由で浦安市に赴任してきた先生でした。新しい赴任地でも問題を起こしていましたが、①本人の希望と②教職員定数上過員であった、③資格・経験が条件に合致していた等の理由で市内での異動になりT小に開校と同時に来ました。
この教諭、よくよく調べましたら、浦安市に来る前の印西市でも問題を起こしていたことが判明しています。県教育委員会もこのことは、この事件発生後の調査で把握していました。

事件は、15年7月に被害少女が学校から帰るや否や母親に「おっぱいぎゅーされた」との発言が発端でした。その後7月15日には担任を降ろされるという異常事態が発生し、学校から教諭の姿がなくなると、子供たちから堰を切ったように次々と証言が出て来ました。

翌年16年3月5日、強制わいせつ事件で起訴され、同月26日新たな事実で再起訴されて行きます。
しかし、刑事事件では一審、二審とも無罪でした。理由は犯罪の時間と場所が特定できないということでした。しかし、この二判決とも知的しょうがい者の証言能力に対する日本の裁判制度と遅れを各方面から指摘される結果となりました。

平成18年5月、被害女児とご両親は民事裁判を起こしました。
そして、平成20年12月24日千葉地方裁判所は、胸を触ったことと頭を叩いたことで、市と県に60万円の損害賠償を命じました。この判決に不服の市は控訴しました。21年1月5日のことです。この市の控訴に引っ張られるように県も控訴しました。1月15日です。

この間、この事件の第1報が私の元に届いたのが16年2月末、以来事あるごとに議会で取り上げて来ました。今日まで合計で14回も私は議会で一般質問をしてきています。
しかしどの答弁も誠意のないものに終始していました。その理由は、裁判係争中だとか、刑事事件で無罪が確定しているのに更に取り上げるとは人権侵害だとかで、全く説明責任を果たす意思は感じられない答弁でした。

以上が大雑把ですが、本事件の流れです。

次に請願の趣旨に沿って、賛成討論を行います。
請願趣旨①「これまでの事件に関する判断・対応の誤りを認め、被害少女とその家族へ謝罪すること」

事件に関する判断・対応の誤りを認めとありますが、市側に本当に判断・対応に誤りがあったと言えるでしょうか?あったとしたらどんな誤りだったのでしょうか?
誤りありましたね。この「事実は無かった」と市長は議会答弁で答えていますね。
これが誤りですね。「あったこと」を「ない」と言い切った大きな誤りがありました。
18年9月25日、「少なくとも刑事事件、二審高裁まで最終的に事実は無かったという断定をされております。」と市長は発言しています。この時市長は「人権問題、無罪になった人間に対する人権問題もあるという」とまで言いました。同様の発言を市長は19年6月29日にもしています。

しかし、この判決では、市長が議場で叫んだ人権侵害は正にこの教師が侵していたことがはっきりしました。
人権侵害をしたのは誰ですか?元教諭ではありませんか?刑事事件高裁判決が確定してもこの問題を議会で取り上げた私に対する批判として市長は「人権侵害」と言う言葉を使いましたが、人権侵害を犯したのは、元教諭です。抵抗の出来ない子供達に暴力を振るい、強制わいせつ行為を行ったこの教諭こそが日常的に学校内で人権侵害行為を繰り返していたのではありませんか。
完全に事件に関する判断の誤りが市側にはありました。
事件はあったのです。冤罪でもなく、被害少女たちの作り話でもなく、白昼浦安市内小学校特殊学級で強制わいせつ行為が、抵抗の出来ない弱い子供たちに対して行われていたことが認められたのです。
判決でここまで断罪されても「事件は無かった」と市長は言い張るのでしょうか?

当時被害者側の要求により、24項目の調査を学校側は行いました。その結果、どれも認められなかったとの結論でしたが、もうそれは通用しません。
事件に関して間違った判断をしてしまった市は、謙虚になり、ご自分たちの調査の至らなさを恥、被害者達に謝罪すべきです。

この判決では、一審判決で認められた三点と合わせると合計6つの事実が認められました。暴行の事実であり、複数回にわたり被害者の胸を触った事実であり、被害者の陰部をさわった事実であり、陰茎を見せたという事実です。これらは、一貫して被害者側は事実であると主張して来ました。実際、この事件が発覚したかなり早い時期から被害者は24項目の訴えを学校側に行い、調査を依頼しています。この24項目の中に今回裁判で認定されたことは全て入っていましたが、学校側の調査では確認できなかったとのことでした。
確かに学校側には警察のような調査権もなく、調査対象が身内の人間であったこともあり、刑事裁判でも検察官から指摘されたように甘い調査になってしまったことは否めないでしょう。ですから、裁判では市側の責任追及はされていません。
学校側の調査では分からなかったことが、今回判決を通して、多面的に事件が検証され、日時の特定が出来なくても、少女の供述や教諭の捜査段階での供述をもとに、性的虐待があったとの結論を導き出しています。
学校側が言う「事実は確認できなかった」という事は完全に否定されました。

