爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

15-11-17 時雨れる廻戸沼

2015年11月17日 | ヘラブナ釣り

今にも降り出しそうな空模様、それでも思い切って出かけることにした。
11:00の廻戸沼には珍しくも秋田ナンバーの先客が4名。
聞けば横手公園や湯沢など秋田県内の野釣りはことごとく不調なのだそうな。
これまでここでのオラは毎度貸切状態であった。
彼らは順調に竿を絞っている。
はたしてこの中に混じったオラは釣りになるのだろうか。
少しの期待と大きな不安の中で彼らから少し離れた北側に釣り台を出した。

8尺浅ダナの両ダンゴはこの時期ちと厳しいか・・・。
餌打ち1時間半を経過したのに、やっとジャミらしい浮子の動きが出ただけと、案の定難しい状況。
昼を回りカップラタイムを経て、生体反応が活発になってきた。
浮子の動きは1目盛り、しかしそれまでとは異なる鋭いアタリに合わせてやっと1枚目。
2時間後、上層にも魚影が見え隠れするようになるも、秋口のように派手に動くことはない浮子。
なかなか見いだせない合わせのタイミング。
ペタペタ餌でも上層のガリベラゾーンは難なく突破する。
しかし狙いのタナ1mではなかなか口を使ってくれない。
さらにタナを下げると、まだまだ活発なイモリが絡む。
曇天無風の薄暗い一日、心配していた雨が釣り台を濡らす場面も多く、そのたびにクルマに退避。
実釣3.5時間、1ボウル目の餌が尽きた15:00、カウンターは丁度20であった。
照度が落ちた中、浮子を見つめ続けた眼が痛い。
急激に萎む意欲、今日はこれまでと釣り座を畳むことにしたオラであった。
季節が進んだことで、ヘラブナ釣りがさらに難しくなった。

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15-11-06 西和賀

2015年11月06日 | ヘラブナ釣り

西和賀廻戸沼09:30、今日もまたオラ一人の貸切である。
いつものように放流資金カンパの後、北側の流入口付近に着座する。
この釣り場、我が家からは70Kmの道程は遠いけど、爺様にとって歩行距離0mは魅力である。

8尺浅ダナの両ダンゴは前回の仕掛けそのままでエサの配合もタッチもほぼ同じ。
前回と違うのは、西和賀地域の季節が進み晩秋から初冬に装いを変えていることだけ。
数投目で反応が来た前回とは明らかに異なって、全くアタリもサワリも出ない。
それでも表層のこぼれ餌に集まるガリベラが見えるようになった40分後、いきなりのスレ掛かり。
そこからポツリポツリと竿を絞るようになってきた。
食い渋りとスレ掛かりに悩まされながら午前中28枚。
妖しい空模様から、待ったなしで冷たい雨が降り出した。
クルマに退避するも30分ほどで日差しが戻る。
午後は納竿の14時まで17枚、浅ダナで良型(尺~9寸)、タナを下げると小ベラが多くなる訳の解らぬ本日の釣況。
ヘラブナは難しい・・・。

 

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15-10-30 猫沼

2015年10月30日 | ヘラブナ釣り

およそ1年ぶりにきた仕事の依頼は県南奥州市。
錆びついた勘ピュータを駆使して、なんとか午前中に作業を済ませたオラは帰途急ぎ猫沼へ。
13:00、陽射しと雨が交互にやってくる目まぐるしいお天気だけに、釣り人はいない。
成猫たちが樹上に駆け上がったり草むらを駆け回ったり活発に遊んでいる。
猫好きの常連さんたちが造った小屋の中では、生後1ヶ月ほどの子猫がミーミー鳴いている。

折角ここまで登ってきたので、雨の晴れ間を縫って竿を出してみることに。
8尺浅ダナの両ダンゴ、前回廻戸での仕掛けそのままである。
寄りは早く、数投目には9寸が乗った。
その後もカラツンを出しながら飽きない程度の釣況。
雨が上がれば風が吹き、水面にはさざ波が立ち、浮子周りには落ち葉が纏わりつく。
おまけに逆光でアタリがとり難く、餌合わせもできぬまま2時間でギブアップ。
型揃いが15は、いいのか悪いのか・・・。
来春、また子猫が生まれたら、良さげなやつを1匹持ち帰ろうかとも・・・。

