灰色の空からポツリポツリと冷たい雨が・・・。
それが午後には雪混じりとなって、今夜はきっと雪降りになるのでしょうな。
11月の最終日は日中でも3℃台と、寒さが骨身に滲みまするぞ。
雪なら雪で諦めがつくのですが、晩秋から初冬にかけてのこの中途半端さは、「冬至」が過ぎるまではオラの最も嫌いな季節なのす。
明日から師走、天気のいい時間帯を見つけて、庭木に電飾を施さねば・・・、折角買ってきたんだから。
奥羽山脈から湧き上がった雪雲の先端が伸びて、オラの上空を通り過ぎては北上山地上空の青空に吸い込まれ消えてゆきます。
そのたびに、陽射しと時雨とが交互にやってくる目まぐるしい空模様であります。
ま、それでも久しぶりの晴れ間を見たことで、気分はとても爽やかなのではありますが・・・。
しかも今日は嬉しいことに、去年見ることのなかったヤマガラやカワラヒワなど、かつての冬の常連たちが庭先を訪れています。
近くの森の伐採で、昨年は殆ど見ることのなかった野鳥たちが、この冬帰って来たのです。
来春にはヤマガラの営巣が見られればいいんだけんど・・・・・。
今日も雨、ウメの冬芽がべっとり濡れて、いかにも冷たそうな庭先です。
いつものシジュウカラに混じって、昨年見ることのなかったゴジュウカラ(スバシリ)が、黒く濡れた幹を忙しげに昇り降りしています。
気象庁からこの冬は「暖冬」であると、傾向予測が発表されました。
だからと言って、それは決して手放しで喜べることではありません。
凌ぎ易い冬は、次に来る夏の気候に「冷夏」と言う形で必ず悪影響を及ぼすものと、すでに地域の古老の域に達したオラは記憶しております。
北東北の四季には冬は厳寒、夏は酷暑となるしっかりとした季節感は欠かせませぬ。
つうことでオラとしては、かの予測が外れることを願って止まないのでありまする。
少し気温が緩んだのでしょうか、この時期としては珍しくシトシトと暖かい雨の降る一日でした。
未だに緑を残すキンシバイの葉から、水玉が転がり落ちてははじけます。
再生不能となった水没デジカメを諦め、昔のものを引っ張り出して使ってみました。
が、原因不明ながら今度はWin-xpが新デバイスとして認識せず、仕方なくメモリカードリーダーを買ってきて運用しとります。
抜いたり刺したり、いやはやなんとも面倒くさいことです。
予算もないことだし、アウトドアライフのオフシーズンだけに、春まではこの状態でいくしかないかねぇ・・・。
温泉と蕎麦のフルコースを目的に、暫くぶりで南方面へと向います。
正月が間近と言うことで、本日は産直センターでもち米の調達も兼ねております。
山沿いの道を走ると、目に入る景色の中にはまだ葉を着けたままの広葉樹もありますが、それはもうカラカラに枯れて、つい先日までの鮮やかな色彩などはすっかり失われております。
ぬるい湯に長時間浸かったあとは、2ヶ月もご無沙汰していたお馴染みの蕎麦屋さんの暖簾をくぐります。
豊かな香りの新蕎麦と絶妙の味を出す「つゆ」、相変わらずこの店は美味いねぇ。
とっても幸せなひと時でしたぁ・・・。
小砂利の道が霜柱で持ち上がっています。
朝一番、人に踏まれる前にサクサクと歩くと、何か徳をしたような気分になります。
近所の子らの楽しみを盗っちゃいけませぬ・・・、あまり壊さんように残しておきましょうね。
今朝は-2℃、朝の光の中に純白を纏って浮かび上がる秀峰岩手山、5合目以上の雪はもう来春まで融けることはないのでしょう。
戸外は霜が真っ白、水溜りには氷が張り、クルマのガラスもガリガリに凍り付いています。
陽射しが出ても身震いする寒さは去らず、飼い猫は一日中オラに纏わり着いて離れませんがな。
今夜から毛布を一枚追加しようかな・・・。
明朝はさらに気温が低下、北海道並みの-4℃が予想されておりますから。
北国におけるカマキリの卵のうの位置と積雪量の関係について、この冬もまた話題として取り上げられる時期になりました。
オラはまだ見てはいないのですが、今季はせいぜい地上数10cm程度だとのことです。
とすれば、例年になく積雪量の少ない冬になるのかも知れません。
しかし雪の少ない年は、寒さは厳しくなる傾向もありますから、油断は出来ませぬ。
オラにとって心配なのは、降海アユ仔魚の冬越しのことだけなのですが・・・・。
水に浸かったデジカメは、機能の一部だけが甦りましたが、実用には程遠いままであります。
それならばと分解して乾燥させてみることに・・・。
しかし再び組み上がった本体は、甦ったはずの一部すら動作せず、完全にトドメを刺した形となりましたがな・・・、オラとしたことが。
昨年のアユ釣りにおける水没時は、敵が淡水だけにやや70%まで機能を取り戻しましたが、今回は二度目でしかも海水ですから、デジタル機器にとっては致命傷だったようです・・・・・・ヤレヤレ。
