《今日の予定》
終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在
《昨日のレポート》
昨夜は楽しさと感動に包まれながら熟睡し、目覚めたのは4時半頃だった。別海町は昨日から曇り空に切り替わり、朝夕は涼しさを通り越して寒さを覚えるほどとなった。これがこの地の今頃の普段の天候らしい。やはりこの頃の暑寒の落差には戸惑ってしまう。
今日は7月の最終日である。旅も予定の半分を超えてしまっている。静養の筈が、つい動き回ってしまい、走行距離は家を出てから4千キロを超えている。もう動き回るのは止め、明日からはお盆過ぎまで動かずにこの地での暮らしを味わいたいと思っている。とりあえず今日は何もせずにグータラ過ごそうと思った。
長居をする時には焚き火をしたいと、今回はその用意をしてきたので、今日はそれを実現することにした。本格的な焚き火ではなく、久しぶりに何か魚を焼いて食べたいと思った。北海道に来て以来、魚は塘路のキャンプ場でMさんが持参されたカレイの煮つけを心ゆくまで賞味させて頂いた以降、加工品を少しばかり口にしただけである。トータル的に体重コントロールの為に魚肉類を減らして植物性中心の食事を心がけているのは、20年来の付き合いの悪友、糖尿病君との関係が、この頃少し悪化し出したからなのである。でも時々は動物性タンパク質も補給しないと、この歳では精気が減退してしまう。昨夜のご馳走で充分満たされたのに、焚き火を思いつくと直ちに魚のことが付随して出てくるのは、過去の経験が定着してしまっているからなのであろう。
というわけで、自転車を借りて町中に買い出しに出かける。相棒からのオーダーも含めて何軒かの店を回って必要な物を手に入れた。魚はサンマの新物があったので、アルミ箔にくるんで焼くことにした。炭も買った。11時過ぎ焚き火の用具を取り出し準備開始。今回は焚き火というよりも、炭を熾して魚を焼くだけであり、焚き火の良さを味わうのは次回からにすることにした。薪などが足りないのである。どうにか炭が熾って来たので、サンマをアルミ箔にくるみ、蒸し焼きにすることにした。本当はそのまま網に掛けて、ジュウジュウと煙を立てて焼くのが一番なのだが、それをやるとサンマが真っ黒になってしまうので、今回は蒸し焼きで我慢することにした。他愛もないサンマ焼きの話である。焚き火談義はこの次にしたい。蒸し焼きのサンマもまあまあの味だった。もちろんご飯よりもビール優先はいつものことである。そしてその後の午睡もいつもと同じである。グータラのパターンといえば、ざっとこの様なものだ。
15時頃ふと目覚めて、何やらどなたか来客らしい雰囲気だった。起きて外に出てみると、なんと昨夜お世話になったMさんご夫妻がお見えになっておられたので驚いた。昨夜のポータブル冷蔵庫の100V用電源コードを置き忘れたという失敗談を気にかけられ、わざわざ変換用の機器を持参して下さったのだった。先にお電話を頂き、お貸し頂ければありがたいと返事したのだが、こちらにお出でになる機会がある時にと話したのに、早速お持ち頂いて恐縮の極みである。午睡の間に既に機器は取り付けられ、冷蔵庫はテントの中で稼働しており、更に恐縮した。これで冷蔵庫の発する騒音から解放される。真にありがたく嬉しいご好意だった。
その後は夕方までご夫妻との話が続いた。寒い外での立ち話で申しわけなく思った。話題はとてつもなく豊かで、相棒の混ぜ返しの妨害風にも耐えながら、別海町を知るための幾つかの嬉しい情報を頂いた。これからの半月余の間にこの町の魅力などをしっかり味わえるようになりたいと思った。Mさんご一家の皆様、本当にありがとうございました。
この様にしてグータラな中にも幾つかの新しい思い出が積み上げられてゆくのを実感しながら今月が過ぎて行ったのでした。今日はこれで終わり。
