夜来の雨、次第に弱まり昼前には止んだ。
雲は厚く時折覗く陽射しもほんの僅かだがぼんやり暖かい。
北東北河川、大きく水位を上げるほどの降りにならなかったことは幸いであった。
4月も今日で終わり北東北アユの解禁まで2ヶ月となった。
米代水系の天然遡上はこのところの天候が影響しているのか極めて低調らしい。
残り少なくなってきた我がアユ釣り人生、何とかいい年になって欲しいものだが。
ヤマツツジが咲き間髪を入れずレンゲツツジが咲きだすところだ。
これもまた平年比で10日ほどは早い開花になりそうである。
今日は気温が上がって20℃を超えそうだ。
裏の田圃でも庭先でもアマガエルが盛んに鳴いている。
天気は下り坂、今夜から明日にかけては雨の予報。
庭先では早すぎる芽出しや開花に対する低温被害がその後もいくつか見つかった。
我が家の家庭果樹キーウイフルーツの新芽がかなり傷めつけられた。
褐色になって枯れている様は、何10年か前に遅霜にやられた春の薮川地区の景色が、一夜にして秋色に変わってしまったことが思い出される。
野山を歩いてシロバナタンポポを見つけることは至難の業だ。
我が家には20年ほど前に見つけたものが繁殖している。
しかし近年はその群落の中にセイヨウタンポポが侵入してきている。
その侵入者を見つけては引っこ抜くが、昨年に比べるとその勢力範囲は広がった。
紛れもないニホンタンポポでもあるシロバナタンポポが駆逐される危機かもしれない。
葉の形状がほぼ同じだけに、花が咲く前の段階での選別が難しい。
今年も開花最盛期を迎えて帰化植物の旺盛な繁殖力を見せつけられている爺様なのである。
岩手山山頂部には今朝方新雪があったが、眩しい陽射しの午後にはすっかり消えた。
遮るもののない田圃道、相変わらず強い北西風が吹いている。
今日の散歩は北銀ボールパークの構内外周を1回りしてからのスタート。
今日の爺様は向かい風の中を懸命に歩かなければならないコース取り。
それでも15分も歩けばじっとり汗ばんでくる。
5.8Kmを1時間10分の速歩、今年のアユもまだイケそうな爺様である。
穏やかな日和を切望したにも拘らず朝から本降りの雨。
これが終日降り続いて明日は晴天の予報。
予定しているヤマメ河川にどの程度の増水があるのか気になるところ。
庭先を見れば降りしきる雨の中でリンゴは満開、クマガイソウが蕾を大きく膨らませている。
昨日の最低気温は里で氷点下0.3℃、岩洞湖を擁する薮川地区では氷点下8℃だったと言う。
我が家でも少なからず低温の影響を受けて、クマガイソウは10株ほどが傷んでしまった。
それでも今日の雨は乾燥状態にあった庭先にとって良いお湿りであったと言えよう。
アセビ、当地域では4月に入る頃から咲きだす。
レンゲツツジと同様のツツジ科にあって、両者ともに有毒植物のために動物の食害から免れる。
逆を言えばアセビやレンゲツツジが多く目立つ野山では動物による食害が多いことになる。
1週間ぶりに天候が回復、風もだいぶ穏やかになった。
渓流釣りでは微細なアタリをとるにはいい日和だったが、折悪しく今日は都合が悪い。
なかなかタイミングが上手く行かない春の釣り、明日も穏やかなままでいてくれたら・・・。
今日も強い風、強風注意報はいつになったら解除になるのか。
時期的には渓流釣りが最盛期のはずだが、これではとても出かける気にはならない。
今朝も高い山では積雪、八幡平道路は閉鎖である。
強風に加えて気温も上がらず12℃台、こんな日の散歩は遠くまでは歩きたくない。
近くの公園で咲き誇るハナモモを眺めただけでさっさと帰ってきた爺様である。
相変わらず風は強く、このところ県内には強風注意報が出っ放しである。
昨日に引き続き気温も低く、八幡平道路は凍結により終日閉鎖。
近隣農家に咲き誇るラフランス(洋ナシ)越しに眺める岩手山には新雪が見られる。
山岳方面とは言えこの時期になっての雪は近年では珍しいことではある。
若い頃にはGWのスキーツアーで、吹雪で八幡平藤七温泉に2日間閉じ込められたこともあったが。
その時一緒だった山仲間2名は早々と逝ってしまったが、そんな彼らの面影を求めて、今年こそは花の咲く時期に是非出かけたいと思っている爺様である。
