爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

16-10-31 初氷

2016年10月31日 | 季節の移ろい

岩洞湖を擁する薮川地区は氷点下6度台。
平地でも氷点下0.3度となって裏の田畑は真っ白な降霜。
窪地の水溜りにはシャーベット状の氷片が浮いた。
朝の散歩、いつもより少し足を伸ばした里山は、急速に晩秋の装いを見せ始めていた。

晴れ間があったのは朝のうちだけ、昼前には雲が広がって寒風が吹き荒れる。
ハラハラと枯れ葉を散らす木々、庭先には吹き寄せられた幾つかの枯れ葉の山。
もうじき表の通りが透けて見えるようになる。
午後になると天候はさらに下り坂、そしてとうとう冷たい雨が・・・。

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16-10-30 セイダカアワダチソウ

2016年10月30日 | 季節の移ろい

天候回復の里は秋真っ盛り。
陽が射してきたところで、今日もまたカマキリの卵嚢を探しに出かけた。
昨日とは違う場所、帰化植物セイダカアワダチソウが繁茂する不整地に分け入ってみる。
そこでもやっぱりヨモギの地上高20~25センチの箇所でしか見つからない。
もしも大雪の冬であったなら、もともと数を減らしているカマキリは全滅の危機となる。

午後は子供たちがやってきて、裏の水路を網で掬って小魚獲り。
前回偶然獲ることができたヌマチチブ(?)が欲しかったようだが今日は不在。
いつかこの子たちがアユ釣りにのめり込んでくれることを願いつつ、寒風吹く中で手を貸したオラであった。

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16-10-29 カマキリのご託宣

2016年10月29日 | 季節の移ろい

カマキリの卵を探しにいつもの荒地に出かける。
自然界のカマキリの数が減って、今年もまた探し出すのに一苦労。
ススキの茎にやっと見つけ出したのは、去年同様に驚くほどの低位置だった。
去年はまさしく暖冬少雪を的中させたが、当地は今年もまた同じような傾向を辿るのか。
しかし地球規模からみた列島は厳寒酷暑を予感させるラニーニャ現象の真っただ中。
とすれば今年のカマキリの卵は厳寒少雪を暗示しているのかもしれない。
これまでも生き物の本能に基づく観天望気は、季節の天候傾向を高確率で言い当てている。

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16-10-28 猫沼

2016年10月28日 | ウダウダ日記

雲は多いながらも風はなく、今日こそは猫沼日和である。
今年初のヘラ釣りもさることながら、いい子猫が居たら拉致して来ようというのが主目的。
一年ぶりの猫沼は住人がかなり増えていて、親子合わせて10数匹の大家族になっていた。
しかし子猫の多くは生後半年が経過して既に野生化が進み、警戒心が旺盛で家庭での飼育は難しい状況。
したがって今日のところは持ち帰りは諦めて、来春生まれる子に期待することに。

と言うことで、折角来たのだからと釣り支度。
釣り座を整え餌を作りいざ仕掛けを繋ぐ段になって、万力をはじめとする殆どの仕掛け類を忘れてきていることに呆然とするオラ。
結局、何も出来ぬままにカラ戻りとなった訳で・・・。
色付き始めた里の秋を愛でる往復2時間半のドライブだけに終わった一日であった。

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16-10-27 早池峰

2016年10月27日 | 季節の移ろい

概ね秋晴れだがこのところ風の強い日が多い。
クルマにヘラ道具を積み込んで少し走り出したところで、一陣の風が巻き上げる落ち葉が目に入るや、意欲は急速に萎んで引き返してしまったオラである。

奥羽山系ばかりではなく、霊峰早池峰山を擁する北上高地の稜線にも、近ごろはちらっと白いものが見られるようになった。
北日本週間天気予報欄には、雪マークの出現が顕著になった。
もうじき隣県に至る山岳道路の殆どは冬季閉鎖に入る。
須川、藤七など雲上のいで湯が楽しめるのはあとわずかである。
という訳でもないが、今日は温泉気分な訳で・・・。

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16-10-26 現場を離れて・・・

2016年10月26日 | ウダウダ日記

雨は一晩中音を立てて降り続いたが、夜明けとともに嘘のように晴れ上がった。
南寄りの温かな風、もうじき11月になるとは思えぬほど気温はぐんぐん上がる。
山間の小道はたちまち乾いて、今日もまた30分ほどの速足散歩。

午後、たまには家電量販店でも冷やかすかと出かけてみる。
それぞれのコーナーの殆どはまさにデジタル商品全盛。
かつて電気技術者として指導的立場にあったオラ、恥ずかしながら今やそこに並ぶ商品がいったい何するものか全く解らない。
タブレットを手に取ってみたかったのだが、知ったかぶりして変な質問でもしてしまうと余計に恥をかきそうで、電気こたつのコードを買っただけでさっさと店を出る。
電気の現場を離れて10年足らずだが、この業界の進歩は凄まじいばかりだ。

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16-10-25 落ち込む季節

2016年10月25日 | 年寄りの愚痴話

冷たい風と鉛色の空。
いつ氷雨が降り出してもおかしくない空模様。
腹の塩梅が今一つで、今日は一歩も外に出てはいない。
16:00を回ると、机上はもう電灯が必要となる。
このところ何もすることのない辛さを嫌と言うほど味わっているオラである。
やりたいことは山ほどあるのに、面倒を嫌ってそれらに着手出来ずにいるのはやはり歳のせいなのか。
それにしても、このまま朽ち果ててしまうのも悔しい訳で・・・。
いつか何処かでエネルギーを充填しなければと思いつつも、なかなか腰が上がらない今日この頃である。

