桜前線がいよいよ東北入り、あと10日もすればこの辺でも開花が宣言される。
麦畑の緑が映える明るい陽射し、しかし遠く奥羽の山々は春霞。
繁殖期を迎えている小鳥たちの甲高いさえずり、そよぐ風に乗って土の匂いが鼻をくすぐる。
子供たちを連れて春を見つける散歩は、暖かさを通り越して汗ばむほど。
このところ月日の流れは妙に速く、年が改まってからあっという間に3ヶ月が経過。
暦の上での「春」は早くも中盤に突入してしまった。
当地方この冬はとうとう「真冬日」と言うものがなかったような・・・。
午前中は何とかもった天候も午後には小雨。
乾燥状態にあった大地にとっては久々のお湿りである。
生垣のイチイの花粉が付着したクルマのボディも綺麗に洗い流されるだろう。
この雨、渇水傾向になろうとしている河川にも何らかの変化を与えるものであって欲しいが。
クルマの12か月点検。
4年目ともなれば結構費用がかさむ。
うっかり予定に入れてなかっただけに、ここでの21,000は年金爺様には痛い出費だ。
これで暫くは水が滲みてくるウエーダーで我慢しなくては・・・。
昨日に引き続きヤマメ釣り。
もうしっかりとしたウグイスの声が聞こえる気仙川下有住地区。
雪シロが殆どなかっただけに、流れは早くも渇水傾向を示している。
雪シロに乗って降海するヒカリ、こんな年はいったいどんな生態を示すのか。
今日の釣行は1尾でもいいから今季の初ヒカリに出逢えることが目標。
11:00、気温は2桁、水温ももう充分に上がっているはず。
かつていい釣りができたことのあるテポドンポイント、第1投・・・。
以下北の奔流(ヤマメ釣行)へ
久々に気温が上がってポカポカ陽気。
急に思い立って稗貫川へと走る。
10:30の遠安水門シモ、水量水色水温共に申し分なし。
しかし近くで採ったイタドリ虫を餌に、小1時間浮子釣りを試すも魚信ゼロ。
昔から稗貫川の適期を測るのは難しい。
決して魚影が薄い訳ではなく、ある時期が来ないと全く食いが立たないのである。
やはりここは4/中旬以降の川らしい。
北の奔流(ヤマメ釣行)へ
朝は氷点下4℃まで下がったが、微風快晴の北東北は気温上昇。
庭先では霜柱が融けて崩れた地表をもたげてエンレイソウが発芽。
頬を撫でる風はまだ冷たいが、先日発芽したばかりのカタクリにはもう蕾が認められる。
解禁から1週間を経過した隣県渓流。
融雪による高水は少しずつ落ち着きを見せている。
この時期のヤマメ釣りにはまるでご無沙汰のオラ。
以前のヤマメ仲間もそれぞれ出不精になって、昔よく歩いた川の情報は殆ど入ってこない。
今年は何処か近場に出かけてみようかと・・・。
リンゴの木の下にショウジョウバカマが大きく芽を膨らませている。
ここから長い花茎を伸ばして4月中旬までには次々に花を着ける。
オオシマザクラやオオヤマザクラの花芽も膨らんでおり、開花まであと2週間と言ったところか。
冷たい風が止んで雲は多いが静穏な一日。
初ヤマメの予定だったが、残念ながら急用発生。
流域の積雪が少なかった県内河川は、既に雪シロが治まって早くも渇水の恐れが出ている。
この春渓流もアユの遡上も如何に推移するのか、今のところ見当もつかない。
キクザキイチゲは地表に芽が出るとたちまち花を咲かせる。
今のところ庭先には2,3輪しか開花していないが、あちこちに飛び火したものがもうじき咲き乱れる。
ここ数日は日中に雪が舞う小寒い空模様が続いて、山野草の芽出しも一休み。
プロ野球も開幕。
選抜地元校2回戦もあったし、今日は野球漬け。
そして今日もまた春休みの孫たちに襲われて、疲労困憊の一日であった訳で・・・。
日中の気温が2桁に届かない日が続いている。
