温泉に浸かっての車中泊から、疲労が抜けて快適な目覚め。
7月最終日も相変わらずの梅雨空だが、雲は薄く時折太陽が透けて見える。
今朝は野アユの姿を求めて、本流のあちこちを見て回る。
まだ低活性のせいか、何処を覗いても武者震いの出そうな景観がないどころか全く姿を見ても居ない。
暫し悩んだ末に今朝一番は白岩の右岸分流に決めた。
意外にも垢着きのいい流れからは、昨日のモノにも負けない良型が竿を絞った。
(以下釣行記へ)
県南部を襲った集中豪雨は、多大な土砂災害をもたらしたが、どうやら峠を越したらしい。
されど不安定な大気の状態は未だ解消されず、山の向こうで次々に湧き上がっては崩れる積乱雲。
県境の西側は、断続して激しい雨降りになっている地域もあるとか。
その東側には大きく広がった晴天域。
あまりに綺麗な青空を、久方ぶりに眩しく振り仰いだオラであった。
午後になると大気中の湿度はぐっと低下。
庭先の木漏れ日が実に心地いい。
目の前の柿の木でヒグラシが鳴いている。
なんだか梅雨明けの時が見えてきたような・・・、でもまた薄雲が広がって来たし・・・。
昨日午後に時間当たり80mm超の局地的豪雨に見舞われた気仙川、水位は平水+3.3mまで急上昇して流域住民には避難指示が発令された。
解禁以来調子が上がらぬままほぼ1ヶ月が経過した気仙川、今回は大自然の猛威に完全にトドメを刺された形となった。
おそらくは底石が激しく動き川全体に大きな変化が生じたものと推測されるが、10日ほど先の平水復帰を待たないことには、この濁流に抗してアユが未だ留まっているのかどうかの判断はできない。
今回の雨で県内太平洋沿岸部河川の殆んどがダメになったが、隣県米代水系は特に増えた訳でもなく、順調な引き水でもうじき平水復帰。
今年の県内共通遊漁はモトをとる事が難しい・・・。
霧雨の県境、トンネルを抜けると奥羽山脈の西は雲が薄く晴れ間も覗く。
雲は多く夕方からは雨になるようだが、日中は持ちそうだとの予報で阿仁川今季2度目の釣行である。
森吉ダムの放水が止まって、水位がぐんと下がり、濁りも殆んどない。
10:00阿仁前田河川公園、何人かが竿を出している隙間に入れてもらう。
相変わらず垢着きが悪く全く滑らない川床、しかしかなり黄色く色付いて全面回復はもう直ぐだ。
(以下釣行記へ)
各河川共に異常に遅い引き水、あれだけ降れば無理もなかろう。
それでも本日現在での竿出し可能河川はだいぶ多くなった。
昨日の阿仁川では、堰カミがまだ野アユが希薄な中にあって、それでも数10尾を獲るつわものがいることや、垢飛び白ッ川におけるポイント選びなど、オラの実釣と見聞きした内容から、対策すべきことがなんとなく見えてきた。
早速実践すべく本日も出かけたいところであったが、年寄りにはさすがに二連荘は厳しい。
今年もまたオトリアユの蓄養には苦労しているオラ、毎日水替えしたとしても我が家の生簀ではいまのところ5日間もたせるのが限界である。
今日は簡易なフィルターを作ってみたが、効果は後日判明する訳で・・・。
東北道を安代ICで降りて馬渕川水系安比川、水量が多く如何にも冷たそうな流れ、橋ごとに覗いてみるがアユの姿をついぞ見つけかねた。
それじゃ扇田まで行ってみるかと再び東北道。
しかし扇田まで来てしまったからには、このまま阿仁川へ行ってみたい欲求に負けて、米代川は全く覗かずに西に向かうオラであった。
家を出るときには、阿仁川まで足を伸ばす考えなどさらさらなかったのだが・・・。
(以下釣行記へ)