穏やかな午前中とは打って変わって、昼過ぎからは気温も低下して、時雨混じりの西風が荒れ狂う北の街です。
1Km先にある高台の団地付近は白く煙り、もう雪になっているのかも知れませんね。
朝7時の加茂港は時折強い雨が降ってきます。
予報とは違って朝から北西風が強く、浪も高く渡礁出来る沖磯はかなり限定されます。
濡れるのを覚悟で沖磯へ渡ろうか、それとも潔く盛岡へ戻ろうか暫し悩むオラ。
しかし意を決して近場で風裏になっている「小割れ島」へ。
ベラ、フグ、子メジナ、子マダイ、小サヨリ、タナゴ・・・・・etc.の入れ食いです。
それでも10時ごろからは晴れ間がでて、うららかな釣り日和となりましたぞ。
波も落ち着いてきて、さあこれからだと気合を入れますが、本命の気配なんぞは微塵もなく、毎度お馴染みの「ボ」からの脱出はなりませぬ。
昼過ぎに南磯の長岩へ磯替えして2時間、やっぱり子メジナ、小アジ、子マダイ・・・ばっかし。
その上、デジカメを水溜りにポチャンだって・・・・、とんだ災難でした。
ま、オラの寒クロって、こんなもんだべなや。
晴れていても風が強かったり波が高かったり、挙句は時化が何日も続いたりと、今季はなかなか釣行チャンスに恵まれません。
往復400Km近くも走るものですから、釣行予定日は天気予報を基に慎重に決める訳ですが、その日が近づく度に決まって荒れ模様に変わり足止めを食らいます。
そんな繰り返しが、もう何度続いたことでしょうか。
釣竿を置いてから2ヶ月のブランクってのは、過去にも例のないこと。
イライラはもう最高潮、禁断症状は女房に八つ当たりする形で現われています。
次回は明日の予定なのですが、またまた雨だよぅ・・・・・・(悲)。
裏の田圃は一面の霜、水溜りは凍り、作物の収穫が済んだ畑には見事な霜柱が立ちます。
少しばかり残っていた街路樹の葉が、霜を帯びて風もないのにハラハラと散っております。
すっかり裸になってしまった庭木の間を、10羽ほどのオナガが奇声を発して群れながら、隣家の庭へと移動して行きました。
厚く積もった落ち葉をさらに掃き寄せて、屋外で冬を越させる鉢植えの被いにいたします。
もう我が家における秋の名残なんぞは殆ど見えなくなって、野鳥のためにと数個残したカキの実ぐらいのものでしょう。
冬は駆け足で、あの里山の向こうまでやって来ているのです。
無風快晴、澄んだ空気、彼方に雪を頂いた岩手山、なんとも気分のいい朝でありますよ。
小春日和に誘われて、ぶっ散らかしたままの庭を片付けることにしました。
落とした枝を短く切断し、束ねてゴミに出します。
更新したキウイの枝を支線へと誘引します。
イチョウやノウゼンカズラの切り戻し、ブルーベリーに支柱を立てて雪折れから守ります。
伸びすぎた我が家のシンボルタワー、アオモリトドマツの先端を落として、形を整えます。
あとはイルミネーションを施すだけ・・・・って、まだ買ってきてませんが。
とっても疲れました。
あ、カキがまだ150個ほど残ってる・・・・・。
腰痛再発であります・・・ヤレヤレ。
このところ、陽射しのある日中でも、気温は10℃に届かない日が定着してしまった感じです。
さて、不安定だったお天気が落ち着きを見せ、同時に日本海は凪いできた様子。
荒れ後の男鹿は海水温も17℃前後まで低下して、厄介な存在であるエサ盗りたちが薄くなってきた頃だと思われますから、如何に出不精のオラでも、いよいよ腰を上げなければならない時期となってしまいました。
週明け早々の出漁を目指すオラは、仕方なく道具の点検をします。
リールやロッドの再点検、小物類を買い足して補充、固着したファスナー等の手入れ、日頃なぁ~んにもしてないだけに、やることは結構多いよねぇ。
さあ、連敗に終止符だぞ・・・・・・・・・・・・ってか。
岩手高原スキー場
すっかり定着した北西風に煽られるように、上空を高速で厚い雪雲が次々に通り過ぎます。
その度に北の郷には、時雨と陽射しとが交互に降り注ぎます。
そんなお天気に翻弄されて、数日前から庭仕事をぶっ散らかしたままのオラであります。
つうことで、本日もまたそんなお天気に悩まされている訳であります。
テレビの津波情報に釘付けとなった一夜でした。
オラが三陸の沿岸部に住んでおった高校時代、S35年のチリ地震津波を体験しました。
その頃、魚市場裏の魚屋の2階に下宿していた山育ちの仲間とともに、避難どころか成す術もなく、下の店から引き波に乗って流れ出す無数のトロ箱をただ茫然と眺めるだけだったのです。
あれから半世紀、そんな恐怖の記憶も薄らぎつつある今日この頃、改めて注意を喚起する昨夜の出来事でした。
地震、雷、火事、親父、・・・地震以外は何かしら予兆があって、それなりの対応をするに充分な時間的余裕がありそうな気がしますが、これだけ情報量が豊富な時代になっても地震だけはどうにも・・・。
それにしても、今回は被害がなくてよかったねぇ。
遠望する雫石スキー場