山岳は吹雪の中、目の前の里山も雪雲にすっぽり閉ざされた。
間もなく小雪が舞い始め、次には音を立ててアラレが地面に弾け転がった。
雲の流れは速く、時に窓越しに輻射熱をもたらす春の陽射し。
外に出てみれば風は相変わらず冷たいまま。
そんな中、足元ではシュンランが大きく蕾を膨らませていた。
順調な北上を感じさせていた桜前線は、このところの冬型気圧配置で足踏み状態。
今日もまた冷たい風に小雪舞う一日。
先日20℃超を体感したばかりのオラには、外に出ての庭仕事などとてもできない。
そんな中にあっても孫たちは飛び切りの元気印。
干支が6巡もしたオラを巻き込んでのサッカーやら鬼ごっこやらと駆け回る。
さっさと新学期が始まってくれなければ、いつまで経ってもヤマメ釣りに出かけられない。
クリの木の下にカタクリが発芽しているから、もう水が温み始めた頃だし・・・。
今日も寒い朝、クルマのルーフには小雪。
陽が高くなるにつれて北西の強風が唸りを上げる。
またまた黄砂なのか遠くの山々が霞んで見える。
沿岸北部南部には強風乾燥注意報。
昭和36年の三陸沿岸北部や、記憶に新しい志和の山火事もフェーン現象下のこの時期だった。
沿岸南部河川にウグイスの声を聴きながら、ヤマメ釣りを楽しむ予定だったが急遽取り止め。
こんな日に強行しても渓魚との繊細なやり取りなど望むべくもない。
改めて天気図と相談して、次回釣行日を決めよう・・・。
里山の残雪も少なくなった北東北、今日は冷たい風に小雪が舞った。
この地域にはこの季節特有の空っ風が吹く。
防寒着のジッパーをきっちり締め、ポケットに手を突っ込んで急ぎ足で歩く散歩道。
灰色に霞む空の下、足元に咲いている雑草のちいさな花々も目立たない。
三寒四温の比率が早々に夏型へと変化を遂げて欲しいものだ。
北緯39.70°、東経141.15°の当地は日の出05:39、日の入り17:47。
一頃に比べると随分日が長くなったものだ。
ここからはさらに加速度的に昼時間を伸ばしつつ、あの煌めく夏へと向かう。
日本列島南の地域からはアユ遡上の便り。
暖冬が影響したものか、北関東河川はいつになく早い一番遡り。
しかし今のところは昨季同様に後続が芳しくないらしい。
あと半月もすれば北東北河川も遡上時期を迎えるが、今季ははたして・・・。
響き渡る軽快なエンジン音。
小雨が上がった午後は裏の田圃の農作業が始まった。
汗ばむほどの陽気になった昨日ほどではないが今日も暖かい。
本日孫たち一家は函館へ小旅行。
雨は上がったか・・・、夜景は見られるか。
子供たちは楽しんでいるか・・・、美味いもの食っているか。
次は新幹線開通後に爺婆が行く番だけど・・・。
すっきり晴れている訳でもないのに5月中旬の気温。
一昨日冷たいミゾレに撤収を決めた岩洞湖などまるで夢の中の出来事のよう。
里は間違いなく春、足元には一気に色とりどりの花が咲き始めた。
クロッカス、フクジュソウ、キクザキイチゲ・・・etc。
隣地境のボケも玄関前の山桜も一際蕾を膨らませた。
カキの木に取り付けた巣箱では、巣作りに励むスズメのつがい。
我が家で営巣が期待されたヤマガラは、このところ姿を見せていない・・・。
春休み直前の午前授業、昼前にはやってくる孫たちで賑やかな毎日である。
いつもの散歩コースは、このところの暖かさから、あちこちに春の息吹が感じられる。
天然記念物「石割桜」も例年より10日早く開花しそうだと言う。
クルマからワカサギ道具を下した。
テント、シート類を広げて乾燥、物置の奥へと収納した。
同時にクルマはヤマメ仕様に模様替え。
不思議なもので頭の中もいきなり渓流モードに移行。
日中の15℃はもう4月中旬の気温・・・、さて。