午後になると雲は西からどんどん広がって、朝にはまだ残っていた陽射しは完全に閉ざされた。
雨域の進路方向は頑としてコースを変えず、予定していた川は断続する激しい風雨に見舞われている。
こうなれば川端で前夜祭どころではなく、居間から外を眺めてため息ばかり。
雨は風を伴って救いようのない程強くなり、もはや災害級にならぬことだけを祈るのみである。
明日朝は目が覚めてから釣行可能な川を探すことにするが、爺様の気分は最悪である。
今日は陽射しも強く、なにしろ湿度もあるだけにとても暑いし明日日中も大晴れの予報。
ここまで順調に推移していた北東北の天気は、狙っていたように解禁前夜から突然の荒れ模様。
地域によっては土砂災害を伴う警報級の大雨になるとも言う。
我ら枯れ葉組の行き先も、再検討が必要になっている。
敢えて遠くまで走り大雨大増水で呆然と佇むことになるのか、近場の小河川でこじんまり釣るか、大いに悩みどころではある。
陽射しはほんの僅か、天候は明らかに下り坂である。
北国待望のアユ釣り新年を3日後に控えて、大陸からの妖しげな雨域が迫っている。
どうやら昨年と同様のスタートになりそうな気配がある。
爺様は改めて仕掛け類を始め、クルマに積み込む家出セットの点検を行う。
隣地境の生け垣にクレマチスが絡んで咲いている。
野アユの成育を図る指標にしていたタチアオイは今年は育てていないが、もう一つの指標クリの花穂はもう既に老成して全て落ちてしまっている。
自然は今年もアユの季節がやってきたことを教えてくれている。
青空、夏の雲、爽やかな空気、梅雨明けかと思うようなお天気。
周辺の山々はことごとく姿を現している。
60年ぶりで歩く気満々だった岩手県側、国見温泉口からの秋田駒ヶ岳。
狙っていた高山植物の開花期だったが、6月末になると天候不順が続き今日まで待った。
アユ解禁が4日後に迫り、日程的にも天候的にも今日が山歩きをする最後のチャンスだった。
しかし先日からの右膝うらの違和感が一向に治らず、これでは緩斜面歩きとて容易ではない。
しからばアユ釣りはどうかと言えば、アプローチも大石ゴロゴロの河原歩きも堪らなく辛いだろう。
僅かに残る雪渓を雫石から寂しく眺めながら、爺様は人生最後になるであろうこの時期の山歩きをついに断念したのであった。
梅雨の中休み、庭先でセミの脱皮を今年始めて目撃。
天気がよく暑くなりそうなので川風が恋しくなり、R106を走り閉伊川を目指す。
解禁日まで5日となった今年の閉伊川、遊漁料金も改訂されたようだし状況は如何に。
各所で道路工事が行われており少し時間がかかったが14時川井街裏に到着。
期待を込めて橋上から覗き込む流れには、今年も元気アユが群れている。
詳細はHP「北の奔流・解禁前情報」へ
まさしく梅雨真っ只中、シトシトベトベトの一日。
このところ庭先から毎日200ｇ程度のブルーベリーが収穫できている。
植えてあるのは2本だけなのだが、意外に楽しめるものだ。
家庭菜園ならともかく、これを収穫して売り物にするとなると非常に手のかかる果実である。
この周辺でもかつて本格的に栽培を始めた農家があったが、今や畑は荒れ放題になっている。
解禁日7/1の天気が気になる今日この頃だが、どうも雨模様の公算が強い。
県境を越えて120Kmを走るか、近隣の川にするか、悩みどころではある。
Count Down・6
梅雨入り初日の雨は、ほどほどの量をもたらしている。
このところの日照りで乾ききっている大地は再び生気を取り戻した。
しかし降雨量の殆どは大地に吸収されてしまったようだ。
今のところ河川の水位は5～10センチ前後の増水に留まっている。
もう少し欲しかった雨量だが、この小さな変化であっても遡上アユを勢いづかせるにはいい刺激だ。
今頃は阿仁の本城、根小屋の両堰堤で活発な遡上が見られているかもしれない。
雨は午前中にほぼ上がり陽射しも出てきたし、今後暫くは大きな雨はなさそうだし、予想通り空梅雨傾向になるかも・・・。
