山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'11北海道くるま旅( 第70日)

2011-08-21 05:53:53 | その他
《今日の予定》
道の駅:温根湯温泉→(旭川)→?


《昨日のレポート》
旅も今日で70日目を迎え、いよいよ終盤に入った。今日から帰途への移動開始である。別海には20日と2週間の計34日の滞在となった。この間地元のMさんには絶大なるお世話になり感謝でいっぱいである。又旅の多くの知人との再会を果たし、旧交を深めることができたのも嬉しいことだった。更には町の歴史を学ぶことから、より一層この地や釧根地方の来し方への興味・関心が深まり、親近感を覚えたのだった。来年はより多くを学びたいと思った。様々な思いを巡らしながら、10時半過ぎキャンプ場に別れを告げる。
先ずは町中のコインランドリーに行き、溜まっていた洗濯物をきれいにして、それからが本当の出発となる。洗濯中も何処へ向かうか迷いの中にあった。とにかく旭川に向かうのだが、釧路市経由かそれとも北見市経由が良いのかの判断である。結局距離が短い方を選び北見市の方に向かうことにして出発。
先ずは弟子屈町の道の駅:摩周温泉を目指す。1時間ほどで到着。久しぶりに立ち寄った道の駅は、リニューアルが済んで、見違えるような魅力的な姿に変わっていた。摩周の知名度に恥じないなと思った。
摩周温泉の道の駅を出た後は、美幌峠を目指す。この頃は何時も川湯温泉の方ばかり通っているので、こちらは久しぶりのコースである。屈斜路湖脇の道を通っても湖は見えないけど、峠に上るに連れて、湖を俯瞰する大きな景観が眼下に広がって見えた。曇り空なのでどうかなと思っていたが、峠には霧もなく久しぶりに雄大な眺めを楽しむことができた。峠にある道の駅に車を留め、展望所まで歩き写真などを撮る。景色も良いけど、足元の野草たちにも魅力を感じた。
長い坂を下り、美幌の町を通り抜けて、北見市に向かう。今日は旧留辺蘂町の道の駅:温根湯温泉に泊まることに決める。そこへ行く前に北見市内で食材を補給し、給油をする。給油が始まると財布と旅の疲れが増す。これが旅の現実であり、このコストを上回る出会いや感動を得るのはなかなか難しい。でもそれを得た時は、生きていることを実感できるのだ。それが旅の本質なのだと思っている。
北見市街を通り抜けて30分足らずで道の駅に到着。かなりの旅車が先着していたのに驚いた。別海町のふれあいキャンプ場の最盛期よりもはるかに多い台数である。これが日本という国のくるま旅のインフラの現状なのだと改めて思った。我が身もその中にあり、まさにその現実を味わっているのだけど、車社会を容認し、先頭に立って世界中に車を供給している国ならば、もう少しくるま旅の文化の醸成につながるようなインフラを整備して欲しいものだと思う。ま、そうは言っても今は未曽有の国難の最中にあり、それどころではないのは承知している。
久しぶりの長距離運転に疲れて、早めの夕食を済ませ、早速の就寝となった。
コメント
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