爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

12-11-30(金) 郷愁

2012年11月30日 | ウダウダ日記



天候は下り坂、山頂付近だけを隠していた雪雲が徐々に里へと降りてきた。
今夜にはまた一荒れ来るのだろうか・・・。

小さな用事で街に出てみた。
一頃不景気風に埋もれていた街は、年末商戦が始まったことで幾分活気を取り戻した感がある。
それにしてもクリスマスソングが流れるこの雰囲気は、幾つになってもたまらなく郷愁を誘うものだ。
古き良き時代の夜の街と当時の仲間たちの顔が、オラの頭の中を去来した。

今年のカレンダーも瞬く間に残り1枚となってしまった。
このところ時の流れが異常に早く感じられてしかたがない。

 

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12-11-29(木) 岩洞湖ドーム・2

2012年11月29日 | ワカサギ釣り



激しく降るボタ雪の中を突き進むと催眠誘導にも似て、ともすれば運転感覚が麻痺しそうになるオラ。
R455外山峠、凍結こそないがシャーベット状の積雪で、時として挙動不審に陥るマイカー。
おっかなびっくり慎重に走って05:00、詰所前に到着。
前回よりは幾分早起きしたつもりだったが、ドーム各船共に既に5割ほどの入り。
オラは比較的空いているC船、桟橋側東向きに釣り座を構えた。

今日もまた出がけに全てをセットしてきているから、着座と同時に仕掛けが降りる手際の良さ。
湖底は未だ漆黒の闇の中、直ちに反応があった前回とは異なり、穂先にアタリが出るまで20分を要す。
東の空が白み始め次第に食いが立ってくるも、折からの風でドーム船が左右に大きく動く。
そんな中、欲張ってもう1仕掛けを降ろしたのがウンのつき。
たちまち酷い一人マツリを食らい、朝まづめのゴールデンタイムに、両仕掛けのPEミチイト切断を余儀なくされる大失態。
照度不足で手元がおぼつかない中、仕掛けを作り直すビーズやハリス止メなど微細なパーツを相手に、オラは一人悪戦苦闘する。
船中で盛んに聞こえる電動リール巻き上げ音、かれこれ小1時間も焦りまくったオラであった。

(以降釣り日誌へ)

 

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12-11-28(水) 秋仕舞い

2012年11月28日 | ウダウダ日記



このところ朝の氷点下は定着した感のある北東北。
昨日の初積雪が消え残る中、サクサクと霜柱を踏みしめながら、残っていた秋仕舞いの庭仕事。
伸びすぎたイチョウを強剪定、カキの徒長枝全てを切り取り、ヤマブドウの蔓を誘引した。
先日の風で吹き溜まりになっている落ち葉を掃き集め、ゴミ袋に詰め込んで腐葉土作り。
タナゴ水槽を掃除してヒーターに通電、水温を15℃に設定。
これで一通り積雪期を迎える準備は出来たような・・・。

午後はホームセンター、ワカ釣りに転用できるものを物色するも、相変わらず何も閃かないオラ。
釣具店も覗き、小物類を少し購入。
さて、エサも買ったしと・・・・・。

 

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12-11-27(火) 雪降り

2012年11月27日 | ウダウダ日記



轟音を伴って暴風雨が一晩中吹き荒れた。
明け方には厳冬期でも滅多に遭遇することのない猛吹雪となった。
窓越しに見る周辺の景色は一変、全てがコントラストを失って灰色の世界。
外に出ることも出来ず心配していた軒先の干し柿は、見事に叩き落され殆んどが傷んでしまった。



吹雪が小康状態となったところで山の湯へ。
しかしオラが途中の看板を見落としたらしく、いつもの網張温泉は本日休館日であった。
それでも近くには数多くの温泉施設があるため、目的の雪見風呂を楽しむことは出来た。
突風が巻き上げる雪煙、冬枯れのブナ林に静かに降り積もる雪、氷点下5℃カリカリの凍結路面、岩手山麓は一足先に厳冬の装いであった。

 

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12-11-26(月) 長っ尻・2

2012年11月26日 | ウダウダ日記



霞みたなびく中に見えていた山々は灰色の空に溶け込むように消え冷たい風が吹く。
時折薄日が漏れていた穏やかな一日の始まりは、時が経つほどに崩れて午後には雨になった。
北日本の明朝は今季一番の冷え込みになるとか・・・。

ワカ仕掛け作りをしようと机に材料を広げたところへ、本日もまた招かれざる客の登場。
短い冬の日の貴重な3時間、ひたすら毎度の他愛もない話を聞かされる。
悪い人間ではないだけに邪険に扱うことも出来ない叔父、この長っ尻だけが困りもの。
しかも最近は人の迷惑も顧みず、昼時だろうと平気で顔を出す。
それでも嫌な顔など見せずに、必死の思いで聞き上手に徹するオラである。
だがやはり何度も同じ話題に付き合うのは辛く、時には腹立たしくもなる。
彼の周りの話し相手は、もうオラだけになってしまったのだろうからと我慢の時間を耐えた。
年寄りの愚痴や自慢話、何れオラにもそんな時期が来るのかもしれないが・・・。
そのとき、ムコや孫たちがオラのホラ話を黙って聞いてくれるだろうか・・・。