請願の趣旨②では、
「県に事故報告書をあげ、被害児童の救済・ケアを行い、被害者家族の意見を聞き入れて再発防止策を講じること。」とされています。

こういう事件が起きた時、市はまず事故報告書を書く義務がありますね。
しかし、市は一切書いて来ませんでした。県から報告書を上げるように言われても堅くなに拒み続けて来ました。
それは、市に取っては事件は無かったからです。
今までは、この理屈も通用したでしょう。裁判で検察官から調査は甘かったのではと指摘されても、「事件はなかった、冤罪だった」との市の主張は確かに通用したかもしれません。裁判係争中でしたから。
しかし、3月24日国家権力が、裁判所は国家権力の発動です、この事件について断罪したのです。当時の校長の調査では確認できなかったことが、裁判所でしっかりと認定されたのです。
6ケの事実が確認され、結果市は330万円もの大金を支払う結果になったのですから、事故報告書を書かない理由はもうどこにもありません。もし書かないとしたら、その不作為責任を校長に追及して下さい。
どうしても、事実は認めがたいというのであれば、両論併記で書いて下さい。浦安市立小学校及び中学校管理規則52条では「事故関係者の言い分が違う場合は、それぞれの言い分を併記する」とまで決められています。判決が認めた事実と、校長はその事実を確認できないということを書けばよいではありませんか。

しかし、校長は一旦は被害者の父親に、この事件についての謝罪文を公印入りで出していました。
私はこの校長がサイン入りで出した謝罪文を、17年9月20日この議場で読みあげました。
問題教諭が暴力を振るったこと、胸を触ったこと、そして性器を見せたことの三点で謝罪文まで出していたのです。この謝罪文、私は議場で読みあげたことで校長は大分困ったようで、その後被害者保護者に謝罪文の返還を半ば脅迫的に迫る事態にまで発展していますね。
今回この謝罪文で書かれたと同じ内容の事が認められたのですから、校長が当時謝罪文を出したことは正しかったことになります。
この点でも事故報告書を書かない理由は一つもありませんね。

ところで、事故報告書とは一体何の為にあるのでしょうか?
このことについては、16年3/17に私の質問に当時の教育総務部長がこのように答えています。
「第一義的には事故の発生を把握することを目的としております が、報告内容によりましては事故の対応が必要となる場合や、継続しての状況把握が必要となる場合、また、再発防止に生かす必要がある場合などがございま す」
いくつか目的があるわけですが、その中の一つにいみじくも言っていますように、「再発防止に生かす」ことがあげられています。
事故報告書には、発生場所、当事者、事故の程度、事故の原因等、浦安市立小学校及び中学校管理規則第52条により記載事項が決められています。その内の「事故の原因」は再発防止には不可欠な要素でして、報告書がないと事故の原因を特定できず、再発防止策を講じることも大変難しいのではと思われます。
16日開かれた教育民生常任員会での本請願審査時に教育委員会の担当者は再発防止策を講じているとのことでいくつかの事例を上げていまいしたが、事故の原因を報告書できちんと上げていない現状で真の対策が取れるのでしょうか?

事故報告書は再発防止に役立つことは市の答弁で明らかになっているのですから、その意味でも、報告書をきちんと作成すべきだとの請願の趣旨は納得出来ます。

請願趣旨③「元教諭に求償権を行使し、賠償金に支払われた市民の税金を返還させること」
判決が下され、市は被害者に法定利息を付けて金員を支払ったと聞いていますが、それは当然に市民の税金です。1円たりとも無駄使いは許されません。
今回の市の支払い義務、これは国家賠償法1条によるものであり、市に不法行為責任が発生したからの支払いではなく、市の管理下の公務員よる損害を本人に代わって支払ったにすぎません。だから、市は一刻も早く本人からこの支払い済み金員を取り戻す必要がりますが、この件に関して私は5月11日に担当者にどうなっているのかを聞いています。その時、「市は、求償権を行使する方向で検討中」との回答があり、先日の委員会審査では「国家賠償法1条二項の手続き…求償権行使…を進めている」との答弁がありました。
具体的にどんな手続きに入っているのかの質疑は無かったので、詳細は分からないのですが、教諭に故意・過失による行為があったからこそ市も動いているわけです。これは裏を返せば、事件はあったことを市が認めているわけで、この限りにおいても事故報告書を作成しないことは矛盾します。

