「論語 為政第二」の中に、次の文があります。
子曰、
由、誨女知之乎、
知之為知之、不知為不知。是知也
「読み方」
子ノ曰ワク、
由(ゆう)ヨ、
女(なんじ)ニ之(これ)ヲ知ルコトヲ誨(おし)エンカ。
コレヲ知ルヲコレヲ知ルト為シ、知ラザルヲ知ラズト為セ。
是レ知ルナリ。
「訳」
先生がいわれた、「由よ、お前に知るということを教えようか。
知ったことは知ったこととし、知らないことは知らないとする、それが
知るということだ。」
人はこういう世界、このような問題があることを、これまでずっと知らな かったのかと、愕然とすることがある。「知らないことは知らないこととする、それが知るということだ」。限界や輪郭を知ってはじめて人はおのれの知のありようを知る。謙虚という徳が知恵の裏張りをなす。
金谷 治 訳注 「論語 為政第二」 岩波書店
子曰、
由、誨女知之乎、
知之為知之、不知為不知。是知也
「読み方」
子ノ曰ワク、
由(ゆう)ヨ、
女(なんじ)ニ之(これ)ヲ知ルコトヲ誨(おし)エンカ。
コレヲ知ルヲコレヲ知ルト為シ、知ラザルヲ知ラズト為セ。
是レ知ルナリ。
「訳」
先生がいわれた、「由よ、お前に知るということを教えようか。
知ったことは知ったこととし、知らないことは知らないとする、それが
知るということだ。」
人はこういう世界、このような問題があることを、これまでずっと知らな かったのかと、愕然とすることがある。「知らないことは知らないこととする、それが知るということだ」。限界や輪郭を知ってはじめて人はおのれの知のありようを知る。謙虚という徳が知恵の裏張りをなす。
金谷 治 訳注 「論語 為政第二」 岩波書店
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