日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

栗ご飯でおもてなし

2022-10-19 16:57:52 | 日記

 今朝テレビを見ていて、宮崎県の話だが、牛を自然の牧草で育てているという。今輸入の飼料が1.5倍になっているので、国内の草で賄っているこの畜産家が注目され、皆が研修に来ていた。この方が山の荒れ地を牧草地に変えようとしたのは、15年も前のことだ。ようやく努力が実り、輸入から国産の飼料で飼う畜産業に、皆の関心か集まったわけだ。

 私の実家は田んぼの中にあった。現在は、まわりは耕作放棄の荒れ地ばかり。近代的な新しい住宅もいっぱいできた。確か、子供の頃、背丈ほどの草を作る畑があって、その中でかくれんぼして遊んでいたら叱られた。農耕用の牛を農家は飼っていた時代である。牧草ならすぐにできそうな気がするけどなあ。

 多くのものを輸入に頼っている日本は、今物価上昇で大変な目に遭っている。田んぼが放棄されないように、政府は支援できなかったのだろうか。旅行支援より大事だよね。

   

 栗をいただいたので、毎日栗ご飯を炊く。東京からいつものお遍路さんがおいでた。新ハイキングクラブという登山グループの山行の一環として、毎年八十八か所参りが催される。先達さんの杉崎さん数見さんが、メンバーを案内しておられる。栗の皮を剥くのは指が痺れたが、喜んでくださって私もうれしい。お客様の一日の疲れをとり、笑顔で出発されるのを見送るのが役目だ。遣り甲斐のある仕事と思っている。