爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

24-01-31 爺様のアユ釣り

2024年01月31日 | アユ釣りを振り返る


もうじき寒が明けるが今日もやっぱり暖かく、裏の田圃の積雪は急速に融けだした。
空は鉛色、午後になると雨も落ちてきて、このまま春がやってきそうな景色だ。

<浅場釣りの奨め・13>

沿岸部のアユ放流河川で最北には「あまちゃん」で知られる久慈市を流れる久慈川があります。
大きい支流としては河口部で合流する長内川があり、以前はここでも釣りになりましたが震災以降の状況は不明です。
さて久慈川本流でのお奨めは、久慈市街地からR281を西に数Km進んだ大川目町地区。
通常の水位であれば、このエリアは我らが竿を出すには最適かと思われます。
その遥か上流でも釣りにはなりますが、岩盤質の渓流相が多くなって川通しでの移動が難しくなります。
尚、E45を八戸方面に進むと、その途中には高家川、有家川がありますがアユの放流はないと記憶しております。

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24-01-30 爺様のアユ釣り

2024年01月30日 | アユ釣りを振り返る


今日も暖かく、積雪はどんどん嵩を減らしている。
明日から岩洞湖氷上釣りが解禁されるが、爺様は少し様子を見てから出かけるつもり。

<浅場釣りの奨め・12>

ここから北の三陸海岸は断崖絶壁が続く荒々しい景色に変わります。
流入する川は松前沢や明戸川、普代川など幾つかあります。
爺様はそれぞれで僅かながらアユの天然遡上を確認はしていますが、地元人が毛鉤釣りをする様子を見かける程度で、友釣りが出来る規模ではありません。
従って小本川の北側のアユ河川とすれば流路延長27Kmの安家川になります。
中流部に安家元村の集落があるだけで、ほぼ全域に原始の流れを留める美しい川です。
昔は元村地域にもアユの人工放流はあったようですが、昨今は下流部だけのようです。
解禁日が8/1と県内では最も遅く、県内アユ師からは忘れ去られたような川ですが、時折爆釣情報が聞こえてくる不思議な川でもあります。
中流部は岩盤質の淵や早瀬が連続して、頭上を樹木が覆い、川通しに移動できる場所も多くはなくて我ら高齢者には厳しい環境ですが、清冽な水質で育ったアユは格別な味がするそうです。
我らが通常の釣りの出来るエリアは河口部から数Km程度と言うことになるでしょう。
天然遡上に恵まれる年もあると言うことですから、県央部からは遠い地域だけに充分な情報を入手した上でお出かけになることをお薦めします。

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24-01-29 爺様のアユ釣り

2024年01月29日 | アユ釣りを振り返る


放射冷却による冷え込みは暫くぶり、岩洞湖も久々に-15℃になったとか。

<浅場釣りの奨め・11>

摂待川から北上してR45の小さい峠を越えますと森と水の町岩泉町に入ります。
恐竜化石で有名な茂師海岸を眼下に眺めながら10分ほどで、県沿岸部河川では閉伊川に次ぐ規模の流路延長45Km小本川に出ます。
ここは若い頃の爺様にアユ釣りの楽しさ素晴らしさを教えてくれた川です。
そしてそれまでは見たこともない目からウロコの泳がせ釣りと言う近代アユ釣りに初めて出会った川でもあります。
あの時のその方はいったい何処の誰だったのか知る由もありませんが、アユ釣りと言えば瀬の引き釣り一辺倒だった当時の爺様にとって強烈なインパクトではありました。
半世紀以上も前の小本川には天然遡上も多く、自然溢れる魅力的な流れがありました。
当時はまだ初心者の域を出ない自分でしたが、近隣の寒村が嫁の実家であったこともあり、夏の間はそこを根城に随分通い続けた川でした。
しかし当時から大水が出るたびに流れが変わり、原始の魅力は次第に失われて行きます。
2016年8月の台風10号では河川全域で壊滅的被害を出し、8年経った現在も復旧工事の真っ只中にあります。
そこは爺様が慣れ親しんだ頃の面影はすっかり失われて、砂泥に埋もれた全域が平坦な流れに変わりつつあります。
上流部の岩泉街裏から上流には未だ昔の面影は残るものの、特に下流部にはアユ釣りポイントはほんの一握りしか存在していないような気がします。
今のところは砂泥を踏み抜きそうな危険地帯も多そうで、高齢者には不向きな川にしか映りません。
管轄の漁協は袰野堰堤を境にして上下2漁協に分割されてますので、入川時は注意が必要です。

