山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第37回>

2018-07-01 05:24:27 | くるま旅くらしの話

【今日(7/1)の予定】 

クッチャロ湖キャンプ場 →(R238)→ ウスタイベ岩キャンプ場 → よさこいソーラン・夢想漣えさし見物 →(R238・D・R275)→ 道の駅:音威子府 →(R40)→ 道の駅:名寄 → その先未定

 

【昨日(6/30)のレポート】 天気:雨後くもり

<行程>

道の駅:美深 →(R40・R275)→ 道の駅:音威子府 →(R275・D・R275)→ 中頓別町郷土資料館 →(R275他)→ クッチャロ湖キャンプ場(泊)

<レポート>

 朝方まで降っていた雨は5時近くなってようやく止んだようである。ブログの投稿を済ませた後、ここ2日間歩けなかった朝の散歩に出かける。この辺りは何度も歩いているので、どこに何があるのかはほぼ知っていると言ってよい。久しぶりに天塩川の堤防を6kmほど往復して車に戻る。堤防から見る牧場の景色も畑の様子も、少しも変わらない。又堤防の脇には咲きかけたヤナギランの花があって、これも変わってはいなかった。ここには道端の藪の中に、もう少し経つとクガイソウの花が見られるのだが、それは未だ尚早のようだった。天塩川は何でも途中に堰などが無いということで、カヌーの川下りのイベントが行われており、いつだったか何年か前その大会の様子をこの近くで見たのを思い出したりした。今回は一夜だけの道の駅の泊りだったが、いずれもう一度ここへ来ることになると思っている。

 さて、今日はどうするか。当初は近隣の市町村の博物館などを見ながら南下しようと考えていたのだが、よく考えると邦子どののカニ祭りのよさこいソーランの踊りの見物を不意にしてしまって良いのかと反省した。昨日彼女が温泉で聞いた話では、キャンプ場でなくても一般の駐車場の方に車を止めてシャトルバスで見に行ったとのことである。それに邦子どのの目的は、カニ祭りではなくよさこいソーランの踊りの方にあるので、それを見ればいいだけの話なのである。ということで、踊りの時間を調べたら、2日目の11時40分となっていた。踊り自体は10分ほどの時間である。それならば、一応はもう一度行って見ることにするかと思いなおした次第。もう二度と来ないぞと決めたのに、たちまちの変心となった。何しろ旅に出発する前から騒いでいた話でいたことであり、別海キャンプ場での滞在もこのカニ祭りに合わせて決めていたことなのである。それを簡単に諦めさせるのは人道にも反すると、おおげさに考えたのだった。

 ということになれば、明日は早々に一般駐車場に行ける場所に今夜泊っていなければならない。それで、今日は先ず中頓別町の郷土資料館を訪ね、その後浜頓別町にあるクッチャロ湖畔のキャンプ場に泊ることにした次第。

 出発の後は、中頓別町の郷土博物館へ。中頓別町といえば、現在でも砂金採りで有名な場所である。一時はゴールドラッシュがあったとのことだが、今は趣味で楽しむ人たちの目指す場所となっているようだ。勿論現在の中頓別町はそのような一攫千金の夢に酔う人たちがいる場所ではなく、農林業をベースとする産業従事者で成り立っている自然豊かな町である。明治37年から本格的な入植が始まったと歴史年表の中に記されていた。詳しいことは省略する。

 そのあと、隣の浜頓別の方へ。直ぐにクッチャロ湖畔のキャンプ場へ。ここも何度もお世話になっている場所である。晴れていれば夕陽が素晴らしい場所である。一人200円也の料金を払って、湖畔の気ままな場所を選び、錨を下ろす。その後は、久しぶりに車の汚れを拭いたり、ポテトサラダを作ったりして、博物館や資料館のことは忘れて、大自然を味わうことにする。結局夕方になっても夕陽どころの空ではなかった。内地ではもう梅雨が明けたなどと言っていたが、蝦夷梅雨は今のところ限りなく続くようで、寒さは消え去ることが無いようだ。やれやれ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする