台風の余波なのか朝から蒸し暑さが復活。
そんな中、徒長し放題の蔓性果樹の整枝に汗を流す。
柿の木の下にヤマユリと思って植えた球根はオニユリのものでがっかり。
初夏のころとは違って、庭に咲く花はかなり少なくなった。
アジサイもタチアオイもほぼ終わって、今は頭上のノウゼンカヅラとあちこちに飛び火して増えたムクゲが主力。
北海道8日間の旅から帰ったTマンが顔を出してくれた。
例のハイオクをたっぷり積み込んで、これから阿仁に向かうのだと言う。
集落での大切な仕事を持っているだけになかなか忙しい彼、釣行日数も少なくここまでは未だ納得の釣果を出してはいない。
オラも同行したいところだったが、明日はかねてから予定していた地元某川。
近々現地での再会を約し、今回の釣行で好釣果を叩き出すことを祈りつつ送り出した。
さて明日から8月、オラもよほど頑張らねば目標値には届かない・・・。
近頃完成したばかりの交差点、何処へ出かけるにも必ず通る交通の要衝。
その信号機はオラの通りかかるのを見透かしており、そのたびに意地悪く直前で赤信号を出す。
その確率、実に9割に近いような気がする。
今日もまた往復この信号機の餌食になってしまった。
この近くでは逆に確率9割で青信号になる交差点もあることが、また不思議で楽しいのだが・・・。
アユ釣り河川にもオラにとって相性がある。
情報を貰って出かけても結果を出せず、いつ行っても良い思いをしたことのない相性の悪い川。
逆に不振と言われる年でも、必ずや気分よく好釣果を出せる相性のいい川。
さて次回はその相性のいい川を目指そうかと・・・。
高水からの引き際を狙って桧木内川へ。
10年ぶりに眺める赤平地区、堰下のトロ瀬で野アユが起こす波紋が立った。
数日前には大釣りがあったと言うポイント。
オラの分は残っているのか、急ぎ支度を済ませて土手を降りる。
桧木内川の釣り人泣かせの悪しき風習刈り草流しは、ここ中流部にあっても健在。
はたして川底には無数に沈殿、鋭角の底石とも相俟ってカミ飛ばしの途中で根掛かり多発。
めげずに30分をがんばり、やっと1尾目を獲った。
ここは入川容易な人気ポイントだけに、さすがに数を望むのは無理なのか。
それでも意外に育ちのいい天然モノに満足するオラなのであった。
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雨の心配はなさそうだが、雲は多く昨日の風がまだ残っている。
それはしっかりと湿気を落とした爽やかな風、東北に本日梅雨明け宣言がなされた。
今日は何かと野暮用が重なり、とうとう釣りには出かけず仕舞い。
そろそろこの辺で数を稼いでおかなければと思いつつも、サンデー毎日の身であっても家に籠らなければならない日も少なくない。
さらに今年は新盆だけに法事を避けることはできず、日程の工面に神経を使う。
何とか3日に一度の釣行ペースだけは確保したいものだが・・・。
一晩中降っていた雨は上がって雲の切れ目から青空が覗く。
北東北は不安定な空模様、今度は時として樹木を激しく揺する強い風。
雲の流れは異常に速く暑い日差しは途切れがち、西よりの妙に涼しい風に伴って雨粒さえも飛んでくる。
おかげで真夏日は小休止、誠に凌ぎやすい一日となった。
風の日は長尺アユ竿での操作が困難になる一方で、短竿が威力を発揮する。
オラは小河川に限らず大河であっても短竿を多用する。
1m短いことの不利は、一歩前に出るか徹底したカミ飛ばしで解決できる。
オラの如き年寄りや非力な人間は、操作の楽な竿を持ってこそ結果的には数が獲れるのだ。
解禁から4週が過ぎ、思った以上に数の出る川、解禁前の情報を覆して結果の出ない川など識別が明確になってきた。
中盤戦はいよいよ炎天下の釣り、魚体はボリュームを増し引き味抜群である。
さて次回は何処へ・・・。
