小石川05:20、積雪は少し増えて、氷上の踏み跡のない場所はまことに歩き難い。
我らは魚探の反応を見ながら、前回好感触だったポイント方向を目指した。
暗い中では山立てもままならず、だいたいの位置に魚影らしきまずまずの反応を得て荷を解く。
日の出直前の岩洞湖は、ビリビリと冷え込んで氷点下16℃。
仲間の手を借りてオラ用のテントを設営、少し離れた場所に彼らのテントをもう一張り。
暖をとるにもガスが気化せず四苦八苦。
凍りついたスプールを手で温め、見えないマナコでエサを付け、着衣の執拗な鈎掛かりにいつになくもたつきながら、30分後にようやく第一投。
その間に、もう一組の仲間も合流。
周りはすっかり明るくなってきたが全く異常なし・・・、ただの一度もアタリがこない。
既に朝まづめの荒食いが期待できる時間帯に突入しているのに。
仲間のテント内もあまり芳しくないらしい。
スジを外しているだけなのか・・・、それとも早くも釣り荒れか。
10mほど微妙に前回ポイントを外してはいるが、それにしてもあまりの激渋状態に戸惑うオラ。
仲間たちも酷い状態だとは言いながらも着実に数を伸ばしている。
オラが最初の1尾目を獲ったのは、仕掛けを降ろしてからなんと2時間も経過していた。
(以下ワカサギ釣行へ)