爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

19-05-31 シロバナシャクナゲ

2019年05月31日 | 山野草



5月も最終日、天候は下り坂、陽射しは殆どなく朝から強めの風が吹いております。
海のアルプスと呼ばれる北三陸海岸の断崖絶壁に自生するシロバナシャクナゲです。
高山植物であるハクサンシャクナゲと同種と言われておりますが、この時期特有のヤマセ(冷たい海風)が厳しい山岳気候と同じ環境を作り出していることによるものと思われます。
近ごろでは見かけなくなってますが、三陸海岸にはハクサンフウロの近似種ハマフウロも自生しております。

解禁まで1ヶ月となって、日本海側の天然遡上の様子が気になる時期です。
ここまでは天然アユのパラダイスだった昔ほどではないにしても、いつもの観察ポイントでも早期遡上群を確認できていますから、昨年のような酷い状態はなく、そこそこ楽しめることは間違いなかろうとは地元関係者の弁です。

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19-05-30 ホウチャクソウ

2019年05月30日 | 山野草

ホウチャクソウも盛りを過ぎて、花を着けているものが随分少なくなりました。
綺麗に晴れてはおりますがあまり暑くはなく、平年並みの初夏の気温。

裏の田圃は本日が田植え、朝からエンジン音がしていましたが昼までに全て終了する手際の良さ。
5月の風に早苗が揺れる水面を眺めるのは実に気持ちがいい。
やがて活着した苗が水面が見えなくなるほど分結する頃、いよいよ北国のアユが始まるのであります。

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19-05-29 スズラン

2019年05月29日 | 山野草

夜来の雨が上がり、ひときわ澄んだ空気がうまい朝です。
残雪が疎らになった奥羽の山々が美しいコントラストで望むことができます。

スズランは網の目のように根を張り巡らせて繁殖、いつのまにか大きく領域を広げています。
一般に園芸種としているのは、葉先よりも長い花茎を出して咲くドイツスズラン。
我が家のは葉の外側に短い花茎を出す二ホンスズランです。
根茎部分に有毒成分がありギョウジャニンニクなどとの誤食で中毒を起こす例もあるようです。
生命力繁殖力の強い山野草だけに、我が家では他の希少種の中へどんどん侵入してくる困りもの。
花は既に盛りを過ぎてますから、近いうちに間引きをしなくてはなりません。

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19-05-28 アマドコロ

2019年05月28日 | 山野草



3日続いた時ならぬ真夏日は一休み。
寒冷前線の通過と共に天候は下降線を辿ります。
一時は晴れ間が見えましたが、もう全天にどす黒い雲が広がっています。
トロロイモのような地下茎を伸ばして増えるアマドコロ、水遣りが必要ですが今夜は雨の予報。

婆様だって時には息抜きが必要、友達と街へランチバイキング。
オラの昼飯は鍋に湯を沸かしてインスタントラーメンを作ります。
今年になって初めて家に持ち帰ったヤマメを開き陰干しにします。
玄関先に発生した数本のタケノコと共に、明日の朝の食卓へ。

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19-05-27 稗貫川

2019年05月27日 | ヤマメ釣り



昨日も暑い一日でしたが、本日はそれ以上です。
無性に川漕ぎがしたくなったオラは、涼を求めて稗貫川。
11:00、ウエーダーを履いて川に入るも、涼むどころかたちまち汗まみれ。
サカナも活性が低下しているらしく、この時期の好餌たるクロカワムシにも反応してきませぬ。
その上、眼鏡を忘れてきたオラは、仕掛けの修復にも手間取り、なかなか調子上がらず。
7寸を超える良型には全く恵まれぬまま昼飯を挟んで実釣3.5時間。
17センチ以下をリリースするとやっとツ抜け。
アユまでまだ1ヶ月以上もあるから、もう少しヤマメを頑張りたいところですがこう暑くては。

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19-05-26 マイヅルソウ

2019年05月26日 | 山野草



こう暑い日が続いては、スズランやイカリソウなどと共に足元の日陰に咲くマイヅルソウも終焉。
昨日は僅かに届かなかった真夏日でしたが、本日は余裕で30℃を突破。
明日も同様のお天気、川に浸かりに何処かへ出かけてみようかとも・・・。
鬼怒川がアユ解禁とか・・・、北東北はあと1ヶ月以上もヤマメと遊ばなくてはなりませぬ。
人間関係のごたごたの渦中にあって3週間、たまには息抜きをしなくては、身体が参ってしまいそうで。

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19-05-25 薫風

2019年05月25日 | 季節の移ろい



 

季節は巡り風薫る5月、朝早くから方々で狼煙が上がります。
この地域の殆どの小学校は運動会、下の孫も今年で最後になる運動会です。
パパが出張中、上の孫は部活、姑たちも何やら行事だとか。
そんな訳で父兄席にママだけではあまりに寂しいものですから、我ら爺婆も応援に出かけました。
本日も気温は上がり真夏日の予想でしたが、木陰にシートを広げたので気持ちのいい半日。
このところ残雪がめっきり少なくなった岩手山が住宅の屋根越しに見えています。
学校の敷地を囲む田圃には未だ活着前の早苗が薫風に揺れております。
いい季節になりました・・・、アユ解禁まで37日。

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19-05-24 キンラン

2019年05月24日 | 山野草

 
 ンラン                                        ササバギンラン   

頂きもののキンランと何処ぞの原野から採ってきたギンランが開花。
巣立ったばかりのヤマガラの幼鳥が親にエサをねだっています。
その一方で2番子の抱卵があるのでしょうか別のツガイが窓辺に設えた巣箱に出入りしています。
今日も暑くなって夏日の予想。


