村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

野分

2013-10-15 23:07:43 | 茶の事
野分の夜書読む心定まらず 子規


これから台風が来るようだ
午前中に鍼治療と内科に行った
小雨の中、
近道を通って帰ろうと階段を上る
階段には今落ちたばかりの黄色い小花ふわりと乗っている
雨にうたれた金木犀の小花は
同じく雨のように降っているのだ
可愛らしい黄色い雨 
しばし見ていた



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菊の菓子碗

2013-10-14 23:53:07 | 茶の事
初座は陰
簾をかけ茶室は暗い
わずかな光に照らす煮物椀は
見事な菊の菓子碗だ
蓋を開けると松茸
松茸というだけで
なんだか嬉しい

その茶事は昨日なのに
どんどん彼方へとさる
過ぎゆく時間の早い事 はやい事

今日もまた
松籟庵様のお宅へ向かう
お昼をご馳走になり
一緒にいつもの研究会へと向かった

研究会で勉強することは
なかなか身につかない
しかし
まずは研究会には
とにかく参加すること
ちょっとの事では止めないことが
全ての勉強のこつだろう

お仲間の皆さまと同席するだけでも楽しいし
先生の講義を拝聴するのも勿論うれしい事
雨が降ろうが槍がふろうが・・・
続ける事だ 
継続は宝を生む





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松籟庵様 神無月の茶事

2013-10-13 23:22:18 | 茶事 茶会 
待合の掛物は富田渓山の指月布袋
本席は 
金沢大乗寺43世 無学愚禅老師筆 「月」の一字

1733-1829 江戸後期の曹洞宗の僧。
武蔵の人。通称は五州。俗姓は内野。
同国興長寺痴天について得度、のち長門功山寺大暁高釣に参じその法を嗣ぐ、
宝暦12年興長寺に住し、寛政元年加賀大乗寺に入る。
『大乗愚禅和尚語録』『愚禅和尚行状記』などがある。
文政12年(1829)寂。《コトバンクより》

挨拶が終わると
すぐお膳が出る
村瀬治兵衛造の黒根来の膳に
向付は川喜多半泥子の唐津写
ひらまさの昆布〆が美味
煮物椀 焼物と常のように運ばれてくるが
とどく先から食べるは食べる
面白い位 パクパク 食べる 
美味なる故か
だれもが完食である 

菓子は虎屋の黒いきんとんで 
銘は 大徳寺 
恐れ入り有り難く頂戴する


五行棚が据えられ 土風炉に宗旦好みの口四方尾垂釜がかかる 
釜師は道也 実に可愛らしい

水指は御本
村瀬治兵衛の薬器に
茶碗は犬山の雲錦茶碗である



写真は鉈籠に 上臈ほととぎす 白の水引
鉈籠には鉈を研ぐ砥石が付いている
実際の鉈籠なのだろうかと思うと
奥山に入り込んだかのような 気分を誘う
やがて月が昇り それを指さす布袋様が登場すれば
晩秋の茶はなおも清らかに味わい深い
あまりの異常気象に 秋を待ちあぐねたが
今日の茶室の中に満ち満ちていた



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椿山荘にて 神無月の茶会

2013-10-12 23:19:55 | 茶の事
椿山荘内の料亭・錦水にての茶会だ
一階の春日の間にて濃茶 
二階の花車と折鶴の間にて薄茶が二席
あと三階のロビーにて立礼があった
流儀は色々だ
濃茶席ではこの春日の間で
半沢直樹の料亭の場面の撮影があったと聞くやいなや
皆さまもドラマの場面を思い出し
ついつい部屋を見回して、和んだ席となった


食事は大広間の八千代の間
松花堂弁当に
茶碗蒸しと滑茸と庄内麩の白味噌汁
赤米の蒸したものと香のもの
それにデザートとしてメロンと巨峰、小さいティラミスがひとつ
完食、満足

