木陰にひっそりユキザサ
日本全国から寄せられる支援に感謝しつつ震災から80日、オラが関わる被災地でも、あちこちからようやく建設の槌音が響き始めた。
建設関連物資の調達も近頃では比較的容易になり、オラの取り敢えずの役目は終わりだ。
今後とも我が郷土の復旧のため、細く長く関わっていきたいので新たな仕事を見つけなくちゃ。
さて早くも5月が終わり、関東方面のアユ釣りは明日が解禁。
知り合いの何人かは、もう現地入り。
明日の那珂川、ライブカメラの映像が楽しみである。
木陰にひっそりユキザサ
日本全国から寄せられる支援に感謝しつつ震災から80日、オラが関わる被災地でも、あちこちからようやく建設の槌音が響き始めた。
建設関連物資の調達も近頃では比較的容易になり、オラの取り敢えずの役目は終わりだ。
今後とも我が郷土の復旧のため、細く長く関わっていきたいので新たな仕事を見つけなくちゃ。
さて早くも5月が終わり、関東方面のアユ釣りは明日が解禁。
知り合いの何人かは、もう現地入り。
明日の那珂川、ライブカメラの映像が楽しみである。
唸りを上げて吹き荒れた冷たい西風が、午後になって治まる。
盛岡地域にも大雨警報が出されたが、夕方現在小康状態を保っている。
しかし沿岸方面は、台風崩れの低気圧が大暴れ。
大雨洪水、暴風波浪などありとあらゆる警報注意報の類が発令され酷い状態を呈している。
やっと平水に近づきつつあった県内河川も、再び高水に戻った。
家の中をも風が吹きぬける我が家は、堪らずストーブがフル稼働。
関東以南の2日後のアユ解禁は、当地における現在の状況からするととても考えが及ばない。
それでも先日某川で見た放流稚アユが、オラの頭の中で確実に増殖を始めている。
米代川の畔、大滝温泉某旅館から「廃業」の連絡あり。
米代上流部を釣る遠征釣り人の宿として本HP上でも推薦して来たが、近年は天然アユ遡上量の減少と共に釣り人の脚もすっかり遠のいてしまっていた。
かつて隆盛を極めた地域の鉱工業の衰退、観光客の流れの変化などで通年での誘客が困難となり、歴史ある温泉宿もとうとう力尽きた。
せめて今年のアユは、花輪の街を越えて遥か上流まで遡って、以前のように川が賑わって貰わないと寂しくってしようがない訳で・・・・・。
激しい雨音に時々目が覚めたりと、番屋での寝苦しい一夜が明けた。
屋根を打つ雨音は、枝を張って天を覆うケヤキの巨木から滴り落ちる雨垂れだった。
相変わらず小雨は降り続くも降雨量とすれば僅か、川の水位も昨日と殆んど変らない。
午前中ヤマメ釣りをする予定でいたオラは、何故か意欲が湧かず皆と別れ早々に帰宅する。
昨今の暖かさと適度の湿りで、庭先のタケノコが生長を始めた。
去年まで遠慮がちに細いものが数本程度だったのに、今年は堂々たる太ものが含まれる。
しかもあらぬ方向へ地下茎を張り巡らせているようで・・・。
まだ隣地への侵入がないから、ま、いいかと・・・。
予報どおり天気は下降気味、午後になると小雨が降り出す。
北上川某支流、偶然にもその近くに居合わせた仲間数人が急遽集うことになった。
釣り好きの仲間たちが造ったと言う簗場の番屋、そこが今宵の宴の場。
そこには囲炉裏が切ってあり、炭火を起しておくから人数分釣って来いとのお達し。
14:30、午前中某名手が綺麗に浚って行った某橋の前後に入る。
橋直下の早瀬から1尾出た後は、狙いのポイントからはさすがにウンともスンとも音がない。
ヘチを攻めた時に、数センチの稚魚が煩く纏わりつく程度で引き舟の中は一向に増えない。
橋上流200mの平瀬に移動、対岸のヤナギの際を攻める。
型は小さいが、ポツポツと釣れて、実釣2時間でなんとかツ抜け。
そして宴は始まった。
炭火でじっくり焼くヤマメのあまりの美味さ、今さらながら感動のオラ。
酒が進み、釣り談義に花が咲き、楽しいひと時は過ぎていく。
外は時折雨脚が強くなるのか、屋根を打つ音が激しくなって・・・。
里山の頂に霧が巻き、流れる雲は速い。
お天気は週末にかけて崩れるらしい。
風があるから今日はヘラブナも無理だ。
釣りができないとなると、全く何もすることのないオラ。
仕事現場を離れて3年、打ち合わせに訪れる仕事仲間も殆んどいない。
錆付いた勘ピュータでは助っ人にならず、引退後暫く続いていたバイトの依頼も激減した。