終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在
《昨日のレポート》
昨夜は楽しさと感動に包まれながら熟睡し、目覚めたのは4時半頃だった。別海町は昨日から曇り空に切り替わり、朝夕は涼しさを通り越して寒さを覚えるほどとなった。これがこの地の今頃の普段の天候らしい。やはりこの頃の暑寒の落差には戸惑ってしまう。
今日は7月の最終日である。旅も予定の半分を超えてしまっている。静養の筈が、つい動き回ってしまい、走行距離は家を出てから4千キロを超えている。もう動き回るのは止め、明日からはお盆過ぎまで動かずにこの地での暮らしを味わいたいと思っている。とりあえず今日は何もせずにグータラ過ごそうと思った。
長居をする時には焚き火をしたいと、今回はその用意をしてきたので、今日はそれを実現することにした。本格的な焚き火ではなく、久しぶりに何か魚を焼いて食べたいと思った。北海道に来て以来、魚は塘路のキャンプ場でMさんが持参されたカレイの煮つけを心ゆくまで賞味させて頂いた以降、加工品を少しばかり口にしただけである。トータル的に体重コントロールの為に魚肉類を減らして植物性中心の食事を心がけているのは、20年来の付き合いの悪友、糖尿病君との関係が、この頃少し悪化し出したからなのである。でも時々は動物性タンパク質も補給しないと、この歳では精気が減退してしまう。昨夜のご馳走で充分満たされたのに、焚き火を思いつくと直ちに魚のことが付随して出てくるのは、過去の経験が定着してしまっているからなのであろう。
というわけで、自転車を借りて町中に買い出しに出かける。相棒からのオーダーも含めて何軒かの店を回って必要な物を手に入れた。魚はサンマの新物があったので、アルミ箔にくるんで焼くことにした。炭も買った。11時過ぎ焚き火の用具を取り出し準備開始。今回は焚き火というよりも、炭を熾して魚を焼くだけであり、焚き火の良さを味わうのは次回からにすることにした。薪などが足りないのである。どうにか炭が熾って来たので、サンマをアルミ箔にくるみ、蒸し焼きにすることにした。本当はそのまま網に掛けて、ジュウジュウと煙を立てて焼くのが一番なのだが、それをやるとサンマが真っ黒になってしまうので、今回は蒸し焼きで我慢することにした。他愛もないサンマ焼きの話である。焚き火談義はこの次にしたい。蒸し焼きのサンマもまあまあの味だった。もちろんご飯よりもビール優先はいつものことである。そしてその後の午睡もいつもと同じである。グータラのパターンといえば、ざっとこの様なものだ。
15時頃ふと目覚めて、何やらどなたか来客らしい雰囲気だった。起きて外に出てみると、なんと昨夜お世話になったMさんご夫妻がお見えになっておられたので驚いた。昨夜のポータブル冷蔵庫の100V用電源コードを置き忘れたという失敗談を気にかけられ、わざわざ変換用の機器を持参して下さったのだった。先にお電話を頂き、お貸し頂ければありがたいと返事したのだが、こちらにお出でになる機会がある時にと話したのに、早速お持ち頂いて恐縮の極みである。午睡の間に既に機器は取り付けられ、冷蔵庫はテントの中で稼働しており、更に恐縮した。これで冷蔵庫の発する騒音から解放される。真にありがたく嬉しいご好意だった。
その後は夕方までご夫妻との話が続いた。寒い外での立ち話で申しわけなく思った。話題はとてつもなく豊かで、相棒の混ぜ返しの妨害風にも耐えながら、別海町を知るための幾つかの嬉しい情報を頂いた。これからの半月余の間にこの町の魅力などをしっかり味わえるようになりたいと思った。Mさんご一家の皆様、本当にありがとうございました。
この様にしてグータラな中にも幾つかの新しい思い出が積み上げられてゆくのを実感しながら今月が過ぎて行ったのでした。今日はこれで終わり。