3月29日市はHP上で、上告をしない理由を明らかにしました。
そこでは、市の施設内で強制わいせつ事件が起きたことを深く反省するのではなく、

①本件事件に対する事後対応義務違反はないとの市の主張が全面的に認められた
②刑事事件に対する無罪判決を重く受け止めている
③教師による不法行為については一貫して事実は確認できなかったと主張して来た
この三点のみを強調し、六点も判決により認定されたこと、330万円もの高額の支払いを命じられたことなどは全く触れていません。
ここに至ってもこの事件は「ない、冤罪だ」と言いたげな姿勢は、裁判所の判断を何と思っているのかと疑いたくなります。

速やかにこの請願内容の実現をするよう要求し、また、議会としても松崎市長に請願内容通りの行動に出るよう要請するために本請願の全会一致での採択をお願いする次第です。

なお、この判決を導いた第一の要因は、粘り強く一貫して被害事実を言い続けた被害少女とそれを支えたご家族の信念であります。心から敬意を表します。この判決を導いた第二の要因は、一審民事判決を不服として控訴してくれた浦安市長松崎氏の行動があったからだと、今となっては松崎市長の英断に感謝していることを付け加えておきましょう。
一審の裁判内容で市が納得して控訴をしなければ、ほぼ間違いなく被害者側は控訴はしなかった筈です。裁判に費やす時間とお金は、一市民には余りにもその荷が重すぎます。一審判決の内容は、被害者側には大変不服でしたが、それまで全く認められてこなかった主張が一部でも認められたので、裁判には終止符を打つ方向に傾いていました。しかし、市側が控訴して来た以上、逃げる訳にはいかないので、最後の力を振り絞って闘って来ました。その結果が今回の裁判史に残る画期的な判決を勝ち取ったわけです。
松崎市長にお礼を言うとともに、この請願内容を実行することを議場から訴えたいと思います。


情報提供

2010年06月20日 | 内部告発
最近、実名での情報提供が増えている。
それも、若い方からのものだ。
「こんな現状で良いのでしょうか!」、「このままでは、市がダメになってしまう。」等々、どれも正義感に基づいたものである。

数がものを言う議会では、私のように無所属・無会派では決して力など持ち合わせていないことを知りながら、敢て訴えて来てくれている。
何とかご期待にお応えしなければと思う。

問題解決のカギは、議会とは何なのか、行政とは誰のためにあるのかを私自身がしっかりと把握し、ブレることなく調査研究し発言し続けることだと思う。

しかし、何と課題が山積した街なのだろうか。

庁議の公開 その5

2010年06月19日 | 情報公開
6月11日、以下の事で開示請求を行った。

●幹事会議議事録あるいはそれに類するもの/過去5年分
●部長会議議事録あるいはそれに類するもの/過去5年分

結果は、当初の予測通り「不開示」だった。
  会議内容のみならず、開催日も不開示だった。

本当に秘密がお好きな自治体ですね、浦安市は。

不開示理由は、「公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるため」とのことだが、毎度のことだが何と「やわ」な人たちなのだろうか・・・。

以下は今回不開示なった会議の概要。
表をクリックすると拡大します。




アジサイ その2

2010年06月18日 | 環境
朝起きて庭を見たら綺麗な蝶が花が落ちた小手まりの木に止まっていた。
ネット(一昔前は図鑑でしらべるのだが)で調べたら、アゲハ蝶だ。


ついでに庭のアジサイもパチリ。



アジサイ

2010年06月17日 | 環境
アジサイの花は、小雨が降る中でその静観な姿を見せてくれるのが私は好きだ。
今日は、真夏日を思わせる気候。さんさんと降り注ぐ太陽の光が眩しすぎる。だからこんな日はアジサイは似合わない気がするが、シンボルロード沿いのアジサイが目に映り、思わずシャッターを切った。
もし私に沢山の時間があったら、庭をアジサイで一杯にしたい。






議会不活性化委員会 その13

2010年06月16日 | 議会改革
昨年6月議会に市民から出された請願の一つに、「議会(委員会)の傍聴者用に資料を置いて欲しい」と言うものがあった。
至極当然の要望だが、何故かその時議会は賛成少数で否決した。

しかし、同議会で設置された議会活性化委員会でこの問題は議論の対象となり、資料を置く方向で話が進んで行った。
その結果実現したのが以下の写真のものだ。

市民の請願が一度は不採択になったが、実現した事例だ。
当時、議員の発言時間を十分に保障して欲しいという内容の請願も不採択になり、この請願に逆行するかの如くに発言時間の制限が行われているが、この点も何とか前向きの取り組みをして欲しいものだ。


委員会室コーナーに設置された傍聴者用の資料棚。
この資料があると傍聴していても審議内容を理解し易い筈だ。


資料表紙