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きつつき戦法 車懸かり

2020-07-15 05:28:28 | 歴史
「きつつき」、「車懸かり」という二つの語から、何を連想されますか。「第4次・川中島合戦」が正解です。戦国時代、上杉謙信と武田信玄が激突した戦いです。きつつき戦法は、軍の一部を割いて、相手の主力部隊に軽い打撃を加え、それにより、主力部隊を誘い出す戦法です。

永禄4年(1561)の9月9日夜半、妻女山(さいじょさん)に布陣していた上杉謙信は、武田軍の炊飯の煙を見て夜襲(啄木鳥[きつつき]の戦法)を察知。1万3千の兵を率いて雨宮の渡しを人馬ともに声なく渡り、信玄の本陣を突きました。(図面 下)
雨宮の渡しの跡地には、頼山陽(らいさんよう)の「鞭声粛々(べんせいしゅくしゅく)夜河を過(わた)る……」の有名な詩碑(直筆)が建っています。
 なお「車懸かり戦法」は上杉軍が採った戦法で、兵が渦を巻くように運動し、渦のへりにいる精鋭が次々に敵に当たる攻撃法です。



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