現役当時憧れのサンデー毎日も、いざその身になってみるとなんとも辛いものだった。
仕方がないから庭の草むしり。
が、つまらなくなってすぐに止める。
あ、そうだ雫石川の年券を買いに行こう。
この夏は勿論阿仁川も行くけど、近場の雫石川を徹底的に攻略しようと思っている。
午後、一瞬晴れ間が広がり新緑眩い中、西にクルマを走らせた。
御所湖の向こうに聳える岩手山、残雪も随分疎らになった。
先日油が流れ込んだ三本松池、流入口と思われる部分にはオイルフェンスが張られている。
汗ばむほどの陽射しの中で、かすかに鼻をつく油の臭い。
満水時に比べ1mほど下がった水位と相俟って、気分的には今ひとつだ。
オラは釣り台設置が楽な籠際に入る。
先行者はお一人、オラが支度をしている間に二度ほど竿が立つ。
エサ打ち数投目にはなにやらサワリが出る。
今日はヘラの寄りが早いが、昨今苦しめられっぱなしのカラツン地獄にいきなり突入。
いいアタリはことごとくカラ。
エサを作り直すのはしゃく、手水を打ってごまかして、馴染み際の早いアタリでやっと乗る9寸。
こぼれエサに湧き上がった無数のジャミ、産卵行動なのか盛んに竿を叩く。
そこへなにやらフィッシュイーターが猛然と突っ込んでくる。
そのたびにヘラのアタリは暫し途絶える。
そして、とうとうそのフィッシュイーターが姿を現した。
何処から紛れ込んだか40センチはあろうかと思われるアメマス。
ダンゴを食ったとは思えないものの、どう言う偶然なのか口掛かりであった。
以降本命のアタリは遠のき、実釣3時間ツ抜けならず。
日がな一日、草むしりに没頭する。
長雨とその後続いている陽射しで、俄かに雑草が繁茂してきていた。
重い腰はなかなか上がらないが、いざ取り付いてしまうと徹底的にやらないと気が済まない。
汗まみれ土まみれになるけど、綺麗になった庭先に一種の快感を伴った自己満足を得る。
週末はお天気が崩れると言う。
アユの前に一度でいいから、本気でヤマメをやりたいものだが・・・。
クロユリ、今年はとうとう1輪だけとなった。
男鹿の海は今まさにクロダイの乗っ込み真っ最中だとMailがきた。
雪シロの影響も収束して海水温は順調に上昇、沖磯からはマダイの大物情報も。
最短距離を走っても往復350Km、もうオラには夜行日帰りの強行軍などとても出来そうにない。
それに3・11震災以来、日本海と言えども海の釣りにはなんとなく行き難いものがある。
それよりも何よりも、メンテもせず3年間放りっぱなしのリールは、もう錆付いているかも・・・。
ここ数日穏やかな凪の海だけに、釣行意欲を掻き立てられてはいるのだが、我慢我慢・・・。
週末の雨は午後には上がって、僅かながら陽射しもこぼれた。
しかし、今日もまた気温上がらず肌寒い一日になった。
あと少しで平水に復帰しそうだった北東北河川はまたしても増水。
各地でアユの放流が始まっているが、この時期の低水温は稚アユには少々きつい。
机の上は昨日からアユ釣りのパーツがとっ散らかったままだ。
天井イト数組、水中イト仕掛け複合005~015、フロロ0125~020を夫々数組ずつ作る。
ついでに古い訳の解からない仕掛けを整理する。
結構時間が掛かるものだ・・・、目は疲れるし背中と頭が痛い。
でもこれで、6月遠征の準備は整ったような・・・。
サクラソウ(原種)
お天気は愚図つき気味。
昨日までとは違って、今日は気温も上がらず肌寒い。
まだ仕舞い込んでいなかったストーブに久しぶりに火が入った。
隣県ではかなりの降雨量だったのか、折角平水が見えてきたばかりの川はまたもや増水。
気になる米代川の遡上アユ本隊は、今どの辺りに達しているのか・・・。
水量には不足はないが雪シロ低水温が禍しているのか、遡上速度が例年に比べて遅い。
今年もやはり最上流部に達するのは無理か。
過去の経験からすると、遅くても6/10までに、扇田堰堤下に大挙して押し寄せていなければ、鹿角管内での釣りは諦めざるを得ないのだ。
・・・などとあらぬ想像を巡らしながら、今季初めてアユの仕掛け作り。
目が疲れてなかなか調子上がらず、ハナカン廻り30組でギブアップ。
明日は水中イト仕掛けを10組程度を作って、イカリ鈎は市販品で賄う。