お道具は箱書のあるものが たくさん登場・・・
花はどのお席も 
真剣に入れられ生き生きしていたし、
お菓子もお茶も美味しかった
どのお席も 
お運びやお点前の方は真面目、かつ親切で
茶会慣れしていないところが良かった


10月とはいえ気温は真夏日
気温は高いが、空は青く風もある 
帯つきで茶会へ出かけるには良い一日だ
椿山荘の景色の良い場所で写真を撮ろうと決めていたのに
忘れた

茶会のあとは
東京美術倶楽部での講演会
椿山荘から目白までタクシー、山手線で新橋まで
そこから東美までタクシーと急ぎ
開始3時の5分前に漸く間に合った

帰りの大門の交差点で撮ったもの
 東京タワーに灯りがつき 綺麗なのだが
あまり写っていない


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秋祭り

2013-10-11 23:19:34 | 茶の事
先日の
紫兎先生のお稽古は中置
ハロウィンが近いとの事で
薄器はプリンの入っていた器に
象牙の蓋をしたもの
可愛らしい 

Halloweenと書くらしい
万聖節の前夜祭のこと
万聖節とは
キリスト教で毎年11月1日の諸聖人の日、あらゆる聖人を記念する祝日で、
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りだと聞いた
秋祭りなのだろう

暗き燈に 民のよろこび 秋祭  誓子

山口誓子ヤマグチセイシ 
明治34年京都の生まれ
水原秋桜子や高野素十、阿波野青畝とともに『四S』の1人だ
本名は山口新比古チカヒコ ちかひこが誓ひ子に通じ 誓子としたようだ
京都三条の川端に句碑があるというが 
「燃えさかり筆太となる大文字」
いちど 見てみたい



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ぬばたまの

2013-10-10 23:28:32 | 村雨庵 稽古 
檜扇ヒオウギ (アヤメ科)の種子は 
射干玉ヌバタマという

ぬばたまで まず思い浮かべるのは 
季節は違うが佐藤佐太郎の私めが大好きな短歌である

あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬ ぬばたまの夜あかねさす昼 佐藤佐太郎


ぬばたまは枕詞である 
実の色が真黒であるところから
「黒し」「黒髪」にかかり さらに、
「黒」の連想から「髪」「夜」などにかかり
また「夜」の連想から「月」「夢」にかかる

ぬばたま→黒→夜→月、夢 となるわけだ


黒い宝石のような深い光を発す「ぬばたま」から
いにしえの歌人達はいくつもの歌を詠んだ

ぬばたまの 夜はふけぬらし 玉くしげ 
二上山に 月傾きぬ (万葉集)


ひいろんさんが花を入れた



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三夕の歌 もう一つの「秋の夕暮れ」

2013-10-09 23:55:14 | 村雨庵 稽古 
秋になるといつも掛ける軸だ
「三夕の歌」の画賛

賛は
大国隆正 (寛政 4年 1792~明治4年 1871)
幕末・明治維新期の国学者・神道家

画は
高 嵩嵺 コウスウリョウ (寛政11年1799 ~ 明治8年1875)
のち高嵩谷コウスウコクの二代を名乗る

 
西行法師「心なき身にもあはれは知られけりしぎ立つ沢の秋の夕暮れ」

寂蓮法師「さびしさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」

定家卿「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」



寂蓮には新古今集にもうひとつ
有名な「秋の夕暮れ」の歌がある


村さめの露もまだひぬまきの葉に霧たちのぼる秋の夕暮れ 寂蓮法師

百人一首の86番
寂蓮1139~1202 
俗名 定長
定家の従兄弟だ

俊成の兄弟 俊海の子で俊成の養子となったが
俊成に定家が生まれた為離籍 出家した

定家は1161~1241
寂蓮と24歳違い
西行は1118~1190寂蓮とは21歳違い
三名とも同じ時代を何年か生きていたのだと思うと嬉しくなる

写真は定家 
よく見ると腰の刀のこしらえが見事
繊細に書いてある
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栗は愛らし

