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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

田人まんじゅう 2

2006-03-16 | 田舎の風景など


 以前にご紹介した「田人まんじゅう」です。軽めの甘さで、サラッとした餡は甘い物が苦手な私でも食べられます。

 ここのお店には知る人ぞ知る、隠れた逸品があります。

 手前にある2個です。まんじゅうの皮だけのまんじゅうです。

 まんじゅうの皮が余った時にしか作られません。当然ですが。

 ほんのり甘く、いくらでも食べられます。

この日は午後に行ったのですが、まんじゅうも裏メニューもあり、超ラッキーでした。

 こんなことは滅多にありません。午前中で売り切れてしまうからです。

 予約して行くことをお勧めします。

木質ペレットストーブ

2006-03-16 | 田舎の風景など


 先日、山間部にある市役所の支所に行ってきました。

ロビーに珍しいストーブが置いてありました。



 木の丸太から剥いだ皮とか、間伐材とかから作ったペレットを燃やすストーブだそうです。

 普通の薪ストーブでは火力の微調節は出来ませんが、このペレットストーブはペレットを落とす間隔を調節して、火力が調節できるとのことでした。



 ソトーブの上部を開けてみると、ペレットが入っていました。

 このタイプは排気ガスを屋外に出すFF方式で、室内の空気を汚さないとのことでした。

 化石燃料を使わない、環境に優しいエネルギーです。

 よく誤解されていることが有ります。「山の木を切ることは環境破壊だ」と、それは間違いです。木には成長に合わせた環境整備が重要です。そのために成長途中で、適正な生育密度にするための間伐が重要です。そして、その間伐材を有効利用することが大切です。

 100年生きた木の材からは、100年以上使える家具を作る。これがクラフトマンの共通のポリシーです。それがプラスチックの使い捨ての家具と、決定的に異なるところです。

 今の日本の家具は異常です。今からほんの50年前までは家具は財産として、何代にも渡って使われてきました。世界では今でも当たり前のことです。

 無垢の材で、職人の技で作られた家具はそれに耐えられます。

 このことについては、後日じっくり記してみたいと思っています。