 

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15-10-22 ヘラブナ・西和賀

2015年10月22日 | ヘラブナ釣り

廻戸沼10:00、今日もまたオラ一人の貸切。
静寂の中に時折ヤマガラの声、東寄りの微風、気持ちのいい秋晴れである。
いつもより北側にお座敷を構える。
8尺浅ダナ(1m)の両ダンゴ、6号関スレ30+20、餌は浅ダナ2+水1.3+マッハ2+粘麩1の柔ネバ系。
餌打ち数投でのサワリから、いきなりの消込アタリでマブ。
本命1枚目はその直後で8寸クラス。
その後は7寸~9寸がポツポツながら、前回よりはいいペースでカウンターが回る。
が、それと同数のスレと、これでもかとばかりに食らうカラツン。
手水を打ってさらに練り込み、振り込みに難儀するほどのペトペト状態で食いアタリが安定。
時間とともに変化する微妙なタッチ、それを調整しながら釣り込んでゆくが、頻発するスレは治まらない。
アワセのタイミングもまるで難しい。
間にカップラタイムを挟んでの実釣3.5時間、カウンターは48。
押し忘れがあるから確実に50枚は超えている。
しかしこれは一人貸切状態のなせる業、複数の釣り人が入った時には、こう上手くはゆくまい。
14:00の餌切れを以て釣り座を畳んだオラ、なかなか気分のいい一日であった訳で・・・。

  

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15-10-06 西和賀

2015年10月06日 | ヘラブナ釣り

錦秋と呼ぶにはいささか早い今日現在の西和賀である。
昨今の釣況が解らない廻戸沼、10:00現在はオラ一人の貸切。
先ずは沼周辺の雑木林を歩いてキノコを探すも、数株の朽ちかけたナラタケを見つけただけだった。
何やら賑やかな鳴き声、快晴微風のはるか高空をガンらしき大編隊が南下して行った。

さて8尺浅ダナ両ダンゴのヘラ釣り。
貸切だけに餌打ち10分ほどでヘラの寄りを確信。
やがて本日の1枚目、9寸の銀白色が秋の陽射しを浴びた。
しかしその後はスレとカラツンの嵐で、カウンターはなかなか回らない。
手水を打ってみたり逆にボソっ気をだしてみたりのエサ調整。
ハリス長を弄ってみたり、アワセのタイミングを変えてみたりするも、最後はいつものようにパニック状態に陥った。
実釣4時間、訳が分からない中での20枚は、いいのか悪いのか・・・。
オラにとってのヘラブナは他の釣魚に比べてあまりに難解な訳で・・・。
水中がイメージできないまま14:00とうとうギブアップ。
今日もまた爽快感を味わえぬまま、釣り座を畳んだオラであった。

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15-06-11 廻戸沼・3

2015年06月11日 | ヘラブナ釣り

 

快晴微風の釣り日和。
西和賀の山は来るたびに深まる緑。
先週咲き誇っていたタニウツギはほぼ終わって、代わってヤマボウシの白が眩いばかりである。
嵐のようなエゾハルゼミの合奏、遠く近くキツツキのドラム、判別できないほどの野鳥のさえずり、水辺からはカエルの声。
10:00の廻戸沼、今日もまたかくの如き大自然を独り占めにして、いつもの場所に釣り座を設けるオラであった。

 以下「へらぶな釣行」へ

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15-06-05 廻戸沼・2

2015年06月05日 | ヘラブナ釣り



南畑池のつもりだったが、微妙に強い風と低水位が気に入らず、西和賀まで足を伸ばすことにした。
11:00の廻戸沼には、珍しく先客がおられた。
相変わらず毛虫が這い回る湖岸、オラはおっかなびっくりで釣り台を組み立てる。
秋田ナンバーの先客は、良型が入れ食いになっていると言う。
果たして複数の釣り台を並べた時、釣況はどう変わってくるのか心配。
背面からの弱い風、絶好の釣り日和の中で4時間限りの釣りである。