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24-01-28 あれから・・・

2024年01月28日 | ウダウダ日記

連日の温かさに周辺の積雪はどんどん消えていく。
この冬はとうとう氷点下2桁にならないまま立春を迎えそうだ。
爺様の若い頃のこの時期は、市街地にあっても氷点下15℃前後は当たり前だった。
酔い覚ましに自転車を押して帰る寮までの道々、息を吸えば鼻毛も凍った。
凍結路面で派手に転び、いつか側溝にもはまった。
せんべい布団の襟元には息が凍り付き、窓の隙間から吹き込んだ雪が積もった。
あの頃は暖冬などと言う単語はたぶんなかったような気がする。
あれからもう55年、あの頃の寒さが懐かしい爺様である。

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24-01-27 爺様のアユ釣り

2024年01月27日 | アユ釣りを振り返る


今朝もかろうじて氷点下、小動物の足跡を辿って裏の林を覗いてみるが雪が少なく歩き易い。
野鳥たちの声に繁殖期近しの力強さが感じられるひと時である。

<浅場釣りの奨め・10>

閉伊川の北側は管轄漁協が変わって田老河川になります。
この宮古市北部地域、リアス海岸の小さい入り江には幾つかの規模の小さい川が流れ込んでいますが、アユ釣りは田老川と摂待川だけとなります。
田老川は流呈12Kmで人工放流がありますが、流呈8Kmの摂待川はほぼ天然遡上頼みになっているかもしれません。
何れも河口部から釣りにはなりますが、全域が渓流相ですのでアユ竿を伸ばせるエリアは広くはありません。
かつて爺様は摂待川河口部において、潮騒を聞きながらまずまずの釣りを経験しております。
近年は残念ながら足が遠のいておりますので、状況をお伝えすることができません。

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24-01-26 温かい冬

2024年01月26日 | ウダウダ日記

待てども来ない厳冬期、上馬淵川漁協がこの冬の菜魚湖氷上ワカサギ釣りを断念したと言う。
岩洞湖とてこのまま暖冬が続くようであれば、史上初めてとなる決断を強いられるであろう。
このまま桜の開花情報が飛び交う時期を迎えるとすれば、山の積雪量の少なさが春先の水不足に繋がり、あらゆる事に影響を及ぼすことになるだろう。
冬の寒さがないままに春を迎える近隣の果樹農家にとっても辛い一年になるのかも知れない。

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24-01-25 爺様のアユ釣り

2024年01月25日 | アユ釣りを振り返る


酷い冷え込みではないが日中の気温も殆ど上がらない。
北国の冬道に慣れたクルマも怖々慎重に走るしかないアイスバーンである。
夕方には北西風が強くなり、向かいの大屋根から激しく雪煙が上がり、建付けの悪い我が家のガラス戸をガタガタと揺らした。

 

<浅場釣りの奨め・9>

北上高地の霊峰日本100名山早池峰山に源を発し、上流域は原生林の中。
流呈75Kmで宮古湾に注ぐ閉伊川は、県沿岸二級河川の中では最も規模の大きな川です。
R106沿いに流れているのでポイントや釣り人の観察は容易ですが、殆どが道路からの段差が大きいために入川には苦労させられます。
また深場あり荒瀬ありの変化に富んだ流れはエキスパート好みと言えるでしょう。
本流部は危険個所も多く死亡事故もありますから、我ら高齢者はカラ川、支流刈屋川や国見川に入ることにしましょう。
ここは県内放流河川の中では最も多い放流量です。
さらに天然遡上が多い年なら解禁から最終盤までの2ヶ月半以上を存分に楽しむことができるでしょう。
尚、同じ宮古湾に注ぐサケ漁で有名な津軽石川にも天然遡上はあり、かつて爺様は友釣りをした経験はあるのですが、現在はどうなっているか不明です。

