山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'11北海道くるま旅( 第25日)

2011-07-07 05:03:20 | その他
《今日の予定》
川湯温泉公園駐車場→JR川湯温泉駅→900高原パークゴルフ場→鶴居村キャンプ場(泊)


《昨日のレポート》
12日間お世話になった別海町ふれあいキャンプ場にひとまず別れを告げ、再び移動を開始する。今後の大ざっぱな予定としては、これからしばらくはオホーツク海側にある原生花園などを訪ねたり、知人に会ったりしながら、道央へ行き、富良野の花を見ながら北上し、様子を見ながら再び南下して8月初め頃までにはもう一度別海のキャンプ場に戻るつもりでいる。ま、実際どうなるのかは分からないけど。
今日は隣町弟子屈の川湯温泉まで行き硫黄山麓のイソツツジの群落の花を見るのがメイン目的である。先日のテレビでは今週一杯は花を見られるとの報道だった。
今日も良い天気で暑くなりそうだ。早朝散歩から戻り、テントの撤収作業に取り組む。暑くなる前にと朝飯前の仕事である。あれこれやっている内に出発は10時頃となった。
先ずは別海の町中に行き相棒の要請でパン屋さんへ。この店では先日北見市で開催のB級グルメ大会て2連覇を遂げた別海ホタテバーガー用のパンを作っているとか。野次馬である。別種のパンだけを買ったようだった。その後は一路弟子屈方向へ。天気が良いので、途中にある多和平という展望台のある牧場へ寄ることにした。
多和平の眺望は最高だった。一昨日雨が降りその後風が吹いたので空気が浄化されている。ここは360度の眺望がきく所である。開陽台とは又違った景観だ。遠くオホーツクの海までが膨らんでみえる感じがする。展望台から降りた後は、直ぐ下にある障害者の方たちが作られた作品を販売する店に立ち寄り少々買い物をする。相棒は以前にこの店で羊の毛を買って以来のファンである。店の方たちと何やら談義に時を忘れかけていた。車に戻り軽い昼食を済ます。
一休みの中の話で、今日は天気が良いので摩周湖にも寄って行こうと決め出発。ここからは30分ほどの距離だ。摩周湖はいつもの第3展望台をめざす。間もなく到着。今日は霧の摩周湖のイメージは全く無い。空の碧さよりも遥かに深い、この世もあの世もすべての色を浄化して飲み込んでいる、神秘的な碧色の湖がそこにあった。照りつける太陽の下、今まであまり感じたことがなかったこの湖の姿を見たような気がした。
写真を撮り終えて、川湯温泉の方へ向かう。途中少し走ると、道脇の土手にハクサンチドリを発見。何年か前ここを通った時に見かけたのを思い出して、もしかしたらと探したのだった。嬉しい。宝物を見つけた気分だ。その宝物は花期を終わりかけて色褪せていたけど、愛しさは不変である。
硫黄山の麓に出てイソツツジの一面の純白の広がりを期待していたのだったが、残念。真に残念。イソツツジは開花期を終えかけており、大半の株は花を過去にしていた。先日テレビで報道した頃に来るべきだった。悔やむことしきり。相棒のカメラも残念で曇ってしまったようだった。元気そうな花を探して写真を撮る。
少なからず落胆して、元気回復のために温泉に。「きたふくろう」というホテルの温泉に立ち寄り湯をする。少し硫黄の臭いがしたけどいい湯だった。温泉の後は近くにある公園の駐車場に行き休憩。外は涼しいのだが、日差しの入る車の中は暑くて、風呂上がりの体調を整えるのは難しい。落ち着くまでに1時間以上かかった。今夜はここに泊まることに決める。公園内でのキャンプやオートキャンプは禁止との立て札があったけど、キャンプではなくただ泊まるだけである。そして明日の早朝には、この地で行われているツツジヶ原までの早朝散策に参加したいと思っている。
今日からは頼れる電源が無いので、早寝早起きの暮らしとなる。就寝は何と19時40分だった。
コメント
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