爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

14-03-31(月) 名残雪

2014年03月31日 | ウダウダ日記



一晩中我が家の天井をきしませて西風が吹き荒れた。
夜が明けると外は一面の銀世界。
シトシト降りだった雨は、いつしか湿り雪に変わっていたらしい。

雪雲の隙間から覗いていた青空が、次第に大きく広がって明るく温かい陽光が射し込む。
名残を惜しむ僅かばかりの新雪は、瞬く間に昇華して空に吸われていった。
庭先では時折風向きの定まらない旋風が巻く。
濡れそぼって地面に張り付いていた枯葉がたちまち乾き、パラパラと宙天高く舞い上がった。
黒土を割って発芽したばかりの山野草が、一段と彩りを濃くしたような気がした。

 
                                 アマナ                                   ヒヤシンス

 
             ユキノシタ                                   サクラソウ


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14-03-30(日) 雨・・・

2014年03月30日 | ウダウダ日記

 
            フキノトウ                                     クロッカス


 
            クマガイソウ                                   オキナグサ


昨日よりも10度も低い気温と、次第に密度を増す雨に気分は最悪。
一旦収束して落ち着きを見せるであろうと思っていた県内河川も、雪シロがさらに加速して大増水。
当分の間はヤマメ釣りなどできそうにない状況にある。

昨日の庭仕事のせいで腕と腰に筋肉痛。
表の道を走るクルマの水飛沫の音を聞きながら、机の上に渓流小物類を並べてみたが、今日は仕掛け作りにも気分が乗らない。
今年のオラには体力も気力も衰えが感じられる・・・。

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14-03-29(土) +20℃超

2014年03月29日 | ウダウダ日記

 
                    ショウジョウバカマ                              クリスマスローズ
 

 
             フクジュソウ                                   カタクリ

この数日のうちでは最も温かい日となった。
沿岸部では20℃超、北東北の3月としては滅多にないことだ。
ツルハシとスコップを持ち出して久しぶりの庭仕事、少し動いただけでもじっとり汗をかく。
庭のあちこちからは盛んに春の芽吹き。
今日も高空を行くハクチョウの大編隊。
雲が多く天候は下降気味、明日は雨かも・・・。

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14-03-28(金) 雪が消えて

2014年03月28日 | ウダウダ日記

 
                    シュンラン                                 キクザキイチゲ

 
              クリンソウ                                    ミヤマオダマキ

本日もまた温かで穏やかな一日。
高空を北に向かう渡り鳥の編隊、昼前に3回も空を見上げたオラであった。
庭先の雪はもはや跡形もなく、乾いた落ち葉を持ち上げて各種山野草が芽を出していた。

北東北の有名河川は軒並み雪シロ大増水、平年に比べて半月も早い。
これがある程度落ち着きを見せるまでは、ヤマメ釣りは沿岸小河川に的を絞らざるを得ない訳で・・・。

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14-03-27(木) 山の出湯

2014年03月27日 | ウダウダ日記



 

風がなくいい天気。
春休みの孫たちを連れて雪遊びを兼ねて山の温泉へ。
遠目では今日も薄ぼんやりの奥羽の稜線だったが、近づくほどに際立つ雪山のコントラスト。
4月中旬を思わせる陽気に、雪質は水分たっぷりのザラメ状に変化。
シーズン終盤とは言え今時の網張スキー場って、こんなにも空いているのか。
青空をバックに気持ち良さげに連続小回りで降りてくるスキーヤー。
我らファミリーは、邪魔にならぬようにゲレンデ片隅の斜面でソリ遊び。
一汗掻いた後は秋田駒連山烏帽子岳を遠望しながら露天風呂に浸かる。

帰り道に松ぼっくりのアイスクリームに舌鼓。
孫たちはソリ遊びに飽き足らず、今度はスキーをしたいと言う。
今のうちなら爺様もお付き合いできそうだが、全て処分してしまった道具を再び買い揃えるのがまた大変だし・・・。

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14-03-26(水) 黄砂?

