山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

花オクラ

2009-09-18 09:02:24 | 宵宵妄話

ちょっと旅の話は休憩です。今日は今を盛りと咲く花オクラの話をしましょう。花オクラをご存知ですか?

その前にオクラをご存知でしょうか?そうです、オクラというのはあの8角形だったかに細長い野菜の一つです。今頃は1年中作られているようですが、普通の露地栽培では夏の作物といって良いでしょう。茹でて切るとぬめりのある独特の食感があり、鰹節などをふりかけ、醤油などで食べることが多いと思います。そのオクラですが、花を見たことのある人は案外少ないのではないでしょうか。切り身の魚しか知らない人が、その元もとの姿を知らないのと同じように、栽培をしたことの無い人にはオクラがどのような花を咲かせるかなんて、なかなか想像出来ないと思います。これが結構美しいのです。

   

普通のオクラの花。これは花は小型だが実は膨らんで大きくなる。この花にはアブラムシがついてしまっている様だ。

さて、花オクラですが、勿論、名の通りオクラの仲間ですが、こちらの方は、一段と花が大きく綺麗なのです。

      

こちらは花オクラの花。オクラと比べて花の大きさが3倍以上はある。食用でなくても観賞用として十二分に耐える力があると思う。

そして花オクラは花を食用に出来るのです。菊なども食用のものがありますが、花を食べるという植物は意外と少ないようです。私は花オクラが好きで、毎年植えるようにしています。今年は種まきに失敗して、畑にはたった3本、庭先のプランターにも3本しか育たなかったのですが、旅から戻ると、どちらも元気で居てくれて、今頃は毎日たくさんの花を咲かせてくれています。

   

咲き乱れる花オクラの花たち。花の色が変わっているのがあるのは、昨日採り忘れた為。つまり、一夜花なのである。

花オクラは、丁度モロヘイヤと同じような食べ方をします。違うといえば、茹でないということです。摘んだ花を、花びらをバラバラにして水洗いし、まな板の上で小さく刻み、更にそれを包丁でトントンと何度も叩くと、モロヘイヤのような粘りのある塊が出来上がります。それを小鉢にとって白だしと酢を少々たらして食べるのです。ポン酢などでもいけると思います。ぬめりと粘りのある食感は独特で、大人の味だと思っています。

ここ数日は大輪の花オクラの花が、毎日20個を超えて咲いてくれていますので、毎朝畑に行ってせっせせっせとそれを摘んできては、酒の肴に供しているというわけです。はい。今朝はその花の写真を撮りに行くのが遅くなって、ブログの投稿も遅くなりました。

   

今日の収穫分、オン・パレード。このような美しいものを食べ続ければ、身体も心も美しくなるかも??

コメント
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