山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘13年 北陸・関西・東海ほか回遊の旅レポート <第15回>

2013-06-06 04:50:01 | くるま旅くらしの話

 【今日(6/6)の予定】 

  道の駅:川根温泉 →(未定)

 【昨日(6月5日)のレポート】   

<行程>

道の駅:田原めっくんはうす →(R259)→ 道の駅:伊良湖クリスタルポルト →(R42)→ 道の駅:あかばねロコステーション →(R42・R1)→(浜松市など通過)→ 道の駅:掛川 →(R1・R473・K64)→ 道の駅:川根温泉(泊) 

<レポート>

 昨日は遅く到着し、ドタバタしながらの就寝だったのだが、存外によく眠れて4時少し前には目覚める。ブログを書こうかなと思い準備をしようと台所の方に行ったら、冷蔵庫の点火スイッチのランプが点滅しているのに気づいた。これはガスが無くなっているのを知らせるもので、そろそろボンベを交換する時期かなと思っていたのが、気づかぬうちに空となってしまっていたのだった。外に出て予備のボンベと交換しようと、調整器をはずして、取り付けようとしたのだが、これがなかなか入らない。いつもスムースに入った試しがないのだけど、それでも10分以内には交換作業を終えていたのだった。ところが今日は真に悪質で、何をどうやっても予備のボンベの口に調整器が入らないのである。止めるわけにはゆかないのだ。ガスを交換しないと冷蔵庫の中のものが使えなくなってしまう。何とかしようと焦れば焦るほど器具の方は空回りばかりしていて、一向に嵌らないのである。およそ1時間近く悪戦苦闘して、ようやく器具を取り付け終えた時はもう夜が明けて空が明るくなっていた。驚くべき事件だった。何故嵌らなかったのか、その原因は未だに判らない。恐らく今度交換しなければならないときも、同じようなことが起きるのかもしれない。このようなことが無いように装備を換えればいいのかもしれないけど、その気にはなれない。また同じことが起きたら、再チャレンジするしかない。朝からカリカリしながら、己の無能さを罵り、呪ったのだった。さすがに相棒もいつもの貶す行為は止め、ちょっぴり慰めのセリフなどをノタマワッテいた。いやはや。

 その後は気を取り直してブログの記事書きに取り組む。発信を終えた時は7時半頃になってしまっていた。ワープロの転換ミスや脱字や「てにおは」の誤りなどがかなり入り交ざっていたのではないか。ま、お許しあれ。朝食の後は、しばらくここで過ごし、野菜や果物などを手に入れることにする。店の開店は9時過ぎなので、それまで雑用をこなす。相棒が片づけを始めると終わりの時間が遅れることになるのだが、今日も少しその傾向があって、店の方へ行った時は9時半を回っていた。メロン、トマトを始め何種類も野菜や果物が店の中に溢れていた。田原という所は、農作物は何でも作れる大変恵まれた土地なのだなと改めて思った。地元の方が自家栽培した野菜の類は、それも皆一袋100円で販売されており、紅甘夏柑などは4個も入っていた。何種類かの野菜を手に入れた。その中に摘果メロンがあり、さっそく皮をむいて漬物を作った。ナスなども多く仕入れたので、この後味噌汁や漬物に使用などと考えている。どうも、このような場所に来ると、旅に出ているのを忘れてしまいそうで、困ったものである。あれこれとドタバタしながら買い物の処理手当てなどをして、一段落した時は11時近くになっていた。もう思い残すこともなさそうなので、これから渥美半島を一回りして、その後は今夜の宿を島田市郊外(大井川上流の茶どころ)の川根という所にある、その名も川根温泉という道の駅にすることに決めて出発する。

 道の駅を出て、先ずは渥美半島の先端にある道の駅:伊良湖クリスタルポルトを目指す。ここは伊良湖岬の先端にあって、鳥羽や知多半島の師崎などへ行くフェリーの発着所に併設されている。クリスタルポルトとは、透明感のある港というようなイメージで名付けたのだろうけど、穏やかな海の光に包まれた港は確かにその名にふさわしい感じがする。30分余りで到着したのだが、今朝のイライラ作業のせいなのかなんだか急に眠くなり、そのまま寝床に直行する。眠くなったら寝るというのがくるま旅の中ではかなり重要なことだと考えており、それは実行するのみ。1時間ほど眠り呆けて、いい気分に戻って目を覚ます。背伸びなどしていると相棒が戻ってきた。駅舎の中は観光バスでやってきた団体さんで賑わっていた。我々と同世代の人たちばかりで、駅舎の2階にあるレストランが昼食の会場になっているらしく、続々とエスカレーターを上がって行った。毎度のことながら団体の観光客の皆さんのパワーには圧倒される。これからどんなご馳走が出るのか、今が一番楽しみな時間なのかもしれない。我々の昼食といえば、自分は田原の道の駅で買ってきた紅甘夏柑とトマトだけである。相棒が何を食べているのかよく解らない。お互いに時々いい加減な食事で済ませてしまっている。