以下「へらぶな釣行」へ

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15-05-27 廻戸沼

2015年05月27日 | ヘラブナ釣り



昨日までの真夏の暑さは一休み。
朝方の小雨も上がって雲は多いが風のないヘラ日和。
09:30、ゴロ寝ばかりではホントに引き籠り爺になってしまうと急ぎ釣り支度。
今日は思い切って新緑の山伏峠を越え、廻戸沼まで足を伸ばすことに決めた。

11:00誰もいない廻戸沼、南寄りの微風が僅かにさざ波を立てている。
周囲の山からは都会の騒音にも似たセミや野鳥の大合奏。
湖畔では毛虫の異常発生、うっかり木の下にでも入ろうものなら、たちまち着衣を這いまわる。
オラは東屋からも離れた中央の開けた場所に釣り座を構えることにした。

以下「へらぶな釣行」へ

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15-05-12 南畑池

2015年05月12日 | ヘラブナ釣り



西日本が台風6号の脅威にさらされている中、EHATOVの郷はまだ高曇り無風。
午後には雨が降りだすらしいからヘラ釣りは午前中勝負。
しかし南畑池に向かう途中の水を引き込んだばかりの水田には早くも雨粒の波紋。
09:30、無風の南畑池に広がる波紋を恨めしく眺めながら暫し思案のオラ。
意を決して東側の比較的浅いポイントに釣り台を出した。
グルバラ2+マッハ2、バランスの底40+35。
餌打ち開始当初からジャミの猛攻。
無駄にでかいウグイがきたり、下品なアタリでマブナが乗ったり、巨ゴイにハリスを引きちぎられたりしながら耐えること1時間半。
やっと本命の寄りを確信するも、6~7寸のチャンベ級を数枚獲っただけ。
微少な雨でも時間が経てば着衣も濡れるし、纏わりつく藪蚊にも気分は最悪。
実釣2時間、良型には巡り合えぬまま、我慢ならず釣り座を畳むオラ。
堤防周りで採り残しのワラビを1回分だけ採取。
やっと風邪の癒えたオラ、満を持してヤマメに行くべきだったかと・・・。

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15-04-23 風の台地

2015年04月23日 | ヘラブナ釣り



EHATOVの郷は春を通り越して初夏の気候。
午後にはさらに気温が上がることから、朝の涼しいうちに裏の菜園の土いじり。
あまりのいい天気に、オラは突然南畑を覗いてみたいと思った。
慌ててヘラ道具を積み込み南昌トンネルを抜ける。
12:00、誰もいない南畑池、残雪をいただく奥羽の山々を仰ぐ絶好のロケーション。
しかし下界は微風でも、さすが風の台地は釣り支度を躊躇させるほどの風と波。
それでも何とかなるだろうと、中央の籠を風除けにして釣り座を構えた。

以下「へらぶな釣行」へ

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14-11-19 廻戸沼へ・・・

2014年11月19日 | ヘラブナ釣り



冷え込みは厳しいものの静穏の朝であった。
09:30、この日を逃してなるものかとヘラ道具を積み込んで家を出る。
しかしさすがは風の台地、南畑池は微妙に西風を受けてさざ波が立っている。
こんな日には、視力の衰えた年寄りには浮子の動きがまるで解らない。
こうなりゃ少し遠いけど幾らかでも風裏になりそうな廻戸沼へ行こう・・・。
オラはそのまま西和賀方面へとクルマを走らせたのであった。

山伏峠を越えるとそこは早くも雪国の様相。
勾配のある屋根からの落雪が、この地域特有の高床住宅の軒下に小山を造っている。
釣り場までクルマの乗り入れができるのかを心配しつつ向かったのだったが、10:30、誰もいない廻戸沼の水辺に無事到着。
見渡せば名だたる奥羽の山々の中腹からは、灰色の空と同化してすっぽり雲の中。
冷たく妖しげな風が水面に雨粒を蒔きながら、何度も通り過ぎてゆく。
東屋と愛車を盾にすると幾分は西風が避けられることから、オラは急いで釣り台を設置した。
足元の石組みの中から、幾つものチャンベが走った。
新ベラが入って魚影濃厚となったらしい廻戸沼。
充分な釣果が得られるか否かは、防寒着越しに感じられる寒さと、これからさらに強まりそうな風雨とを、何処まで我慢できるかにかかっている。

