遊木民のアトリエ

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アンコウの裁き(共酢用)

2014-08-10 | 食品加工(魚介)分室



  少し前になりますが、行きつけの魚屋さんにいくと。


  女将が、珍しく良い方のアンコウが入ったよ、青森産だよと。


  当家は今年、母の新盆です。


  お盆の時期は当然漁も休業、常磐沖は以前試験操業の段階。


  そうなると、食材を確保・加工して保存しておく必要があります。


  新盆の手伝いに親戚に来ていただくこともあり、7月中から食材を保存し始めました。


  約4kgのアンコウです。






  捌き終えました。


  捌きの経過も撮影しましたので、ブログに載せても良いのですが、


  少々グロテスクなこともあり、割愛しました。


  右のバットは本身、肝、ヒレ、エラ、


  左のバットは皮、アラ、胃袋、卵巣と腸。


  下はあごの部分、アンコウで唯一食べられない部位です。


  夏のアンコウということで、肝の大きさは冬の半分程度ですが、


  この時期のアンコウとしては十分な大きさでした。







  歯のアップです、歯は非常に鋭いので裁くときは注意が必要です。





  約90度のお湯でゆでました。


  アンコウの7つ道具がそろった、共和え用の食材です。


  冷凍しておいてお盆期間中の一品に使います。