岩手のアユ師たる者、聖地気仙川を避けて通る訳にはいかぬとクルマを走らせる。
見慣れた水位よりは幾分高めだが、水は澄み引き水の好コンディションが予想される。
しかし週末なのに街裏には釣り人皆無、最初の釣り人は舞出橋。
気仙川が昨年に続いて絶不調であることを物語っている。
天然遡上が不振だったとは言え、それにしても放流アユはいったいどこへ消えたのか。
オラは絶不調の昨年でも何とか型を見た下流部出口大橋へ一気に下がった。
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北東北もいよいよ梅雨明け宣言間近、待ち焦がれた盛夏に突入する。
空高く発達する明るい積乱雲、朝から煩いほどに鳴くセミ、空気が乾いて地表を渡る風は熱風となり、午前中には早くも真夏日となった。
先日の雨による増水は一夜にして治まり、誠に以て素晴らしいアユ釣り日和となったが、本日は健康診断結果が言い渡される日。
そんな訳でどうにも動きが取れず、PC情報を眺めては悔しい思いをしているオラである。
米代水系の週末はきっと好釣果に恵まれるはずだ。
明日オラも何処かに行かなくちゃ・・・。
朝の霧が取れると暑い日差し、昨日とは打って変わって久々の真夏日になった。
たっぷり雨を吸い込んだ地面からは、猛烈な湿気が立ち昇る。
今回の雨は日本海側には激しく降って各河川共に適度の増水。
しかし太平洋側は河川水位を大きく変化させるものとはならなかった。
この夏の雨は、アユ師にとっては誠に都合のいい降り方だ。
加えて一部河川を除いて釣況はほぼ好調と言うことで、期待通りのいいシーズンになった。
エルニーニョも殆ど影響がないらしいし、北東北の80日間をしっかり満喫できそうである。
二十四節気大暑、梅雨明け間近の北東北は天候悪化。
朝から小雨がぱらつく中、何とか終日釣りができそうな沿岸部へとクルマを走らせる。
閉伊川川井街裏10:00、曇天無風、まずまずの釣り日和。
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さて予報通りの雨になった閉伊川を諦めて帰宅途中。
もうじき盛岡に入る区界峠に差し掛かる直前に、大渋滞に巻き込まれる。
16時前に区界トンネル内で交通事故があったらしい。
全面通行止めは4時間続くと広報があった。
あと30分で家に着くと言うのに、ここまで来てしまうと回り道はないし、燃料もスカスカだし癪だけど川井まで戻って補給し、早池峰越えを敢行することに。
迂回するクルマが延々と連なって細い山岳道路を上る。
タイマグラを通り霧の中の早池峰山小田越峠を越える頃にはとっぷりと日も暮れた。
クタクタに疲れて20:30ようやく家にたどり着いた。
後で聞けば、7時前には通行止めが解除されたらしいが・・・、酷い一日だった。
このところ近場での省エネ釣法が続いているが、それでも結構体力は消耗している。
今日はアユ釣り休養日とし、腰の辺りに溜まった疲れをとることに。
ついでに損耗した仕掛け類を作成補充。
関東地方までの梅雨明けは発表されたが、東北は明日から天候下り坂。
不快指数はぐんぐん上昇、どうやら梅雨を〆る最後の一降りがありそうだ。
阿仁川などは、当分釣りができそうにないほどの高水が予想されているらしい。
釣り荒れた超人気河川には都合がいい。
出水前に何処か行ってみなくちゃ・・・。
10:00の簗川、川沿いを走ってみるとここぞの駐車スペースは殆ど埋まっている。
中流部では最も入川容易な「千本かつら」前が空いていた。
入れ代わり立ち代わりかなりの数が抜かれてしまっているであろう人気ポイントであるが・・・。
橋の上から眺めたカミのトロ瀬にポツポツと野アユの姿があったことから支度をして降りてみる。
目の前の浅トロ岩盤溝を野アユが走った。
ここはあまり動き回らない方が釣果に繋がりそうなだけに、年寄りには願ったりの釣り場だ。