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24-01-24 爺様のアユ釣り

2024年01月24日 | アユ釣りを振り返る

 
夜明け頃から雪が降り出して昼前には15センチ、歩道上を久々に小型除雪車が通った。
このあと徐々に冷え込みが強まってきそうだ。

<浅場釣りのお薦め・8>

鵜住居川から北へ10分も移動しますと大槌湾に注ぐ大槌川(流呈13Km)と小鎚川(流呈11Km)に出ます。
両河川共に両岸に葦原が茂り、8mロッドを以てしても苦労を強いられる狭小河川です。
我ら高齢者が最も狙いたい浅場の広がる下流部は、残念ながら増殖のための禁漁区となっておりますので、誤って侵入せぬように注意しましょう。
その禁漁区はさすがに魚影は濃く、釣り人はただ恨めし気に道路から見下ろすばかりです。
さて両河川共に葦原を掻き分けて入川する流れには意外にも魚影は濃く、まさかの水深10センチのチャラ瀬や葦の根元から出る「いいサカナ」に感動することでしょう。
盛夏の渇水時にはさらに釣り難くなってしまいますが、こんな時期にこそ徹底した泳がせ釣りが真価を発揮します。

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24-01-23 爺様のアユ釣り

2024年01月23日 | アユ釣りを振り返る

 
この時期に3日続けて最低気温が氷点下とならないのは記憶にない。
温かい雨だったが、上空に寒気が入ってきたのか、
やがて細かい湿り雪に変わってきた。
今夜からは厳しい寒さになると言うが、岩洞湖の結氷は育ってくれるのかな・・・。
このところの温かさで積雪が殆ど消えて、リンゴの花芽が膨らんできた気がするが・・・。


<浅場釣りの奨め・7>

次はWCラグビーの会場となった復興スタジアム付近で鵜住居湾に流入する鵜住居川です。
流呈23Km、岩盤あり淵あり早瀬ありで甲子川同様に水質の優れた流れです。
一部に深場や荒瀬もありますが、殆どがトロチャラなど浅場の優しい川です。
ここもまた比較的天然遡上に恵まれているようです。
潮汐の影響を受ける河口部から上流橋野地区までの約10Kmが一般的なエリアとなりますが、天然遡上はさらに上流まで達していますから試してみるのも宜しいかと思われます。
県内上級アユ師たちにも人気の川ですから、場荒れが激しいかも知れませんが、旧釜石北高裏やE45橋梁付近の葦原を掻き分けて入川したところに意外なパラダイスが残っていたりします。

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24-01-22 爺様のアユ釣り

2024年01月22日 | アユ釣りを振り返る


最低気温は寒の真っ只中とは思えぬ+2℃超、この暖かさを喜んでいいのか、はてさてどうしたものか。

<浅場釣りの奨め・6>

E45をさらに北に向かい篠倉山トンネルを抜けると釜石の市街地に入ります。
ここはかつてアユの効き味グランプリで優勝した甲子川が流れています。
北上高地の一画、日本300名山の五葉山を源とする流呈20Kmの二級河川です。
小河川ながら底石の多い変化に富んだ流れと良好な水質に育まれた豊富なラン藻、地元有志による放流と蘇りつつある天然遡上とが相俟ってアユ師に大人気の川です。
平常時はほぼ全域が安心安全な浅場で魚影も濃く、ここはまさに我ら高齢者のための川です。
管理漁協のない川ではありますが、入川の際には最寄りの釣具店などで放流協力金を納めることをお忘れなく。

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24-01-21 爺様のアユ釣り

2024年01月21日 | アユ釣りを振り返る


「寒」のさ中と言うのに朝から雨降り。
県内には未だにオープンできないスキー場が幾つかあると言う。
楽しみにしている本州一厳寒の地岩洞湖も、今のところ氷上解禁の予定が立たないとか。

<浅場釣りの奨め・5>

さて沿岸沿いをさらに北上しますと、綾里湾に注ぐ浦浜川ですが、爺様はここでの釣りの経験はなく状況は解りません。
さらに北上しますと次は越喜来湾に入る吉浜川です。
ここは震災前まではアユの天然遡上も多く、遊漁料(¥500だったかな)も必要な川でした。
現在でも天然遡上は途絶えてないと聞いてますので、試してみる価値はありそうです。
現在は無料開放されていると言う話も聞きますが、爺様は未だ竿を出してはいませんが確認は必要でしょう。
さらに北上しますと唐丹湾へ流入する熊野川と片岸川になりますが、かつては管理漁協があり人口放流もありましたが、現在は無料開放されている中で、この両河川は意外にも豊富な天然遡上で潤っています。
河口部から2Kmほどで鬱蒼とした山間に入りますので、道端からは両河川共に天然魚の遡上が確認できていても、覆い被さる樹木のために竿出し可能エリアは短いものになります。