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16-10-24 アユ釣り後遺症

2016年10月24日 | ウダウダ日記



少し脚を伸ばした散歩コース、カモ類の数が増えている近くの池の畔を巡ってみた。
明るい日差しの下、針葉樹とようやく色付き始めた広葉樹の対比を暫し楽しんだ。
今日はくっきりと姿を現している奥羽の山々。
尾根筋にはわずかに雪が見えるも、根雪となるのは未だ先のこと。
それでも本日もまた八幡平越えの山岳道路は終日積雪閉鎖になっているとか。

アユ竿を置いて丁度1ヶ月。
シーズン終盤から酷くなっていた右肩の痛みがようやく和らいできた。
潤滑油が切れたかのようにぎこちなかった腕の上げ下げがだいぶ楽になった。
これなら尺ベラの引きにも対応できそう・・・。
やっと子猫を見に行くことができそうである。

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16-10-23 二十四節気霜降

2016年10月23日 | 季節の移ろい

朝方の霧が上がると今日もまた秋晴れ。
昨日霜が降りたEHATOVの郷、今日は季節の節目二十四節気「霜降」。
部屋には冬越しのカメムシが入り込み、カーテンにしがみついていたり油断できない。
紅葉前線は既に里に到達、散歩道では意外な場所で意外な美しさに出遭ったりする。
暖かい日差しの下では、今日現在は動きは鈍いながらもまだトンボもチョウも飛び回る。
冬の入り口に差し掛かっている北国は、名残を惜しむ夏の命の発見もあるのだ。

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16-10-22 初霜

2016年10月22日 | 季節の移ろい

朝の気温1℃台。
EHATOVの郷にはさらりと初霜が降りた。
それほどきつい霜ではないだけに、カキもキウイもまだ葉を散らしてはいない。
陽が射し始めると霜はたちまち消滅して、何事もなかったようないつもの秋晴れである。

風もないことから今日も庭仕事。
裏の緑地に積み上げて置いた腐葉土を掘った。
既に冬眠に入っていたらしいアオダイショウが迷惑そうに這い出してきた。
本格的な寒さが来る前に、新たな巣穴に入って欲しい我が家の守り神である。

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16-10-21 冬将軍そこまで

2016年10月21日 | 自然観察

家の中の建具をカタカタ言わせて、季節風が一晩中吹いた。
一段と冷え込んだ朝、奥羽山系にはかなり低い位置まで予想通りの積雪が見られた。
雫石スキー場滑降コースの上部が白く浮かび上がっている。
八幡平アスピーテラインと樹海ラインは終日閉鎖。
北海道では各地で初雪初積雪が観測されているらしい。
道内の旅を楽しんでいるらしい某氏・・・、もう帰っているのかな。

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16-10-20 山のいで湯

2016年10月20日 | ウダウダ日記

冷たい雨混じりの強い西風はまさしく季節風そのものだ。
時に枯れ葉を散らし激しく舞い上げ、時に道端に濡れ落ち葉の厚い堆積を作る。
標高800mから眺める岩手山鬼ヶ城尾根は雪雲の中。
本日はまだ気温が高いが、明朝には尾根筋に積雪が見られるかもしれない。
山上のいで湯も温度調節が間に合わず、露天風呂は適温をかなり下回ってしまった。
アユ竿を置いてまだ1ヶ月も経っていないのに、間もなくこの付近は雪に埋もれる。

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16-10-19 里の秋・2

2016年10月19日 | ウダウダ日記

山岳の稜線から始まった秋は、既に平地まで降りてきている。
近所の公園も3日前に比べると秋色は一段と進んだ。
暖かく穏やかな日和、弁当を広げ楽し気な親子が微笑ましい。

今日もまた高空を行く渡り鳥の編隊。
東京五輪ボート競技開催が俄かに真実味を帯びてきた長沼、伊豆沼方面を目指しているのか。
次回帰郷の際には、改めて眺めてこようかと・・・。

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16-10-18 有料トイレ

2016年10月18日 | トイレの話



久々にトイレの話である。

先日クルマで田舎へ向かった時のことであった。
この日、寝冷えで腹具合が今一つ。
家を出る前にしっかり出してきたはずなのに、またしても急を要する便意。
田舎の村にも近ごろは水洗が普及、爽やかトイレなるものもあちこちに出来ていた。
おかげで最悪の事態は避けられ用事を済まし、さてと腰を浮かしたところ、ズボンの尻ポケットからチャリンチャリンと硬貨が落ちた。
それはウン悪く和式便器上の未だ流していないその部分に突き刺さった。
いつもよりかなり緩めのウ〇コだったこともあって、さすがに手を伸ばすことはできなかったオラであった。
しかし比重の大きい硬貨は水を流すことで残るはず、しかも田舎だから水圧も弱いはずだと読んだ理系のオラは躊躇なくハンドルを捻った。
予想に反してかなりの水圧で、あっという間に全てが流れ去った。
尻ポケットの残り金額から、流失したのは350円と判明。
20代の頃、汲み取り便所に財布ごと落として以来、半世紀ぶりの失態であった。
有料トイレは、先日の山小屋トイレの協力金100円以来である。

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16-10-17 ホトトギス

2016年10月17日 | 季節の花

北国の空、盛んに渡り鳥の南下が見られる。
昨夜は月明かりの中を鳴きかわし通過するコハクチョウの一群があった。

明けて今朝は暗い小雨模様。
しかし次第に回復して午後には陽も射すようになった。
先日残した庭仕事の跡片付け、ついでに男手のない隣家の庭にも少し手をかける。
季節風のハシリとも思える西風が汗ばんだ背中に心地いい。
庭の片隅に遅れて咲いたホトトギスが数輪。
もうじき花らしい花は消え、初霜とともに枯れ葉散る季節がやってくる。

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