山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'11北海道くるま旅( 第27日)

2011-07-09 05:06:36 | その他
《今日の予定》
鶴居キャンプ場→(釧路湿原散策)→(釧路市内経由)→塘路・元村キャンプ場(泊)


《昨日のレポート》
朝から予報通りの雨降りとなった。釧路湿原の散策を予定していたが、これじゃ無理だと諦め、明日に期待することにした。今日は終日ここに腰を据えるしかない。
遅い朝食の後、思いついて近くの(と言っても片道700mくらいはあるけど)Aコープという店に、パソコンの写真プリント用紙がないかと歩いて出掛ける。行ってみて、その販売の在り方について驚いたことか幾つかあった。
先ず第一は写真用紙などがあるなどとんでもないレベルの店であること。リボンの要らないワープロ用紙などというものが売られていたのにはびっくりした。文具売り場には冠婚葬祭用の封筒類が多いのが印象的だった。ハッキリ言って今時の老人にだって少ないニーズの品揃えだ。次に驚いたのは価格の高すぎる商品が多すぎるということ。殆どの商品が3~4割高となっていた。例えば発泡酒は350ml1個が30円も高くなっていた。Aコープというのはどのような経営体なのか正確には判らないけど、JAが母体となっていると思っている。JAという組織の体質については予てから疑念が夥しいのだが、この鶴居村の人たちも騙されているのではないかと思った。昔の農協の、農家を騙すやり方には心底憤りを感じている一人である。この店の経営者は、地元の人たちのことなど何も考えていないなと思った。
腹が立って買う気が失せたけど、小さなインスタントスープと食パンだけをやむなく買った。このAコープの経営者は、地元の人たちのためになることを念頭において、釧路のどこかショッピングモールの状況をじっくり視察し、自分の店と何が違っているかをチェックすべきである。それでも何も気づかない鈍感な奴ならば、座して天命に従うしかない。つまり商売は終わりになるということだ。全国の各地を回って、いろんなスーパーなどを利用させて貰っているけど、JAの経営する店の落差のひどさと杜撰さが多いのには呆れることが多い。JAに関心が行ってしまうのは、かつて両親がJAに相当騙されたと思いこんでいるからである。これでも元はマーケティングをベースとした仕事をしており、その後遺症はまだ癒えていないのだ。いい加減な経営をしているJA店に出会うと、両親のことを思い出して我慢ができなくなるのである。ま、鶴居村の方たちも若者は騙されることは少ないのだと思うけど。
何もする事がないので不平不満は自由自在である。車に戻って昼が近づき、昼食は野菜たっぷりの焼きそば。もちろん調理担当は自分。余っていた野菜を全部使うことにした。キャベツ、カボチャ、ニンジンなどがメイン。カボチャは普通は焼きそばには使わないと思うけど、常識は無視。出来上がりは食べるに耐えられるレベルだった。このようなやり方を、我がふるさと茨城県のことばでは「ごじゃっぺ」という。でたらめ、いい加減と言ったような意味である。ごじゃっぺでも、結構旨かった。カボチャがいい役割を果たしていたと思う。ヒマなればこそのグータラの成果?
雨が止むのを期待して待ったけど、とうとう傘無しでの釧路湿原散策は無理のような天気だったので、午後からは昼寝を決め込む。15時過ぎ起き出したが、依然小雨は降り続いていた。16時過ぎ昨日のホテルグリーンパークつるいの温泉に入りに行く。移動中のくるま旅の暮らしは、真に他愛もなく平凡である。今日はこれで終わり。
コメント
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