2014年03月26日 | ウダウダ日記


朝日が妙に紅い。
晴れているのに奥羽の山々がぼんやり煙って息苦しい景色。
クルマのガラスに塵埃がねっとりと付着、汚れた大気が沁みて涙目になっているオラ。
西よりの風がアジア大陸からの招かれざる客、「黄砂」を運んできた。
気温が2桁に上がって3日目、北国もめっきり春らしくなった。
農耕地の雪は一晩で随分消えてしまった。
庭木の枝の下で、なにやら羽虫の群舞。
解禁から1ヶ月が経過、この雪シロ出水が一旦落ち着くのを待って、一度川へ出かけてみよう。

 

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14-03-25(火) ガラチョー

2014年03月25日 | ウダウダ日記


春らしい日が続き、農耕地の雪はどんどん消えてゆく。
岩洞湖も開けた穴が殆ど塞がらなくなり、ついに3/27限りで氷上が閉鎖されるらしい。
この冬のワカ釣り、仲間たちはまずまずの釣果に恵まれた中にあって、オラにとっては最悪のシーズンとなった。
もともとたいして上手ではない釣技、加えて加齢による反射神経や気力体力の衰えは否めない。
最もいけないのは、改良仕掛けと称して自作したモノで1シーズンを過ごしたこと。
最終釣行で、某仲間から譲り受けた市販仕掛けに替えた途端に釣況が上向くと言う・・・、オラが作ったモノはとんだ改悪品であったらしい。
見かけがほぼ同じでも、微妙な部分で何かが違うことを明確に思い知らされたのである。
さらには旧態依然としたオラの釣りテクニックでは、サカナが素直だった昔とは違って、近代釣法が克服した食い渋り対策も超軟調穂先の使いこなしにも対応が難しいことが判明。
オラの釣りは今後如何に鍛錬しても、現状維持が出来ても進化することはない。
近代釣法を体得できぬまま、同様に激渋ワカに弄られ続けたご同輩も含めた古式釣法を、ここに愛を込めて”ガラチョー”(ガラパゴス釣法)と命名することにした。

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14-03-24(月) 気温2桁に

2014年03月24日 | ウダウダ日記


朝から温かく気温は急上昇、昼前には2桁に届いた。
軽装で外に出ても寒さを感じない。
雨樋を伝う軽快な雪解けの音、見る間に屋根は乾き庭の残雪は痩せ細っていく。
裏の日陰のザラメ雪もすっかり緩んで、一足ごとにズボズボと沈み込む。
道端の用水路の水量が増し、冬の間に溜まってしまったゴミを勢い良く押し流した。
開花はまだ4週間も先ではあるが、路側のソメイヨシノの蕾が心持ち膨らんできたような気がする。
シジウカラのつがいがアオモリトドマツの幹に架けた巣箱を何度も覗きに来ていた。

岩洞湖氷上、本日も営業中だとか・・・。

 

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14-03-23(日) よく晴れた一日

2014年03月23日 | ウダウダ日記



爆弾低気圧は遠ざかり、よく晴れた穏やかな一日となった。
熱エネルギーの高まりを感じさせる太陽光、直射を浴びて地面から立ち昇る湯気。
今朝方またしても地表を覆った新雪5センチは、たちまち昇華して消え失せた。
執拗に降り続けた春の雪も、今度こそ最後となろう。
オラのワカ釣りも昨日が最後、誰に誘われてももう出かけることはない(はず)。
週明けにはさらに気温が上がると言う。
秋田渓流も解禁したことだし、今度こそヤマメへのモード切り替え時期である。

 

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14-03-22(土) 岩洞湖・14 最終釣行

2014年03月22日 | ワカサギ釣り





物置の奥に片付けたワカ道具を再び積み込み、岩洞湖に遠来の釣友を迎える。
やっと春めきが感じられるようになっていた外山街道も、このところの荒天続きですっかり真冬の様相。
路側には排雪の山ができ樹木には厚い綿帽子、路面はカチカチに凍結してクルマの直進性を奪う。
5割ほどの入りの小石川Pに比べて、近頃人気のわらびPは既に満車状態。
数mも水位が下がって傾斜がきつくなった坂道を降りて氷上に出る。
20~30センチの積雪を漕ぎ対岸付近で試掘数発。
水深16m、ここぞのポイントにテントを設営。
目標値は夫々30尾、釣り談義に興じながら一日まったりと過ごすつもりの我ら3人組なのである。

