爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

11-11-10(木) 涙の廻戸沼

2011年11月10日 | へら鮒釣り



口やかましい女房は山の温泉場。
ゆっくりと朝寝を決め込むつもりだったが、カーテンの隙間からの眩しい陽射しで目が冴えた。
表はこの時期には珍しい大快晴、裏の田圃は初霜に覆われた。
寒そうだけど風はなさそうだし、じっとしてはおられずクルマにヘラ道具を積み込む。
行き先は西和賀町廻戸沼、秋田道を走って09:30の現着。



雲が広がりしばしば陽射しを遮ると、
体感温度は冬を感じさせる所まで急降下。
そんな中にあって寄りはすこぶる悪く、エサ打ち30分でようやくサワリ、そしてスレを連発。
8尺バランスの底、45×40、夏1+冬1+バラケ2。
ボ抜けは開始から40分、ツ抜けにはなんと2時間も要す。
エサを作り直し、タナを微調整、ハリス長も弄ってみたり、時には宙に切り替えてみたりするも、寄り過ぎるほど寄ったヘラに満足に口を使わせることが出来ないままのオラ。
万年初級ヘラ師は、今日もまた気難しさを発揮するへらぶなに翻弄される。
自分自身のあまりの不甲斐なさに、怒りが込み上げ爆発寸前。
実釣4時間、カウントはせいぜい20枚程度のまま納竿。
もう何がなんだか解からない状況に陥ったオラ。
首うなだれて家路につく道すがら、木々がすっかり葉を落とし山肌が透ける中に、一際鮮やかなカエデの紅が目に焼きついた。

 

コメント
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