以下「爺つぁまのヘラブナ釣行」へ

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14-11-11 南畑落日

2014年11月11日 | ヘラブナ釣り



朝の冷え込みは日中のポカポカ陽気を呼ぶ。
無風快晴の小春日和の中で、オラは残っているカキとキーウイを収穫した。
吹き溜まりの落ち葉を掻き集め、ポリ袋に詰め込んで腐葉土作りの下準備。
腰の痛みを堪えて午前中いっぱい働いたオラは、午後から南畑。
南畑池は微妙な風でさざ波が立ち、逆光とも相俟って甚だ釣り難い状態であった。
そんな中、オラは過日習い覚えたセット釣りを試す。
13:00開始から全く動かない浮子を見つめること2時間。
いい加減諦めかけた頃、なにやらフワフワとした浮子の動きにアワセると8寸クラスが乗った。
カチッとしたアタリはないものの、そこからポツポツ釣れだしてなんとかツ抜けはできた。
15:30、随分短くなった日が、奥羽山脈の向うに落ちようとしている。
寒さが足元から這い上がってきて、オラはそそくさと釣り座を畳んだ。
実釣2.5時間、このぐらいがオラにはちょうどいい・・・。

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14-10-30 南畑池・4

2014年10月30日 | ヘラブナ釣り



EHATOVの郷は紅葉の盛りが過ぎた。
仰ぎ見る秋田駒連峰は早くも尾根筋にくっきりの積雪。
風の台地南畑池は水面に青い空を映して本日も快晴無風。
先週末に新ベラが入って、08:30現在釣り人5名。
しかしどうしたことか酷い激渋ムード。
昨日までの荒天が災いしているのか、水温が上がってくる午後になれば復調するのか、はたしてオラはこの状況を打開できるのか。
万年初心者のオラは先行者の邪魔にならぬよう、東側の浅場に釣り座を構えることにした。

以下「爺つぁまのヘラブナ釣行」へ

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14-10-17 爆風の猫沼

2014年10月17日 | ヘラブナ釣り



昨夜からの雨は上がって陽射しが戻ったが、今度は北西風が吹き荒れている。
猫沼は紅葉がそろそろ見ごろを迎える北上市稲瀬の山間にある。
周りを囲む樹木が風を遮るはずとの思いから出かけてきたが、ここもやっぱり厳しい状況。
10:30、それでも北側の風裏になる一角に釣り座を構えたオラ。
偶然にも支障と遭遇したことから本日のテーマは「タッチ」。
殆どジャミが気にならない好環境の猫沼、少しでも理解できたらいいのだが・・・。
以下「爺つぁまのヘラブナ釣行」へ

本日の爆風は我が家周辺ではさらに激しかったようで、台風でも落ちなかった庭のリンゴ(王林)が殆ど落ちてしまった。
収穫まであと2週間ほどだったのに・・・、残念無念。

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14-10-10 玉川の池

2014年10月10日 | ヘラブナ釣り



クルマの直進性を奪うほどの強い南西風。
西の空には垂れ込める雨雲、局地的には激しい雨になっている模様。
10:00、途中から引き返そうかと思いつつも、やってきてしまった玉川の池であった。
どうやら雨域は通り過ぎ、陽射しのこぼれる秋田大仙市。
枯葉散る水面に竿を出しているのは釣友Y氏一人だけ。
見様見真似のヘラ釣りを始めて5年目のオラ、いまさら聞けない基礎の基礎。
今日はじっくりとご指導を戴くに好都合。
モジリもなくヘラの気配に乏しい中央桟橋、水面にナブラを作って元気なのはジャミばかり。
はたして・・・。

以下「爺つぁまのヘラブナ釣行」へ

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