山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

北海道くるま旅( 第72日)

2011-08-23 06:48:58 | その他
《今日の予定》
道の駅:千歳サーモンパーク→?→道の駅:マオイの丘公園(泊)


《昨日のレポート》
昨日の失敗に懲りて、今日からは走り過ぎない様にと心に決めたのだが、今日は相棒の日であり、何の心配もない。札幌の厚別区にお住まいのTさん宅を訪ねて、そこに相棒を預けて迎えに行くまでは、自分独りのフリータイムである。その後はどこか近くの道の駅に泊まるつもりでいる。100kmも走らないで済むことだと思う。
一夜明けて、相棒の体調も元に戻ったようで、先ずは安堵する。いつものようにテレビの朝ドラを見た後、岩見沢方面に向け出発。途中北村のキャンプ場近くを通過する。こんなに近くまで来ていたのに、昨日届かなかったのは残念だ。R12に出て、これを札幌に向かえば、厚別は直ぐである。何回かお邪魔をしているので、迷う心配はない。10時少し前、無事Tさん宅に到着する。
さて、独りになって、その後はどう過ごすか迷ったけど、直ぐ近くに百均の店があったので、そこに寄り必要なものを2、3買う。百均にもバカに出来ない良いものがある。車に戻り地図を見ながら考えている内に、何だか眠たくなってきて、そうだどこか近くに休める駐車場を探して、しばらく昼寝をしょうと思いつく。静かな所がいいなと思いながら地図を見ていたら、近くにもみじ台という新興住宅地がある様なので、そこへ行ってみることにした。ぐるっと回っていると、この勘はピタリ当たって、木陰付きの駐車場が見つかった。北海道には(日本全国どこへ行ってもそうだけど)木陰のある駐車場が少ない。貴重な場所だなと思った。
さてそれからは、何のことはないただ惰眠を貪っただけ。涼風が通って、理想的な昼寝の環境だ。迎えに行く約束の15時近くまで、本や地図など見ながら夢と現(うつつ)の間を行ったり来たりしたのだった。いい時間だった。
15時近くTさん宅前に車を停める。間もなく再会の積もる話を少しは取り崩したらしく、満足気の顔をした相棒が出てきた。一年に一度の再会の内容は、七夕の星たちよりも、少なくともボリュームは大きかったに違いない。Tさんありがとうごさいました。
このあとは、宿を決めそこへ行って泊まるだけである。当初は長沼町の道の駅:マオイの丘公園を考えていたのだが、水がないので見送って、今日は千歳の道の駅に泊まることにした。その前に恵庭の道の駅を覗いてゆくことにした。恵庭までは30分ほどの道のりだった。
この道の駅は良くテレビなどに取り上げられている。花や野菜が有名である。札幌の大消費圏を近くに控えて、これらの産物は大いに力を発揮できることになるのであろう。店には活気が溢れていた。野菜類の栽培に恵まれていない別海町とは雲泥の差があるなと思った。価格もかなりの差がある。嬉しくなって、何点か野菜を買ってしまった。もう終わりに近い時間だったが、それでも来客は結構多かった。活気のある道の駅に出会うと、こちらも活気を貰えるような気がして嬉しくなるのである。
恵庭の道の駅を出て、千歳の市街地に向かう。千歳と言えば空港が真っ先に思い浮かび、それ以外のイメージが湧きにくいのではないかと思う。でも自分の場合は空港よりも、あの大きな水瓶の支笏湖を独り占めしている、水の豊かな町というイメージが第一だ。その支笏湖を源流とする千歳川の傍に道の駅:サーモンパーク千歳がある。この道の駅構内にインディアン水車という鮭の自動捕獲装置があり、捕獲した鮭の採卵を行い、増殖に力を入れている。今年は鮭の遡上は始まっているのだろうか。
道の駅にはかなりの車が停まっていた。いつもの光景である。水を汲んできて夕食の準備をする。なにしろ水のポンプが壊れてしまっているので、全て水関係は人力でしなければならない。その仕事は全部自分が独り占めにすることになる。今夜はここの上等な水を使って蕎麦を茹でることにした。その外、さっき買ってきたトウキビを茹でたりして、結構忙しい。一杯やるかという時は、もう陽が落ちて薄暗くなり出していた。
そのあとは、何故か又眠くなりだし、寝床へ入り込むことになった次第。
コメント
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