遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

椅子のリフォーム

2014-08-09 | 木工の部屋



  母が愛用していた椅子です。


  制作は遊木民、平成5年の作ですので21年前になります。


  制作当時の画像が残っていました。






右半身が不自由だった母のオーダーで右側だけに肘掛けがある椅子を作りました。


  カタログを探しても、右だけの肘掛け椅子は当時ありませんでした。





  肘掛けがあることでテーブルの下に収納することが出来ず、


  不便でした。


  この際、肘掛けを撤去し、リフォームすることにしました。


  片側にアサリの無い鋸で肘掛けを切断します。





  切断面は鑿で面一にします。







  仕上げはオスモカラーのノーマルクリアでオイルフィニッシュ。






  リフォームの完成です。


  集成材を多く使っていますが、無垢材だからこそ出来るリフォームです。