庭先では秋の陽射しに輝くピラカンサの実。
しかし小鳥たちの好みではないらしく、年末ごろまでたわわに実ったままである。
今日もまた気温上がらず小寒い一日。
まだ本格的な降霜があった訳ではないが、落葉樹は盛んに葉を落としている。
今年我が家のカキは裏作、それでも透けてきた梢に100ほどの実。
キウイと合わせての収穫はもう少し先になる。
台風22号、風雨共に比較的穏やかに通り過ぎた。
しかし太平洋上を北に抜けた後、気圧配置は西高東低の冬型に変わった。
一時北風が強まり近隣リンゴ農家は一難去ってまた一難の様子。
時折陽射しはあっても気温上がらず、小寒い一日であった。
奥羽山脈にしぶとく巻き付いている雲間から白く覗くのは、スキーコースの積雪。
もう冬将軍はそこまで来ているのだ。
北上中の台風22号の余波なのであろう、朝から冷たい雨模様の北東北。
台風進路予想は刈り取りがまだ残っている近隣農家にちょっと安心の東の洋上コース。
そんな中、集落恒例の収穫祭である。
雨の中広場にテントを張っての餅つき、敬老の宴やら地元民謡歌手を招いての舞台などが行われた。
カカァは朝早くから裏方の仕事、オラは都合により不参加。
あと2年もするとオラもひな壇に据えられる訳だが・・・。
10月も末になったが、まだ刈り残しの目立つ水田。
収穫期に入ってからの長雨が影響しているのだろう。
次の台風の予想進路が大きく東に向いたことで被害は出ないとは思うが・・・。
今朝もまたクルマの屋根はカリカリに凍った。
稲株だけになった田圃にはうっすらと霜が降りた。
もうじきキャタピラ跡の水溜りにも薄氷が張るだろう。
紅葉の桜並木を抜けて畦道に出ると、カワラヒワの群れが飛び立った。
明日も晴れそう・・・。
二十四節気霜降から1日遅れて初霜のあった我が家周辺も、今朝は少し気温が緩んだ。
昨日同様の陽射しを期待するものの、日中は高層雲に覆われ暗く寒々とした一日となった。
陽射しさえあれば秋真っ盛りを愛でるドライブに出る予定は見送りとなった。
この季節、オラは何もすることがない。
ワカサギ準備には早いし、アユ準備はなおのこと、ヘラはどうにも腰に悪いし・・・。
散歩もさぼり気味、これからの3ヶ月、いったい・・・。
台風一過、久しぶりの晴天に恵まれた穏やかな一日。
放射冷却の発生で、早朝の我が家の周辺は一面の降霜。
クルマのルーフもフロントガラスもカリカリに結氷。
少し透明度のは悪いが奥羽の山々もしっかり見えている。
孤高の山岩手山はかなり下の方までの雪化粧が見られる。
昼前、近くの公園まで歩いてみる。
明るい陽射しを浴びて輝く広葉樹の紅葉、あまりの美しさに暫し見入るオラ。
里の秋は今真っ盛りである。
心配された台風は昼前に東の海上に遠ざかった。
日没間際には風も収まり一瞬夕焼けも見られた。
収穫期を控えた近隣果樹農家は、落果の被害僅少で一安心。
しかし県北部の河川の多くは夕方現在まだ警戒水位を超えている。
隣県河川は思ったほどの出水は避けられた感がある。
産卵行動真っ盛りの天然遡上河川、アユの産卵床は温存されたことを信じたい。
午後2時現在風は殆どないが、昨夜からのしとしと降りは本降りに変わっている。
明朝にかけて最接近する台風21号に備えて家の周りを点検。
鉢物を屋内に取り込み、庭先に設えた小鳥や小動物用の餌場も撤去。
しかし、それよりも何よりも、築36年のボロ家本体が風速30mには耐えられない。
北からの暴風が我が家のアキレス腱たる吹き抜けの薄っぺらいガラス窓を破った瞬間、大屋根がものの見事に吹き飛ぶ構造になっている訳で・・・。
ま、・・・そん時はそん時で。
昨日あたりから庭先のリンゴの木の下でユキムシが翔んでいる。
これが見られるようになって、7~10日以内には里にも雪が来ると言う。
しかし台風接近の影響なのか、今日は平年並みの17℃まで気温が上がった。
30分ほどの散歩にも、久々に汗をかいたオラであった。
さて明日は次第に強まる雨模様。
明後日の台風最接近ではどれほどの影響が出るのか。
まだ刈り残しのある稲作農家は家族総出で追い込みをかけている。
収獲適期にまだ間がある近隣リンゴ農家は、被害の出ないことを祈り戦々恐々の一夜を・・・。
活発になっている秋雨前線が朝から雨を降らせている。
冷たさがそのまま身体に浸み込む秋の雨。
続いてやってくる台風21号とも相俟って、東北の天気はここしばらく崩れっぱなしらしい。
カカァは友達とランチバイキングとやらで街へ出かけた。
オラは一人寂しく冷や飯を食らう。
何することもない寂しい秋の日の午後である。
雪が来る前にもう一度山歩きをと思っていたオラ。
しかしサンデー毎日の身であっても、なかなか予定通りにはゆかない。
もたもたしているうちに山の秋は見ごろが過ぎて、寒風の厳しい季節になってしまった。
今年の山はオラにはもう無理、来春の残雪時期まで待つことにしよう。
仕方がないから両手ストックで、家の周辺を出来るだけ速足で歩くことにした。
堕ちてしまった脚力を鍛えて、来季のアユに備えなくては・・・。
リンゴの美味い季節である。
昔とは違って今や凄い数の品種が出回っている。
近ごろでは黄色系の甘味の強い品種が好まれる傾向にあると言う。
そんな中、オラは昔馴染みの赤色系のジョナゴールドが好きだ。
甘味、酸味、食感などのバランスが良く最もリンゴらしい味なのである。
と言いつつも我が家の庭先にあるたった1本のリンゴは、黄色系のオウリンなのだ。
さらには悪戯で多品種を高接ぎした枝には今年は殆ど結実せず、全体の玉数も少ない。
来年こそは面白いものをみたいものだが・・・。
直射日光の下ではほどほどに暖かい。
木陰に入った途端に寒さが忍び寄ってくる。
ミズナラの木の下はドングリの絨毯。
芝生と苔をもたげるようにしてキンタケ(キシメジ)らしき菌類の発生。
アカマツの植え込みの中にはハナイグチも・・・。
街中の公園も、今や秋真っ盛りである。