本日もまた空模様は変化が激しく、陽射しと風雨とが交互にやって来る。
夕方になって風は止み雨もやっと落ち着いた。
ここ数日の強い風で周辺の全ての街路樹は葉を落とした。
これを片付け終えれば今季の道路掃除からやっと解放される。
と同時に爺様の身体は動かす機会を全く失う。
あとは炬燵の中で過ごす長くて退屈な冬が待っているだけである。
もうじき収穫期を迎えるヒラタネナシガキである。
昨年は奇形が半分を占める異常事態だったが、今年はその傾向は全くない。
爺様はここ数日中に収獲をしたいと思っている。
今日も一日いい天気、11月に入ったのに気温は20℃を超えた。
明日はさらに上昇が予想されているが、そのあとはいよいよ冬の入り口に差し掛かる。
残暑にも似た温かさの後は急激な冷え込みがやってきそうである。
今朝の岩手山、5合目付近までの積雪が確認できる。
裏岩手連峰犬倉山、三ツ石山など各ピークにも雪は見える。
八幡平アスピーテライン、樹海ライン共に終日通行止め。
秋色への発色が悪いまま落葉する街路樹、曇り空を南下して行くハクチョウの編隊。
北国はまさしく初冬の佇まい。
庭先には今日も数羽のメジロ、アケビやサルナシを啄んでいる。
明け方の気温は一段と低下して10℃、タオル1枚で頑張っていた爺様ももう布団が手放せない。
ふと気が付くと庭先の樹々がほんのり秋色に染まっている。
アケビがもうじき開いて食べ頃を知らせてくれる。
リンゴは既に早生の品種から次々に食い始めている。
と言ってもリンゴの樹は1本しかないが、高接ぎで一枝ごとに9品種が収穫できる。
今年は晩成種フジがどう言う訳か実らず、8品種だけとなってしまった。
今年の春もさらに3品種を接ぎ木したので来年がさらに楽しみだ。
今年はまじめに消毒を行い落葉病を抑え込み、いつもより味のいい実が収獲出来ている。
天候が回復、前線の北側にある北東北は清々しい乾いた秋の空気だ。
今日は暫く雲の中に没していた奥羽の山々も北上高地の山々も綺麗に見えている。
遠目ではあるが紅葉はまだ早そう、見ごろは10月に入ってからになりそうだ。
今年はリンゴもキウイも過ぎるぐらいに摘果したので何れも姿形がいい。
去年あれほど奇形が出たカキはその時の面影を留めず、これもまたいい姿形だ。
これで味が良ければいいのだが・・・。
山は雨雲に巻かれ時折パラパラと降ってくる。
昨日の局地的強雨で渇水の阿仁川では70センチほど増水。
これで残っていた野アユは本格的に動き始めたに違いない。
気温は低めに推移、このところの蒸し暑さは感じない一日だ。
今日は彼岸の入り、裏のイチジクは熟し、庭のリンゴは早生種が食べごろになった。
何れも鳥追いのCDをぶら下げた途端、あれほど煩かったカラスなどが寄り付かなくなった。
アユ釣りを終えた途端北東北はすっかり空気が入れ代わり、もはや涼しさを通り越している。
タオルケット1枚で寝ている爺様は、この秋ついに押し入れから布団を引っ張り出した。
まさしく豊穣の秋、周辺は水田も果樹ももう収穫を待つばかり。
爺様は脚立を持ち出して、大樹になってしまったイチジクに鳥追いのCDをぶら下げている。
これまでカラスなど鳥類の格好のエサ場になっていたが、今年は収穫してみようと思っている。
バイカイカリソウ、自生するのは暖かい地域に限られると聞く。
我が家では地植えを放置したままで40年は経っている。
何処から来たのか誰が植えたのか、はたまた栽培種なのか、自然界で採取したものやら不明だが、あまり増殖することもない多年草である。
リンゴの木陰にひっそりと目立たない白花を咲かせている。
今日は強い風が吹き、時折陽射しはあっても気温は20℃止まり。
炬燵を取り外したばかりの部屋は寒く、このところは再びFFストーブの世話になっている。
南の川からは好調のアユ情報が発信され、爺様もそわそわして落ち着かない。
先ずは机上を綺麗にして、アユの小物類を並べ、各種水中イトを作ってみた。
北東北解禁まであと38日。
風は止んだが今日も黄砂の影響は残り、直線距離15Km先の岩手山は全く見えていない。
視程は10Km程度かと思われ、ボケた景色を毎日見ている爺様は異常なほど瞼が重い。
開花宣言があってからは連日天候不順、何処にも出かけられないままに桜は満開を過ぎた。
泥に塗れたクルマを洗って桧木内川沿いの花見を予定していたが、今日も午後から雨予報。
除雪を終えた八幡平アスピーテラインは本日開通、樹海ラインは4/28の予定。
続いて栗駒山横断のR342、焼石岳裾を行くR397が開通すると、いよいよ春の観光シーズンが本格化する。
今日の日の出は06:56、しかし外はまだ暗い。
街路灯がともり、通り過ぎるクルマには前照灯。
体感的には判らない秒単位ではあるが、夜明けは確実に伸びてきているはずだ。
これが5分近くも伸びる2週間後には、誰しもが実感できるようになるのだ。
それにしても今年は寒中であっても氷点下2桁を窺うような寒波が来ない。
それどころか今週末にはプラス2桁の予報も出ているってのが全く異常ではある。
未明の雨は上がって二十四節気寒露は小寒い朝だ。
稲田が刈り取られると里の秋も急激に進み、寒さにも拍車がかかる。
今年の秋はあまり発色の良くないままに落葉する樹種もあって寂しい光景が広がる。
関東以南の川には未だアユ釣りの光景が見られるが、北東北はもう暖房は欠かすことができない時期になっている。
雪が来る前に爺様はこの秋もう一度だけ低山歩きをしたいと思っている。
ここももうじき刈り取られるのだろう、朝露に濡れた稲穂。
台風被害もなく、ここまでは収量が例年並みだと言う。
もう産直には新米が並べられており、昨年に比べると随分高い価格だ。
この10月、何もかもが値上がりしている。
年金生活者には辛くて悲しい豊穣の秋である。
秋彼岸、昨日に続き気温8℃の寒い朝だ。
昨日のミツバアケビに続いて5枚葉のアケビがもうじき完熟する。
リンゴもブドウも既に食卓に登っているし、我が家は今や豊穣の秋を迎えている。
本日午前中に今年6月に逝った親戚の墓参り。
年齢的には次の次が爺様の番らしい。
そろそろ終活を始めておかないと間に合わなくなる。
秋の山歩きを何処にしようかなど思案している場合じゃないと婆様がのたまうのだが。
昨夜はこの夏以降で初めて布団をかけて寝た。
その前日まではエアコンと扇風機を回したままで寝ていたことがまるで嘘のようだ。
そして今朝の気温2桁に届かず、涼しさを通り越して一気に寒さがやってきたようだ。
5ヶ月ぶりにカーペットに通電してやっと心地よい温もりを感じる爺婆であった。
台風通過後は完全に空気が入れ替わって最高気温も18℃台。
良く晴れた空の下でセーターを着込んで庭仕事をしていても、全く汗をかくことがない。
そんな中、ミツバアケビが完熟して食べごろを迎えている。