 

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12-11-25(日) 穏やかな日

2012年11月25日 | ウダウダ日記



11月最後の日曜日、穏やかな一日である。
高台から眺める奥羽の山々には、雫石、網張、岩手高原の各ゲレンデが白く浮き上がった。
気の早いファンなら、未だオープン前のスキー場にもう出かけたことであろう。
ブッシュを掻き分け石ころを避けながらの初すべり・・・、若かりし頃のオラもそうだったから・・・・。

トンネルを抜け、冬枯れの里山を横目に西に向かう。
落ち葉が分厚く積もる雑木林、もう何処にも鮮やかな秋色は残ってはいない。
EHATOVの郷はもうすっかり冬の佇まい。
逆光の中で浮子をにらむこと3時間、オラにはただの一度もアタリが出なかった南畑池。
水に手を浸してみると、びっくりするほど冷たくて、次に寒波が来れば薄氷が張るかもしれない。
それでも柔らかな陽射しの中、オラは何故か心穏やかで釣り座を畳む。
そうだ、今日は来なかったことにしよう・・・・・、へらぶな釣りはあまりに難解で・・・。

 

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12-11-24(土) 長っ尻

2012年11月24日 | ウダウダ日記



充分な睡眠をとったのに昨日の疲れが抜けきらないのは、やっぱり歳のせいなのだろう。
冷え込んではいるが穏やかな朝、へらぶなにはもってこいの日和だけど重い腰が上がらない。
もたもたしているうちに、招かれざる客である叔父の長っ尻に付き合う羽目になった

耳にたこが出来るほど聞き飽きている毎度の自慢話が始まり、仕方なく今日もまた聞き役に徹した。
結局何処にも出かけることが出来ないままに一日が過ぎてしまった。
この地域には良質の湧き水と日帰り温泉があるだけに、その通り道たる我が家では思わぬ来訪者で時として予定が狂う訳で・・・。

 

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12-11-23(金) 法事終わって

2012年11月23日 | ウダウダ日記



両親が存命中は滅多に顔を出すことがなかった我が郷土。
葬式をきっかけにして、これまで疎遠になっていた親戚筋との交流も再開した。
法事を終えて暫し皆と歓談の後、オラは本日の一泊を返上して伊豆沼経由で帰途につくことにした。
広大な穀倉地帯大崎平野の一角、ラムサール条約登録湿地国の天然記念物伊豆沼、ここを訪れるのは数10年ぶりである。
丁度エサ場からねぐらに戻るハクチョウやマガンの編隊が次々に舞い降りてくる時刻だった。
栗駒山から吹き降ろす風もない穏やかな夕暮れ、足元から忍び寄る寒さを忘れて、オラは堤防に立ち尽くし壮大な景色に見入った。



金成ICから東北道に乗り、快調に走って17:30帰宅。
さて、明日からは冷え込むらしい。
インフルエンザのワクチン接種にでも行くか・・・。

 

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12-11-22(木) 田舎へ

2012年11月22日 | ウダウダ日記



二十四節気「小雪」の朝は、平地には雪が降らなかったもののかなりの冷え込み。
先日球根植え付けで掘り起こした花壇には、立派な霜柱が立った。
奥羽の山並みは吹雪に巻かれているのだろうか雲の中。
東に目を転ずれば、北上高地の霊峰早池峰山は晴れ上がった空にすっかり雪化粧。
この晴れ間も今日限り、明日は終日雨降りでその後は冬型が強まって寒い日が続くと言う。
そんな光景を横目に、東北道を南下して宮城入りしたオラ。
昨年末から年明けにかけて相次いで逝った両親の一周忌である。

 

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12-11-21(水) ドーム船・1

2012年11月21日 | ワカサギ釣り



05:00、玉山区薮川は氷点下4℃。
路面は凍結して不気味に黒光りするカーブ道、薄く積もった雪が潤滑剤となってまことに滑りやすい。
前を走るクルマの風圧で、粉雪がさらさらと舞い路側に吹き寄せられる。
今季初の凍結路面に、怖々運転のオラであった。

岩洞湖は未だ漆黒の闇の中にあるが、4艘のドーム船には明々と灯りがともっていた。
ワカ釣りファンの出足は早く、各ドームとも狙いのコーナーは既に満席。
オラは比較的空いているD船にもぐり込み南向きに座る。
ほんの少し東の空が白んできた05:30、予めエサまで付けて準備してきた仕掛けを降ろす。
意外にも未だ真っ暗な湖底から、直ちにあの懐かしい反応が返ってきた。
10センチの綺麗な魚体は、オラの12-13シーズン開幕を告げる初ワカであった。
ドームのあちこちからも次々に巻き上げ音が聞こえている。
もしかして今日はいい感じで釣れる日か・・・。
が、岩洞湖ドーム船はそんなに甘いものではなかったはず。
予感どおり、外が明るくなるにつれて釣況は最悪の展開。
オラがどう足掻いても、不調からを脱出することは叶わなかった。