上手く育つか心配だったウメバチソウ、温かな陽射しを浴びて無事に発芽してきた。
一昨年の晩秋の頃にとある高原から種子をそっと戴いて来たものだ。
アユ釣りが終盤を迎える頃、長く伸びた花茎にハート型の葉と白梅に似た花を着ける。
爺様にアユ釣り開始を教えてくれるのはクリの花、終焉を知らせてくれるのがウメバチソウである。
年々行動力の衰えを認識せざるを得ない爺様、今年こそはいい釣りをしたいものだ。
庭先の3種の桜は既に葉桜となっている。
それに代わってニワザクラが八重桜にも似た花を咲かせている。
日に日にエネルギーの強さが感じられる陽光、外で少し動いただけで汗ばむ暑さ。
午後にはまたしても黄色い霞が視界を遮り、息苦しいような周辺の景色だ。
マイナポイント、全ての手続きを済ませた。
これで今年のアユ釣りは、ひもじい思いをせずに済みそう。
東北解禁まであと2ヶ月と10日・・・。
テレビは朝10時にはやってきて、その30分後には取り付けが完了した。
年甲斐もなくワクワクしていた爺様だったが、いざSWを入れてみると55インチの画面にも4Kの映像にもさしたる感動はなかった。
思い起こせば昭和35年、当時爺様が住んでいた地域にもやっとNHKの電波がやってきた。
1インチ1万円と言われていた時代、街の電気店では14インチの白黒テレビが飛ぶように売れていた。
高2の夏休みに何人かのグループで某メーカーのアンテナ取付のアルバイトをした。
一日3~4軒の家を回りテレビを開梱して据え付け配線して回るのだが、顧客が初めてSWを入れる感動の瞬間を我らアルバイトは誇らしく見守った記憶がある。
科学が急速な発展を遂げた中、爺様が覚えたワクワク感はおよそ62年ぶりであったのだが・・・。
今朝も山は雪、八幡平道路は終日閉鎖だそうな。
市役所から通知が来ていたのに暫く放置していたマイナカードを受け取りに行った。
コンビニ利用も多くなる夏場を控えているだけに、20000ポイントを戴けるのは誠に有難い。
カードは10年で書き換えが必要なそうだが、もしかして爺様はその頃には存在してないのかも。
その脚で家電量販店、清水の舞台から飛び降りるつもりで55型テレビを契約。
コツコツ貯め込んでいた爺婆のタンス預金の出番だ。
紙幣で払って500円硬貨を含むつりを貰うと言う買い物を3年間続けた。
ひもじい思いをしながら溜めこんだ500円硬貨が、磯釣りの遠矢ウキの筒に250枚ほどになっていた。
そいつに婆様のへそくりを加えて何とか190000円を工面できたのである。
型落ちだけどその4Kテレビが明日我が家にやってくる。
いよいよ我が家でも世間様並みの文化生活ができる訳で・・・、ちょっと嬉しい。
やっと陽射しが戻ったが、まだすっきりした青空ではない。
里の雨は山では雪になって、開通したばかりの八幡平道路は終日閉鎖。
それでも爺様は農耕が始まった田圃道を気持ちよく歩く。
南の方からは活発なアユの天然遡上の話題が届く。
盛夏に向けて足腰を鍛えるべく一生懸命速足の歩を進める爺様の励みになっている。
根拠は希薄ながら、北東北も今年こそは期待できそうな予感がしてならない。
強風のせいでもあるが、あっという間に花は散り葉桜になってしまった。
今日も風は止まず加えて気温も10℃に達しない。
リンゴは既に満開になっているはずだったが、3分咲きからあまり進んでいない。
時折靄の彼方に見え隠れする岩手山には雪が積もった模様。
予定していた桧木内川土手の桜見物は取り止めとした。
婆様を病院へ送った後、暇を持て余して某家電量販店を覗きに行った。
死ぬまでに4Kテレビを買いたいと最近思い詰めている爺様、型落ちの安価なものをと物色。
いい機種が見つかったものの、さて20万をどうして工面するかが大問題な訳でして・・・。
昨夜の雨は小康状態、何日続いたか今日も空は強い鉛色。
黄砂なのかPM2.5なのかそれとも花粉なのか。
不気味な雲が垂れこめて今日も爺様は瞼が重い。
桜は殆ど散って足元には花びらの絨毯が敷き詰められている。
未だ小雨が残る中、朝飯の前に集落道路のごみ拾い。
このところ暫く澄み切った青空を見てはいない。