(以下釣行記へ)

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14-03-21(金) 二十四節気「春分」

2014年03月21日 | ウダウダ日記



北三陸沿岸に大雪をもたらした低気圧は北海道沖に遠ざかった。
今朝の内陸部は湿り雪10センチ、着雪による電線や樹木への被害が心配されたが、それも昼過ぎには殆どが消えてしまったようだ。
週明けの気温は急上昇、関東方面では桜の開花が発表されるに違いない。

渓流仕掛けを何組か作成してベストに収納。
毛ばり巻きはもう少し後にしよう。
あそこの川端の雪が融けるのを待って、先ずはイタドリの虫を捕ってこなくちゃ。
週明けにいい釣り日和をみつけて、一度行ってこようかと・・・。

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14-03-20(木) 春呼ぶ大雪か

2014年03月20日 | ウダウダ日記



彼岸の中日を前にして北日本各地は雪模様

朝方の粉砂糖をまぶしたような細雪に始まって、時の経過と共に大粒のベタ雪に変わった。
その降り方は次第に強まりをみせ、夕方にはまるで豪雪地帯でもあるかのような情況を呈してきた。
この後低気圧はさらに発達して、明日の太平洋側は春を呼ぶ恒例のドカ雪になる気配濃厚。
気温はプラスサイドにあるだけに長く残る雪ではないが、まったくよく降る雪である。
道路向かいの建物が霞んで見えなくなるほどの激しい降りに、近頃オラの中で芽生え始めたヤマメ釣りへの意欲は一気に萎んでしまったのであった。

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14-03-19(水) 気の揉める季節

2014年03月19日 | ウダウダ日記



随分早くなった夜明け、何処からともなく聞こえてきた渡り鳥の鳴き交わし。
急ぎ
表に出て快晴の空を仰ぎ見るも、眩しい明るさの高空に北帰行の一群は見つけかねた。
EHATOV の郷もこのところめっきり春めいて、既に北帰行準備は始まっており、屋根すれすれに飛ぶハクチョウたちの姿を見かける機会が多くなった。

昨日の雨で北東北各河川は軒並み増水。
これは一時的なもので、このまま雪シロ最盛期へ繋がるとは思えないが・・・。
ふと某南国の河川堰魚道の水中動画をクリックすると、そこにはひしめく無数の遡上アユ。
1ヵ月後には北緯40度の川でもこの武者震いが出そうな光景が見られるのか。
いよいよ気の揉める季節の到来である。

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14-03-18(火) 温かな雨

2014年03月18日 | ウダウダ日記



四国から桜開花の便り、北国は朝から温かい雨になった。
関東では「春一番」が吹いたとの報道。
順調に季節はめぐり、日本列島は確実に春の気配。
家の周りの雪もだいぶ消えて、再び黒々とした地面が露出した。
山沿いの小沢には濁りが入り、河川水位の観測点では少しずつ増水がみられる。

2ヶ月間積みっぱなしのワカ道具をクルマから降ろす。
物置の棚から渓流道具を取り出し点検してみる。
渓流竿を伸ばしてヒュンと振ってみた。
澄んだ流れを割って銀白色が飛び出す光景が一瞬頭をよぎった。

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14-03-17(月) 岩洞湖・13

2014年03月17日 | ワカサギ釣り


昨日の湿り雪が心配で出発を躊躇していたオラ、釣友からの岩洞湖静穏情報を貰い、残り少ないチャンスとばかりに重い腰を上げる。
08:30、平日とてあまりに少ない釣り人にワカ釣り終焉間近を感じつつレストハウス到着。
湖面はさらに下がって、一頃に比べてアプローチはかなりきつくなっている。
スノーシューを着けたオラは、釣友の待つ階段下の沖200mを目指して悪雪を漕いだ。

(以下釣行記へ)

画像は朝の米内川、次回からはヤマメ釣行か・・・。

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