爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

08-11-26(水) 海はいいなぁ・・・

2008年11月26日 | 磯釣り



家で寝てしまったら起きられないと思ったオラは、前夜9時の出発。
160Km走って、鵜の崎のパーキングで仮眠・・・たっぷり6時間、おっと寝過ごしたぞ。
案の定、加茂の一番船はタッチの差で出た後でした。

北に向かう金竜丸二番船、さて何処へ揚がろうか・・・。
選んだ沖磯は、金ヶ崎黒島。
北寄りの風を避けるため、先ずは南向きに釣り座を構えます。
コマセは足元からのサラシが、ゆっくり沖へ払い出しているかに見える。
しかし上潮が滑っているだけで、下は僅かずつ手前に押してきている完全な2枚潮だよ。
道イト2.5号、ハリス1.5号、鈎2号、浮子5Bの残浮力を丁寧に調整します。
コマセを打ち始めてから30分、サラシの切れ目でシモっていた浮子が、スパッと視界から消えた。
極めて判り易いアタリ、ゴンゴンと下へ持っていく引きは、まさしく本命のもの。
いつになく落ち着いて浮かし、先手を取ったオラはタモ掛けも難なく・・・。
おお・・・やや40センチ、燻し銀の荒武者。
もしや本日は大釣りになるのか・・・、な訳ないよね。
その後は、釣れねぇ釣れねぇ・・・なぁ~んにも。
島の周りに絨毯を敷き詰めたかのようなサヨリ軍団と、しつこいウマヅラ軍団にお手上げ。
結局は本日の釣果、この1枚が全てとなったのでありました。



昼近くになって、ちょっと油断してる間に、貴重な1枚の入ったままのスカリを流す不手際。
戸賀から渡ってこられたご同輩に、無事拾い上げていただきました・・・感謝感謝でございます。
で、クロダイと思われるアタリはもう1回だけあったのですが、やりとりの最中後手に回ってしまい足元に突っ込まれ、根ズレであえなくバラシであります。

半年振りの日本海、やっぱりいいねぇ・・・。
次回はいつ・・・。

 

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08-06-04(水) 男鹿へ

2008年06月04日 | 磯釣り

クロダイの乗っ込みも一段落した感があり、このところあまりいい情報のない男鹿の海。
アユ解禁が目前に迫っているため、男鹿の磯釣り前半戦は最後の釣行。
早めに現地到着し仮眠、船のエンジン音で目覚めると一番船は既に出港した後。
海は穏やかだが東寄りの微妙に強い風、その風を避けて「大桟橋」の北へ揚がる。

フラつく潮の先の根際をポイントと定め、足元からコマセを打つ。
たちまち湧き上がる良型タナゴ。
このタナゴは最後まで周囲から離れず、沖あがりの13時まで万年磯ビギナーのオラを苦しめた。
南側を覗いてみると、僅かながらサラシが発生するものの向かい風でアテ潮気味。
動かない潮、猛烈な勢いのエサ盗り、寄らない本命、いつまで経っても好転しそうにない釣況を打破すべく、沈め探り釣りに切り替える。
遠投カウントダウンからゆっくり引いてくる仕掛けにゴゴンと鋭いアタリ。
足裏サイズではあるが嬉しいマダイだ。
つづいて手のひらサイズが連続するが、4枚獲ったところで打ち止めとなった。



帰路、R285経由で阿仁川へ。
本城で偶然にもMr.kikutiと出会う。
氏は能代から青森県境までマイボートの釣り、乗っ込みマダイ80センチを獲った帰り道。
釣り人の行動パターンは似たようなもの、オラと同様アユの遡上確認のため立ち寄ったらしい。
さてそのアユに関しては、おいおい「遡上観察」のコーナーにて報告を。

 

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08-05-12(月) 男鹿半島

2008年05月12日 | 磯釣り


深夜のR46、仙岩峠の気温表示は1℃、見事な星空が余計に寒さを感じさせる。
家を早く出てきたので、夜が明けるまで3時間の仮眠。

金竜丸の一番船で大桟橋南、04:00はもう充分に明るい。
開始早々にタナゴの良型、しかしこのポイント選定が間違いだったたことを痛感することに。
南向きはとんでもないアテ潮と向かい風、馴染む前に仕掛けが足元に寄ってしまう。
正面も北向きも大きなハエ根、その先を狙うにはオラには無理だ。
しかたなくアテ潮を騙しながらの苦しい釣りとなった。
メバル、クロソイ、タナゴ、アジがポツポツ釣れるが、本命の気配はない。
前日比で1℃低下したらしい海水温、見える範囲に居るご同輩方も、本命は獲ってなさそう。

と、突然強いアタリ。
慎重に溜めていなして浮かせて見れば、この時期には珍しい尺メジナだ。
お昼近くになって風向きが180度変わり、同時にフラフラしていた潮がきっちり南に流れる。
ついにチャンス到来かと思う間もなく、強い北風に白波が立ち、ラインの処理もままならない。
釣り続行不能と判断、早々の撤収となった。
湾奥など風裏を選ぶべきだったと大反省。
先ずはめでたく一敗と言うことで・・・、どんとはれぇ。