 次は赤羽という所にある道の駅:あかばねロコステーションというのを目指す。ここは比較的新しくオープンした道の駅で、我々には初めての訪問だった。その近くは何度も通っているはずなのだが、どんな所だったのかと思いながらの到着だった。行ってみると、そこは赤羽港の近くに作られていた。赤羽港というのがあることも知らなかったので、驚いたのだったが、道の駅に隣接して大きな広場の様なものがあり、近くの砂浜ではサーフィンなどができるようである。道の駅には、山海の多種多数の産物が並べられ、販売されていた。田原の道の駅には海産物は少なかったけど、ここにはシラスや干物など魅力的なものが並んでいた。農作物はラベルに田原産と書かれたものが多かった。スイートコーンの葉付きのものがあったので、何袋かを買い入れた。相棒はシラスなども手に入れていたようだった。買い物にも満足して、今日の宿の川根温泉を目指すことにした。

 川根温泉までは赤羽からは120kmほどの距離である。行って泊るだけの予定なので、夕方までに着けばいいという考えである。赤羽の道の駅を出た後は、R42をそのまま直進して、30kmほど行って、R1のバイパスに入る。そこから先は島田までひたすら道なりを走るだけだった。R1の大半はバイパスとなっており、そこでの走行は高速道波である。以前は所々渋滞があって、なんだか不満な気分になることが多かったのだが、今頃は各地の工事などが一段落したのか、渋滞は一か所だけでそれも10分ほどで解消したのはありがたかった。急いでいるわけではないのに、渋滞に巻き込まれるとうんざりするのは、これはもう人間の本性なのかもしれない。浜名湖に架かる大橋を渡って、磐田を通り過ぎ、島田の手前の掛川に道の駅があるので、そこに寄ってしばらく休憩する。この道の駅もなかなか活性化しており、魅力的な商品が多いのだけど、先ほどの渥美半島内でほとんど調達済みなので、店内を一回りするだけだった。掛川を出た後は、少し走って島田エリアに入り、大井川に沿って走るR473に左折して入る。本当はこの道を行くよりも川の反対側を走っているK64を行く方がいいのだけど、ナビ任せにすることにした。R473はかなりの数値の大きな番号で、このような道は国道といえども山の中の細道となっていて、離合も危ぶまれるようなケースもあるので、要注意なのである。しかし、この道は何度か通ったことがあり、相当に高い山の中腹から大井川を見下ろすことにはなるけど、そちらの方を見ないようにして走れば、高所恐怖の感覚も目覚めないと思っての走りだった。しばらく走って、川原近くに降りて、道は間もなくR64に出合った。これを右折して下流方向にしばらく走ると道横に道の駅:川根温泉の標示案内板が見えた。16時50分到着。予想よりもかなり早い到着となった。

 川根温泉は我々の気にいっている温泉の一つである。温泉は本物だし、湯の楽しませ方もいい。それに近くを走る大井川鉄道は、SLの運行で名を知られており、その撮影にも格好の場所だ。今日もかなりの車が駐車場を埋めていた。我々はここに今日と明日の二日間錨を下ろすつもりでいる。自分は昨日入浴済みなので、今日は休んで明日温泉を楽しむことにしたのだが、相棒は昨日はあまり満足しなかったようで、今日も明日も入るのだと張り切って、温泉に出かけて行った。そのあと、TVの設定をしようと、BSアンテナの位置合わせをしたのだが、これがどうしてもうまくゆかず諦める。山に囲まれた場所なので、地デジの方は無理だろうと思いながら試しにチャレンジしてみたら、何と昨日の田原の道の駅よりも安定した画像を得ることができたのだった。何処かに中継用のアンテナなどが作られているのかもしれない。久しぶりに19時のニュースを見ながらの夕食だった。しかし、その後はいつもと同じように早めの就寝となる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ‘13年 北陸・関西・東海ほ... | トップ | ‘13年 北陸・関西・東海ほ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

くるま旅くらしの話」カテゴリの最新記事