(以降釣り日誌へ)

 

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12-11-20(火) 雪道

2012年11月20日 | ウダウダ日記



冷たく強い北西風が吹く中、晴れたり曇ったり小雨がぱらついたりと忙しい天気。
奥羽の山々の稜線は激しい吹雪に見え隠れする。
西岩手火口から湧き上がった雪煙が、外輪山鬼ヶ城尾根を越えて相ノ沢方面になだれ落ちる。
北日本は今夜から明朝にかけて、今季一番の寒気が通過すると言う。
県内各峠越え国道の殆んどは、夕方には早くも本格的な積雪となっている。

半世紀も雪道を経験しているオラだが、シーズン初めはやっぱり腰の引けたみっともない運転になる。
今週末は長距離走行の予定だから、雪道走行に少し慣れておかなければなるまい。
と言うことで明朝早起き出来たら、何処かの峠を越えてみようかとも思う訳だが・・・。

 

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12-11-19(月) 釣りがしたい・・・

2012年11月19日 | ウダウダ日記



晴れ間に誘われ庭弄りでもするつもりで外に出てみた。
昨日の雪が融けずに残っている里山から吹き降ろしてくる風がとても冷たい。
そのうち陽が陰ってきて寒さが身に染みる。
オラは堪らず家に駆け込んでストーブに噛り付く。
結局その後は、陽射しが戻ることはなく寒い一日となった。
北日本上空には一級の寒気団、どうも今週は小春日和はないらしい。

それでも午後からやって来た孫たちは、元気に外遊び。
何でも言うことを聞き甘やかし放題の爺婆だから、彼らは夕暮れになっても帰っていかない。
大騒動の末にやっと解放されたオラ、「孫かて」はやはり2時間が限界だ。
たっぷり溜め込んだストレス、近いうちに釣りで解消しなければ・・・。

 

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12-11-18(日) 初雪

2012年11月18日 | ウダウダ日記



冬型の気圧配置が強まり、朝から季節風が吹き荒れる。
すっぽり包んでいた雲が晴れた里山は、もう手が届く所までの雪化粧である。
各峠筋に設置されたライブカメラには、早くも圧雪路面の画像が映し出される。
西に向かえば奥羽山脈、東に向かえば北上高地、何処へ移動するにも峠越えを必要とする岩手県。
いつなんどき圧雪凍結路面に遭遇してもいいように、クルマの冬装備は必要不可欠の時期となった。

西の山から伸びてきた雪雲が全天を覆った14:30、我が家の周辺でもついにチラチラと白いものが・・・。
昨年から3日ほどの遅れではあったが、当地方の初雪となった。
頬にあたる風が一段と冷たくなって、明朝の峠筋は確実に凍結するはずだ。

 

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12-11-17(土) またまた雨

2012年11月17日 | ウダウダ日記



岩手山中腹に帯状にたなびく雲は、このあと数時間で雨になる前兆。
古来からの言い伝え通りに、昼前には本降りの雨となった。
この低気圧が北日本を通過して太平洋に抜けた後、気圧配置は典型的な冬型となる。
北東北にあっては、高い所では雪になるかもしれないと言う。

植菌後もう6年も経過して既に役目を終え土に還す寸前のホダ木が、もうじき雪が来るこの時期になって、最後の力を振り絞るかのように大ぶりのシイタケを発生させた。
植菌したシイタケ以外に、ジャングル状態の我が庭先では毎年何種類かが自然発生する。
しかし今年はハタケシメジ、エノキダケが少々採れただけで、全く寂しいまま終わってしまった。
楽しみにしていたヒラタケ、ナメコやフユヤマタケなど自然からの恵みを見ることが出来なかった。
この夏の異常気象が響いたためらしいが、やはり極端な気象傾向は何事においても宜しくはない。
そんな偏った気象を修正して、自然
界のバランスを保つための冷たい雨が続く北東北である。

 

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12-11-16(金) 氷点下

2012年11月16日 | ウダウダ日記

きりっと冷え込んだ朝である。
外に出てみると一面の降霜、真横から射す初冬の朝日にキラキラと輝いて誠に美しい。
当地区今季初の氷点下、クルマのフロントガラスにも氷の華が咲いた。
庭の落葉樹は、この霜で堪らず残り葉を散らした。
岩洞湖を擁する薮川地区は、昨日の-6度には及ばないものの-4℃とさすが本州一の寒さとなった。

小春日和に誘われ、初夏の頃に掘り上げておいた春咲き球根を植え戻した。
残しておいたカキとキーウイを、昼前にやって来た孫に収穫させた。
すっかり秋色を失ったEHATOVの郷は、このあと俄かに冬景色へと変貌していく。

 

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