残っていた東北地方も本日やっと梅雨入り宣言。
里山もすっぽり雨雲の中、一日中愚図つき気味の空模様、時折霧雨が降り注ぐ。
ここまでは北東北の殆どの川が渇水傾向を示しているだけに、適度な降雨が欲しいところ。
今夜から明日にかけての降雨量が、解禁日の好不調を決めるかもしれない。
子蔓の葉8枚目付近にスイカが雌花を着けている。
2～3日後には受粉が出来る・・・、上手く行ったとして収穫は8/10頃か・・・。
キンシバイ、これもまた梅雨の季節に盛りを迎える。
従って雨に濡れた姿の方が見栄えがいい。
しかし今日現在は未だ東北の梅雨入りは発表されていない。
今日も暑い・・・、貧乏家たる我が家では、我慢も限界に達し、今年初めてのエアコン起動。
アユ解禁まであと9日、明日明後日は雨になるとか・・・、果たして解禁日は。
月日は巡り今年も二十四節気夏至を迎えた。
陽射しは少ないが気温も湿度も高めで推移している。
アユ解禁を10日後に控え、遅れていた梅雨入りの足音が近づいてきた。
このままでは雨の中での解禁になりそうな気配が濃厚である。
恒例の川見ドライブを終えて、まずまずの魚影を確認できたことで安堵している爺様。
各河川共に、今のところは昨年を若干上回る釣況となりそうな雰囲気ではある。
ホントのところは竿を出してみるまでは解らない訳だが・・・。
アユ解禁10日前、急に思い立って恒例の川見ドライブ。
東北道を北へ向かい95Ｋｍ、鹿角ICで降りる。
先ずは米代水系最上流部の様子を見て阿仁川へ回り、最後は桧木内川と回るいつものコース。
一口に言って、巷に飛び交う噂に過度の期待は抱かぬようにしたいと・・・。
詳細はHP「北の奔流・解禁前情報」へ
アジサイもまた梅雨時の花、乾いた庭先は似合わない。
ムッとする草いきれ、かなり気温が上がったのかと思いきや、28℃止まりだったとか。
裏の3坪菜園、スイカを2本植え付けたが1本が殆ど成長しない。
1株に4個実を着けるのが平均的な育て方、2株に実らせても処分に困るし良かったかもしれない。
もうじき雌花が咲いてくるから、朝のうちに受粉させないといけない。
受粉から45日前後で収穫できると言うから、丁度旧盆の頃になりそうだ。
あとはカラスや野生動物たちからどう守るかを考えねばならない。
列島は東北南部まで雨模様、台風並みの大雨になっている地域もある。
北東北は今のところ大きな雨は降っていないので、アユ師など逆に水不足を心配する人たちが多い。
爺様は低水位が大歓迎、ここ数日中には米代水系など覗きに行ってみたいと思っている。
雲の多い一日、朝の風の出ないうちにと果樹の薬剤散布。
気温は上がったが陽射しは殆どなく、やがて強い風が吹き出す。
植え込みの下のホタルブクロ、今年の乾いた地面に咲く姿はあまり見栄えがしない。
この花はやっぱり雨が良く似合うのだ。
昨夜は音を立てて雨が降ったが、県内河川の水位にはさほど影響は出なかった。
日の出時刻には雨が上がって青空も覗く。
しかし積乱雲が発達して頭上で崩れて広がり、妖しげな風を伴って小雨が吹きかける不安定な空模様。
昨日まで4日続いた真夏日、今日は一休みと言ったところか。
このところシジュウカラの幼鳥が大挙して庭先にやって来る。
我が家で孵化したものも混じっているのかも知れないが・・・。
解禁まで2週間を切ったアユ釣り、そろそろクルマの中をアユ仕様に替えなければならない。
二十四節気夏至は5日後、夜明けがバカに早くなった。
04:04が盛岡市の日の出時刻だそうな。
やがて北上高地のうねりを越えて朝日が射すはずが、今日は一面の霧。
それから数時間が経って、樹々の隙間からぼんやりと日本100名山霊峰早池峰が見えてきた。
まだ立ち込めている霞が空に吸われていくと、くっきり稜線が現れてきた。
今日も気温は上がって、真夏日になる気配は濃厚である。
爺様の散歩、今日は止めておこうかなと思う。
