福島原発事故は全く収束などしていない。(野田当時首相は早々と収束宣言をしたことは記憶に新しいのですが。)
原発周辺の井戸水から異常な数値が検出されていることを、参議院選挙直後に報じたことは何だか裏があるのではと思いたくなるのですが、マスコミに振り回されないで自らの力で真実を見極める力を持ちたいものです。
原発事故の真の原因も、そしてその解決策も全く見えない中、自民党は再稼働を云いだし、また原発輸出を容認しています。
その自民党が圧勝でした。
国民の選択は一体どうなっているのでしょうね。
憲法改正についても国民はその真相を知らされていないではないでしょうか。
マンガで分かりやすく発信しているサイトがありました。
(昨日の東京新聞で紹介されています。)
ちゃんと知らなきゃ大変だ
選挙に行かなきゃ大変だ
※この漫画の取り扱いは、作品をバラバラにして素材のように使うということでなく、「ちゃんと知らなきゃ大変だっ!」や「もっと知らなきゃ大変だっ!」を
そのまま配布していただけることについては大歓迎とのことです。(マンガ製作者の方から頂いたメールです。)
ドンドン拡散して下さい。
豊橋いのちと未来を守る会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎日新聞記事
マンガで読む「改憲」 福島からの避難者ら作成、ネットで反響
2013年7月24日 07時00分
自民党の改憲草案を分かりやすく解説したマンガがインターネットにアップされ、アクセス数がわずか一カ月弱で五万四千件を超え、関心を呼んでいる。作成したのは、脱原発や環境問題に取り組む市民グループ「豊橋いのちと未来を守る会」(愛知県豊橋市)。自民党が圧勝した参院選の結果を受け「自民党案が何を意味しているのか、知らないのは危険。若い人たちに読んでほしい」と訴えている。 (原尚子)
マンガのタイトルは「ちゃんと知らなきゃ大変だっ!!」。福島県郡山市から母子で避難している西田奈加子さん(40)が作画を、東京から避難中のグラフィックデザイナー渡辺亜希子さん(37)が編集を担当した。
昨年十二月の政権交代後、二人は原発推進や九条改憲の流れが強まっていることに危機感を抱く。草案について調べるうちに猛省した。「こんなに恐ろしいことを、なぜ今まで知らなかったのか」
自民党案は「国防軍」の保持を明記。現行憲法が国会議員や公務員だけに憲法擁護の義務を課すのに対し「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」との条文を新設するなど、国民の負う責任や義務を強める。国民の権利に関しても「公益及び公の秩序に反してはならない」などと制約する。
「自分たちはマンガで育った世代。子育て中のママたちも、ネット上でコマが割ってあれば、興味を持ってもらえると思った」と、マンガで訴えていくことを思い付いた。
作品では、一九条の思想及び良心の自由や、二九条の財産権について、現行憲法の「侵してはならない」から、自民党案では「保障する」と変えている部分について指摘。「(国・政府が)『保障はするけど侵すかも』とも、とれるでしょ」と説明する。
参院選公示を前に、先月二十七日に「守る会」ウェブページに掲載。それまで多くても一日二百件ほどだったアクセスが一週間で二万八千件にも上った。メールやツイッターで「知らなかった」「そういうことか」などの感想も寄せられている。
渡辺さんは「私の周囲に原発推進派なんていないのに、再稼働が決まってしまう。民意でないものが横行している」と危惧。低投票率で終わった参院選には「改憲も、投票に行かないことで許してしまってはいけないと思ったが…」と落胆する。「危機感を持つ人を増やすためにアピールし続ける。共感してもらえたら、ぜひ拡散してほしい」と話している。
マンガはタイトル名で検索するか、URL=http://nabeho.com/inomira/have_to_know.htmlで。
(東京新聞)