午後の部は能代まで足を伸ばし、嬉しい遡上アユの観察。
詳細は後報、アユのコーナー「08遡上観察」へ。

 

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07-12-26(水) 気分爽快

2007年12月26日 | 磯釣り



加茂からの帰り道、綺麗なものを素直に綺麗だと思ったのは、いったい何年ぶりだべなや・・・。
日本海に沈む夕陽、半島の海岸美、南に目を転ずれば遠く鳥海山のシルエット。
季節風最前線たる男鹿半島も冬の中休み、この時期にしては珍しく穏やかな日和だったね。



波1m、東寄りの微風、女泣島だす。
タナゴ、アジ、メジナ、アイナメ、メバルと朝の海は今日も賑やかであります。
朝のうちはその連中がうるさく纏わりつくも、日が高くなって次第に付けエサが残ってきます。
本命のアタリのないままに開始から5時間、今日もダメかと集中力が途切れかけたその時、ヘチを探っていたオラの手にイトをひくアタリ。
反射的にアワセをくれると、ずぅ~っと昔に味わったことのあるゴンゴンの引き。
軟弱な竿を満月にして、4ヒロのタナからユラユラと銀白色が・・・。
たいして大きくはないが、さすが寒クロ、いい引きだったねぇ。
で、フィニッシュへと・・・、あら、さあ大変、タモ置いてる場所ずぅ~っと遠くだもんね。
モタモタしてるうちに、やっぱりバレましてございます。
千載一遇のチャンスを自らの不手際でふいにしたオラ、しばし自己嫌悪に陥ります。

さて気を取り直して同じポイントへ。
15分後、同じようなアタリ。
上がってきたのは12月には珍しいマダイ34センチ、今度はなんとかタモ掛け成功。
ちょっと小さいけどオラにとっては、初めての尺超磯マダイだから、嬉しいよ~っ。

さらに15分後、またしても同じポイントで捉えた魚信。
余裕で銀白色を浮かしたところまでは良かったんすが、腱鞘炎で力の入らぬ右手、見えない目、高い足場、何よりもこのところ釣果のない状態が続いていたものですから、タモ掛けのなんとぎこちないことか、周囲の皆様の大いなる嘲笑をかったのでございます。
でもいいんだもんねぇ・・・、37センチ、いい面構えのクロダイ、嬉しいよ~っ。

その後、2時間ほど粘りましたが、エサ盗りさえ見えなくなりました。
あれが時合と言うヤツだったのでしょうか、お昼をはさんだ30分間が全てでありました。
いやぁ・・・長い年月だったよ、1匹¥165,000にもなるなぁ・・・。




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07-11-08(木) 無念の撤収

2007年11月08日 | 磯釣り



潮は船着場から牛地獄方向にいい流れ、本命の気配ムンムンの阿治ヶ島06:30。
気になるほどのエサ盗りはなく、手のひらサイズのアカ、20センチほどのメジナがポツポツ・・・。
午後から小雨が降る地域もあるとの予報を承知で出かけた男鹿半島加茂の磯でした。
9時を回る頃、南西の水平線から不気味な黒雲、そしてポツリポツリと雨粒が・・・。
パリパリッと頭上に閃光が走ったかと思うと、至近距離に炸裂する大音響。
突然のバケツを返したような雷雨は、岩の溝を川となって流れ、足元にこぼれたコマセを洗い流す。
泡立つ水面、突風が運んでくる波飛沫、オラたちはついに我慢しきれず無念の撤収を決めた。
安定した秋晴れの日本列島の中にあって、あろうことか男鹿半島だけが特別酷い状況だとか。



この日をわざわざ選んでやってきたオラがアホだった・・・。
でも、波立つハエ根の先から、釣友N川氏がクロ2枚を引き出した手腕は見事。
サラシの切れ目20m先でオラにも待望のアタリ・・・、一瞬ズンと重みが乗ったが、不十分な体勢を立て直す際に不覚にもスッポ抜け。
気持ちに余裕のない時って、こんなもんなのね。
あと2時間欲しかったこの日の釣行、不名誉なオラの記録はまだまだ続きそうだよ。


 

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07-10-25(木) あまりに天気が良すぎて・・・

2007年10月25日 | 磯釣り



満天の星空、少しだけ歪な月、深夜なのに意外な明るさに浮かび上がる奥羽の稜線。
県境の峠はかなり冷え込んで、気温は2℃台だよ。
寝ぼけマナコを擦りながら、走りに走って加茂着05:30。
金竜丸で渡ったのは小桟橋ハナレ、荒れ後の昨日、大物のバラシがあった沖磯だそうな。
仕掛けはその大物の不意打ちにも耐えるだけの太仕掛け。
しかし釣れてくるのはチャリコ、シマダイ、アジ、フグ、小メジナ、ベラと小物ばかり。
時折ぐんと鈍重な引きをみせるのは、25センチ(足裏サイズ)~20センチ(掌サイズ)の小マダイ。
朝のうちはまだ少しは残っていた足元のサラシも消え、油を流したような凪の日本海。
陽が高くなると、小物たちのアタリも遠ざかり、いつものようにうたた寝の時間。
結局、カウントサイズとの出会いはなく、ベタ凪の海でひたすら美味しい空気を吸って、今日もまた空身で帰って来たのでありました。



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