一晩畜養しただけでもかなり元気度は落ちて、ヨタヨタしながらカミを目指すオトリ。
仕掛けいっぱいカミに泳いだところを引き戻し再び岩盤溝に誘導した瞬間、対岸めがけて勢いよく目印が走った。
昨日のものよりは確実に良型だが、フロロ0.2号に不安はない。
21センチの綺麗な姿態、水質が抜群なだけに如何にも旨そうなアユである。
3尾までは比較的順調だったが、根掛かりで漕いでしまった後は反応がパッタリ途絶えた。
それでもめげずに上下20mほどを行ったり来たりの静かな泳がせ釣りに徹したオラ。
極めて薄い魚影を感じながらも粘りに粘った実釣4時間、20~22センチの良型が10尾揃ったところで納竿とした。
帽子や着衣を透して感じる太陽熱、盛夏のような乾いた空気、耳に着いて離れないセミの声、梅雨明けを思わせるシチュエーションである。
これぞ盛期のアユ釣り 、さて次回は何処へ・・・。
3日目のオトリアユ、沈めた場所の水質が悪く、残り2匹となっていた。
午後2時、北上川南大橋カミに入るも、やや1.5時間全くかすりもせずに敗退。
オトリ継ぎぐらいは何とかなるだろうとの目論見は大外れ。
瀬肩で良型の跳ねも散見、ハミ跡もそれなりに見られるだけに、全くアユが居ない訳ではないのだが・・・。
オラは何としてもオトリの入れ替えをしなければと、疲れ切ったオトリを持って簗川中流部へ。
橋の上から眺める浅い岩盤底にチラチラと野アユが見えている。
8m竿を以てしても対岸の樹木に引っ掛かかる小河川。
それでもポイントが絞られているだけに、上手く泳がしたらオラにでも獲れそうな活性。
よれよれのオトリを操作してやっと岩盤の向うに入れた瞬間、対岸の緑を映す清流の中に白い閃光が走った。
体高のある美形18センチがタモに飛び込んだ。
オトリが替わると間髪を入れず次が来る。
しかし4時から始めた今日の釣り、アブや蚊に弱いオラはそろそろ納竿刻限。
1時間で5尾、まだまだ釣れそうな雰囲気はあったが、取り敢えず本日の目的は果たせたことで一安心。
なかなか旨そうなアユだけに、明日も来ようかしら・・・。
3連休、ご親戚の子供たちが訪れたお隣では賑やかに流しそうめん。
こちらでも孫たちがやって来たが、持ってきた宿題などそっちのけで、いつものようにやりたい放題の大暴れ。
煩い彼らが帰って急に静かになった我が家、差し向かいで焼く肉を突つく寂しい爺婆であった。
連休前半は不安定な空模様。
夕方阿仁川阿仁合地区ではゲリラ豪雨があったとか。
一時50センチも水位が上がった前田地区だったが、このあと降らなければ明日は釣り可能とか。
釣り荒れ気味に少しはカツが入るか。
オラの明日は、何処か近場でオトリの入れ替えをと思っている・・・。
このところ庭の水やりが必要ない程度に雨が降る。
一雨ごとに湿度が低下して、雨上りの爽やかさは気持ちがいい。
気のせいかヒグラシの声も音色が変わってきたような・・・。
もうじき梅雨が明ける。
鏡を見れば顔の下半分が既にまっ黒。
手のひらと甲とでは、さながらオセロの如きコントラスト。
しかも歳のせいかこの夏の日焼けはやけに汚い。
この先どこまで焼けるのか怖いような・・・。
それでもアユ釣りはやっぱりドピーカンの下で心行くまで楽しみたいオラである。
連日の束超えに沸いた阿仁川も、解禁3週目に入ってかなり渋くなってきているらしい。
猛烈な天然遡上が噂された玉川・桧木内川からは、未だに大釣りの話は聞こえてこない。
太平洋側の天然河川、盛川・気仙川はどうなっているのだろう。
今年の北東北河川、全体的にはやっぱり平年並みかそれ以下であろう。
オラ、密かに掲げているシーズン目標値を5束に大幅下方修正。
それでもいつか何処かで大釣りをしなければ達成は難しい。
そんな訳で、その大釣りに巡り合うべく桧木内川へと向かった。
以下(釣行記)へ