山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'11北海道くるま旅( 第28日)

2011-07-11 05:26:46 | その他
《今日の予定》
道の駅:札弦→小清水原生花園→常呂・森林公園→ワッカ原生花園→?

《昨日のレポート》
昨夜は楽しかった。酔って熟睡した分だけ心地よい目覚めだった。カヌーの皆さんの目覚めは早く、6時前にはもう会話が弾んでいた。ついつられて相棒までもが起き出した。皆さんは8半頃には漕ぎ出すという。その準備に大童だった。昨夜はかなりの雨が降って、天井を叩く雨音が賑やかだった。思いっ切り降ったせいか、明け方には空が明るくなって、雨は上がったようだ。メンバーの皆さんは、休日を利用して、札幌や北見などの遠方から来られているので、せめて雨降りではないコンディションでカヌーを楽しんで欲しい。どうやらそれは大丈夫のようだ。
HMCCというのは、元々手作りのキャンピングカーでアウトドアライフを楽しもうという方たちの集まりである。今は手作りの車はなくなったが、様々な形でアウトドアライフを楽しむという精神は健在だ。カヌーもその一つである。くるま旅とは又違った楽しみがある。人生を楽しむ名人たちの集まりである。この方たちは又、智恵者の集まりでもある。キャンピングカーを手作りしたり、カヌーの補修をしたりするには、様々な知識と技術が不可欠だ。それぞれの領域での智恵者がたくさんおられるのである。私たちが知り合った最初も、車の冷蔵庫が不具合になって、それを助けて頂いたのがきっかけだった。今ではかけがえのない大切な友人の皆さんである。今回は出発準備で忙しい中をパソコンの外付けハードディスクの診断をお願いしたりしてご迷惑をお掛けしてしまった。
慌ただしい朝の一時が過ぎ、5艘のカヌーに9人が乗った一団が岸を離れて行った。これから釧路湿原の中を流れる釧路川を下るのだという。一緒に行きたい気持ちを抑えて、手を振って見送る。
さて、嵐が去った後は妙に寂しい。皆さんとは今週末に厚田港で再会できることは解っているのだけど。我々も後片付けをして出発の準備をする。今日の予定は明日からの原生花園探訪に備えてゆっくり移動するだけである。弟子屈町に向け出発したのは10時半近くだった。
天気は一時晴れの兆しを見せたけど、その後は雲が厚くなり空を覆ったままだった。その割には気温は高く蒸し暑かった。走りながら、少し眠くなり出し、そうだもう一度900草原に行って昼寝をしょうと思いつく。直ぐ実行である。
900草原の眺望は、先日の晴れの時とは違って何か暗黒世界の広がりを見るような感じだった。720度の展望をキャッチフレーズにしているけど、やはりそれは晴れた日のイメージであり、雨模様の天気ではダメなのだと思った。しかし少し風もあって、昼寝には好都合だった。軽い昼食の後3時間ほど午睡を楽しむ。
15時近く目覚めて川湯温泉駅近くにあるホテルパークウェイを目指して出発。弟子屈の町中を抜け、川湯に向かう途中の美留和という所にある名水汲み場に寄り空になっていたペットボトルを満たす。間もなくホテルパークウェイに到着。我々はここの温泉のファンである。川湯温泉は酸性のキツい湯が多いけど、ここの湯は重曹泉で柔らかいお湯なのだ。小1時間ほど温泉を楽しんだあとは、隣りの清里町にある道の駅:パパスランドさっつるへ向かう。ここが今日の宿と考えている。さっつるというのは、札弦と書く。もちろんアイヌ語地名の当て字である。行ってみると、駅構内の駐車場はかなり混んでいて、旅の車もかなり多いようだった。道東を巡る基地として、ここは条件が良いからなのかも知れない。我々も加わらせて頂いて、長い夜を迎える。
コメント
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