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24-01-20 爺様のアユ釣り

2024年01月20日 | アユ釣りを振り返る


二十四節気大寒、朝の気温氷点下4℃と比較的暖かい。
日中は陽射しも多く気持ちがいい。
爺様はワカサギ氷上釣りに備えて釣り座の点検。

 

<浅場釣りの奨め・4>

広田湾に注ぐ気仙川の北となりは、大船渡湾に注ぐ盛川です。
下流部ではようやく9mロッドの使用が可能になりますが、渓流相の上流部は6mでも持て余すほどの小河川です。
しかも両岸に繁茂する葦が強烈ですから、釣り方にも若干の工夫が必要になります。
注意すべき深場が長安寺橋シモにありますが、あとはほぼ全域トロチャラの流れになります。
アユ釣り可能エリアは潮汐の影響を受ける下流中井地区から上流は日頃市付近までの7~8Km。
しかしここは天然遡上が豊富で人工放流とも相俟って県内一の魚影の濃さを誇る川です。
盛夏には水温が上がり垢腐れも発生し、釣趣が損なわれることもあるだけに注意が必要です。



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24-01-19 爺様のアユ釣り

2024年01月19日 | アユ釣りを振り返る


落葉を掻き分けてシュンランの花芽が覗いている。

<浅場釣りの奨め・3>

県沿岸南部の代表的河川気仙川は流域面積520㎢、日本300名山五葉山を源とする流呈44Kmの二級河川です。
主な支流は下流陸前高田市竹駒地区で合流する矢作川と、種山高原が源の住田町川口に合流する大俣川です。
通常水位における危険個所はごく限られていて、ほぼ全域が高齢者に優しい流れです。
7/1に友釣りとドブ釣りが解禁しますが、8月に入るとガラ掛けや投網など何でもありの川に変わり、友釣り師には辛い時期に入ってしまいます。
しかし我らの浅場釣りは微妙にポイントが異なるため、あまり目くじらを立てる必要はないでしょう。
釣り人の多くは瀬に集中しがちですから、我らにとっての垂涎の浅場ポイントは無数にあり、しかも比較的空いている傾向があります。
気仙川のアユ釣りポイントは、ほぼR107とR340沿いにあって見透しが利き魚影確認もできますから、好みの入川ポイントは容易に選ぶことが出来るでしょう。
天然遡上はかつての量は見られませんが、近年復活の傾向が見られますので、この夏も期待したいものです。

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24-01-18 爺様のアユ釣り

2024年01月18日 | アユ釣りを振り返る


2日後には「大寒」、しかし今日はとうとう冬日が解消、今朝の気温は+2℃とこの冬はあまりにも異常だ。

<浅場釣りの奨め 2>

四国4県に等しい面積の本県は山岳や森林で86%を占めます。
西部の奥羽山系、東部の北上高地からは原生林が磨き濾過した清流が北上川に注ぎ込みます。
同時に北上高地の太平洋側でもリアス沿岸の各湾内には幾つもの中小の清流が流れ込みます。
岩手県内におけるアユ釣り対象となり得る川とすれば、一級河川北上川や馬淵川とその支流群以外では、太平洋に直接そそぐ幾つもの二級河川と言うことになります。
ここでは爺様が魅力を感じる太平洋沿岸の中小河川に主に焦点を当ててみたいと思っています。
この中小河川、近年絶えて久しい天然遡上が見られると言う嬉しい情報も多いのです。

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24-01-17 異常な温かさ

2024年01月17日 | ウダウダ日記

最低気温-0.5℃、かろうじて冬日にはなった。
日中は生温いそよ風が吹き、3月中旬を思わせる。
明るい陽射しが降り注ぐと、融け残っていた積雪がたちまち消えていった。
この冬一番の冷え込みの昨日から一転、寒の真っ只中とは思えぬ暖かさだった。
明日はもっと暖かくなりそうな予報も出ているが・・・。

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