不肖の郷里、越後長岡では、五月、端午の節句に三角ちまき(写真 下)をいただきます。これは炊いたもち米を三角形にして笹の葉で包んだ食べ物です。今回は郷里の和菓子店から取り寄せましたが、さすがに郷里の米は格別の味でした。
端午の節句とちまきは中国由来です。
中国、戦国時代の楚に屈原(BC354~BC278)という政治家・詩人がいました。懐王に仕え、内政、外交で活躍し、離騒などの名詩も書きましたが、讒言にあって左遷された後、失意のうちに、汨羅江(べきらこう)に身を投じて自死しました。それが5月5日で、清廉で純粋な屈原を供養する日を以て端午節となりました。後世、この日に屈原の鎮魂のために、米を笹に包んだ食べ物を川に流す風習が生まれたといわれています。紀元前の中国の詩人を鎮魂する習慣が、今日の日本に根付いているのは驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/99/373f99ddfd8a793995ee371230b560e3.jpg)
端午の節句とちまきは中国由来です。
中国、戦国時代の楚に屈原(BC354~BC278)という政治家・詩人がいました。懐王に仕え、内政、外交で活躍し、離騒などの名詩も書きましたが、讒言にあって左遷された後、失意のうちに、汨羅江(べきらこう)に身を投じて自死しました。それが5月5日で、清廉で純粋な屈原を供養する日を以て端午節となりました。後世、この日に屈原の鎮魂のために、米を笹に包んだ食べ物を川に流す風習が生まれたといわれています。紀元前の中国の詩人を鎮魂する習慣が、今日の日本に根付いているのは驚きです。
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