  ツルジュウニヒトエ

もともとは園芸品種なのでしょうが、我が家ではツルジュウニヒトエと呼んでいる花です。
手入れもせずに放置しておくとランナーを伸ばして一面に繁茂するようになります。
陽当たりの悪い裏庭の山野草に混じって、あちこちに花を咲かせる帰化植物の一つです。

我が家の3坪菜園にキュウリ、トマト、ナスなどありきたりの野菜苗を買ってきて植えつけます。
これらが収穫適期を迎える頃は、周辺農家も最盛期であり、産直で一山100円で買えるようになります。
したがってオラなら何ぞ希少種か、ワラビなど山菜を植えたいといつも思うとります。
しかし婆様が頑として譲らない訳でして・・・。

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19-05-23 シバザクラ

2019年05月23日 | 季節の花



本日は温かさを通り越してもう真夏のような暑さです。
遅咲きのシバザクラ、歩道との境に暫くの間咲き続けてましたがさすがに終焉です。
朝方、風が出ぬうちにと、リンゴを始めとする庭先の草木に殺虫剤と殺菌剤の散布。
ついでにリンゴの摘果、風で傷んだブドウとブルーベリーの枝を切り出して挿し木を試みます。
玄関前のいたる所から発生し始めた淡竹のタケノコも採取。
タナゴ水槽の掃除、園芸バリカンで徒長した生垣の整枝。
なんやかや結構一日中外仕事が多かった爺様、少し日焼けしたかも・・・。

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19-05-22 オダマキ

2019年05月22日 | 季節の花

大雨を降らせた前線が洋上に遠ざかり天候は劇的に回復。
等圧線の傾きも穏やかになると風も微風に変わっています。
雨上がりの晴天、二十四節気小満も過ぎますと庭先は初夏の装いを濃くしております。
明るい陽射しを浴びて敷地内のあちこちに飛び火したオダマキも花盛り。
一方キウイフルーツの未だ柔らかい結実枝の暴風被害は思った以上に多くがっかりです。

さて今回の豪雨で各河川共に水位は一気に上がりましたが引くのも早く、遡上アユにも放流アユにも影響は少なかったかと思われます。
今年は共通遊漁可能の県内全河川を歩きたいと思っていますが・・・どうなりますやら。
とにもかくにも解禁まで40日です。

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19-05-21 ワスレナグサ

2019年05月21日 | 山野草

一晩中あばら家を揺すって吹き荒れた爆風は静まり、替わって雨が強まります。
北東北各河川は軒並みの増水となっています。
タイミング悪く稚アユの放流日となっていた河川にとっては少々厳しかったかもしれません。
しかし秋田河川など天然遡上にとっては、最上流部でも期待できる良い結果を招くものと思われます。

激しい雨に叩かれて泥跳ねのワスレナグサです。
明日からは暫くの間、晴れ間が続くようです。
日に日に緑を濃くする庭先、少しずつアユ釣りのイメージトレーニングを始めたオラであります。

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19-05-20 チゴユリ

2019年05月20日 | 山野草

強風注意報の出ている県内であります。
イカリソウやアマドコロに混じって足元に咲くチゴユリをも強烈に揺すって西風が吹き荒れています。
頭上では未だ柔らかいキウイの結実枝が容赦なく折れること折れること。
どうしても風が強いこの季節、ある程度の枝折れは覚悟しなければなりません。
しかしもうじき開花の蕾の着いた枝が無残に倒されてゆく様を見るのは辛いところでもあります。
北東北アユ解禁まで42日。

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19-05-19 レンゲツツジ

2019年05月19日 | 季節の花



このところ訳あって遠くへ出ることができませぬ。
かと言って、家に篭っていても何もすることはなく、暇をもてあそんでいるだけなのですが。
里のレンゲツツジが咲き誇る季節、そろそろ残雪の山を歩くにも良い頃合いです。
今年こそは春山を歩きたいと思っておりましたが、それもなかなか無理そうであります。
暖かい風が庭木を大きく揺すって吹き荒んでいる光景を眺めています。
ボーッとしてひたすら残りの人生を過ごしているだけのオラであります。
なんとかしなくては・・・。

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19-05-18 ヒトリシズカ

2019年05月18日 | 山野草

お隣では既に咲き終わっているのですが、我が家のヒトリシズカはようやく開花。
オラはひっそり足元に咲くこの草花をどの花よりも愛しく思うのです。

昨日に続き今日も夏日の予想。
北上高地から吹き下ろす東風がフエーン現象気味で、とても暖かな一日であります。
今朝ようやく炬燵を仕舞い込みましたが、驚くような寒さはもうやって来ないでしょうね。
午後8ヶ月ぶりに仕掛けをつないでアユ竿を伸ばしてみました。
東北解禁まで1月半を切りました。
早く腰を治さなくては・・・。

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19-05-17 ノビネチドリ

2019年05月17日 | 山野草



ノビネチドリ(伸び根)、根を伸ばして増える育てやすいラン科の山野草です。
クマガイソウの葉陰でいつのまにかひっそりと花を着けています。
少し強めの風があるのでさほど暑さは感じませんが、昨日に続き夏日になりそうな気配。

朝の涼しいうちにと、脚立を出してリンゴの摘果。
今年は高接ぎの枝に見事7種の結実をみました。
あとは斑点落葉病や褐斑病などに注意しながら、実の肥大を楽しみたいと思います。
そう言えば今年の淡竹タケノコ第1号は玄関の真ん前に発生。
さっそく昼めしのおかずにしましたが、この後張り巡らした地下茎からあらぬ方向に発生してきます。
毎年のように楽しいような不安なような複雑な気持ちで観察を怠らないオラなのでありまする。
もうそんな季節、これもまたアユ釣りが近づいたことを知らせてくれる指標の一つなのです。

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