これで6月の遠征には事足りる訳だが・・・。
三本松池、静かな水面に広がった油膜
朝から三本松、一昨日と同じ場所、天候も似たようなもので時間帯が違うだけ。
8尺、天々の両ダンゴ。
前回とは異なってサカナの寄らない状態が延々と続き、1枚目が来たのは40分後。
やっと調子が出てきた4枚目で、竿先リリアンがすっぽ抜けて仕掛け1式をロスト。
10尺に持ち替えるが、ここでアタリが遠くなる。
ここまで3時間、エサボウル1杯半、釣果10枚と前回に比べて効率悪し。
と、鼻をつく油の臭い。
誰が流し込んだか何処から入ったか、A重油らしき油膜が風でオラの目の前に吹き寄せられる。
やっと来た11枚目、油塗れになったやつを鈎外し。
気分も悪くなったところで、オラは怒りの納竿とした。
さっさと家に帰ってアユ仕掛けでも作ろうか。
頭の中を整理して、徐々にでもアユモードへの切り替えを図らなくちゃ。
今週は晴天が続く。
上の孫は幼稚園の親子遠足で小岩井農場。
オラたち爺婆は朝から晩まで下の孫を預かることになった。
弁当を作ってオラたちも遠足に出かけることにした。
まさか小岩井と言う訳にもいかないから、少し足を伸ばして花巻の広域公園へ。
しかしここもまた、あちこちから幼稚園やら保育園やらの遠足花盛り。
遊具にどっと群がる幼児たち、その間隙を縫って滑り台に登る孫娘。
一時も目を離すことが出来ない大混雑だ。
その上、お腹がすいたとか、ウンコだとか、アイスだとかと面倒くさい。
じっとしていても汗が吹き出るドピーカン、尽きることのないスタミナで動き回る孫、オラはもうヘロヘロになってその場にへたり込む。
14:00やっと帰宅し居眠りするも束の間、今度は自転車を引っ張り出して走り出す。
やがて上の孫も帰ってきて17:00までまたまた大騒ぎ。
ようやく帰って行った後、オラは腰の痛みが再発。
明日から当分の間は静養にあてるから、連れて来るなよときつくママに言い含めたのであった。
晴天4日目、爽やかな風がなんとも気持ちいい一日だった。
田植えを待つばかりとなった裏の田圃からは、カエルの大合唱が沸き起こる。
オラは朝から庭の草むしり。
いい汗をかいた後のお茶が美味い。
昨日着く筈だったアユ仕掛け小物類は未着。
ハナカン周りを作る予定だったのに当てが外れてしまった。
午後、何もする事がなくなったオラは三本松へ。
14:00の三本松には釣り人5名。
オラは日陰を求めて南側桜の下にお座敷を構える。
水面には風に散った八重桜の花びらが無数に浮かんでいる。
10尺、メーターの両ダンゴ。
昨日の廻戸で好調だったやわネバ系を、ここでも試すことに。
数投目で何かが触る。
エサを付け替え、これぞのアタリにピシッと合わせると、三本松レギュラーサイズ。
その後も8寸~尺超が順調に竿を絞る。
カラツン、スレが多くなるたびに、手水を打ってやわネバを維持。
実釣2時間でエサボウル1杯目を打ち尽くす。
カウンターは21、三本松にしては久しぶりに効率のいい釣りが出来たところで納竿とした。
残雪の和賀山塊を背景に、眩いばかりの新緑に包まれた西和賀にやって来た。
廻戸沼11:00、クルマが1台停まっているが釣り人は誰も居ない。
きっと山菜採りなのであろう。
いい釣り日和かと思ったが意外に強い風、寒くはないが水面が結構波打っている。
このところ定番となった10尺メーターのうどんセット。
3投目でしっかりしたアタリ、前回同様寄りの早い廻戸沼である。
エサを打ち返すと本日1枚目は8寸クラス。
こりゃ入れ食いになりそうと喜ぶも、その後は寄り過ぎたヘラにひたすら翻弄されることに。
揉まれて仕掛けは馴染まず、なかなか口を使ってはくれず再三繰り返すスレ掛かり。
ハリス長の調整、バラケの調整、食わせをグルテンに替えてみたり・・・もう訳が解からん。
(以下釣行記へ)
15:00、ここまでなんとか44枚をカウント。
と、釣友から那珂川アユ釣り遠征日程打ち合わせのTEL。
そう言えば例年6月の2週目を予定、それまでもう1ヶ月を切っているのだ。
頭の中はいきなりアユモードに切り替わった。
やっと調子が出てきたところのヘラ釣りへの意欲は一気に萎み、さっさと後片付けするオラ。
注文しておいた小物類、今日到着のはず、急いで戻らなくちゃ・・・。