2013-10-08 22:43:48 | 茶の事
二日間 休んでいたので足の状態はとても良くなった
考えれば当たり前だ 自分の力以上に歩けば足を痛めるに違いない
何事も程々にするというのが定石だが
自分に置き換えると つい忘れてしまう
今日は 紫兎先生の茶の稽古へと出かける

寄付きは三浦樗良と四如軒の画賛
三浦樗良 ミウラ チョラ
(1729-1780) 江戸中期の俳人。
志摩国鳥羽の生まれ。
名、元克。通称、勘兵衛。別号、無為庵など。
芭蕉復帰を唱え、蕪村一派と親交を結び中興運動に与(あずか)った。
句集「白頭鴉(しらががらす)」「樗良発句集」など。 
《大辞琳より》

四如軒シジョケンの事はあまり詳しくわからない
ネットで調べたところ 前田土佐守家資料館に過去展覧会があったようだ
それによると 矢田四如軒1718~1794)
前田土佐守家家臣、武人画家 
江戸中期、加賀藩で活躍。
仕えた同家5代直躬の肖像画をはじめ、
十六羅漢図、寒山拾得図など26点を展示▽
2011年4月17日までとある
《前田土佐守家資料館の矢田四如軒の展示より》

茶の点前も勿論だが
掛物もとても勉強になるし 楽しい

写真は松林玄衛の鉢に盛る 栗 仙太郎製だとか
愛らしく とても美味しそうだ
懐紙に取り 楊枝で切る 栗は三口で消えた

生栗を握りつめたる山路哉 其角




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ひとよ 一夜

2013-10-07 23:13:15 | 茶の事
今年は何かと調子が悪い
いざとなると自分の体調が悪くなる
茶事も茶会も取り止めなくてはならなくなる
今月のわが料理教室は11日に予定してあったが
今日おやすみさせて頂く事にした
無理をせず 時を待つしかない

根津美術館で利休瀬戸の茶入を観た
松浦鎮信がつけたという銘は「一夜」
旅枕のようだから 一夜とついているらしいが
ひとよ 一夜と口ずさむと何だか歌がありそうだ
ようやく思い出したのは

秋の夜の千夜を一夜になずらへて八千夜し寝ばや飽く時のあらむ

伊勢物語22段の業平の歌だが
「秋の夜」茶入の歌銘でもある
宗栄先生の稽古場にも「秋の夜」茶入の写しがあり
その時この歌も慣れ親しんでいたのが
どこか記憶に残っていたのだろう

最近の記憶は消えてしまうが 若いころの記憶は残っているらしい 




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金木犀

2013-10-06 22:05:05 | 茶の事
今朝起きると 足が痛い
膝と傷の所がいたいので
この所出かけてばかりだったから使い過ぎたのだろう
今日は何も用事が無いことが幸い
ただ寝ている事にした
10月末に自分の茶事をするつもりで
口頭ではお誘いをしてあったが
この分では無理だと判断してメールと送信

招かれて茶事や茶会に行くも良いが
本当は自分がするほうがずっと心が喜ぶものだと思う
社中の茶事はするものの自分自身は昨年一度しただけ
やはり出来るうちに茶事の亭主がしたい というのが本音だ
予定した道具も少し出してあり
茶事のその日を楽しみにしてはいた
無理はせず またの機会を待とう
今月は椿山荘での茶会と松籟庵様のお茶事もある
それを
楽しみにしよう

靖国神社の茶会 洗心亭へ向かう道だったか 皆で
かすかに金木犀の香がして足を止めた


木犀の匂ふべき日となりにけり をちこち友の住みわびし世に 牧水




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ミケランジェロ展

2013-10-05 21:41:32 | 美術館・博物館
国立西洋美術館
システィーナ礼拝堂500年祭記念 
ミケランジェロ展―天才の軌跡
2013年9月6日(金)~11月17日(日)
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)は、
ルネサンスの頂点を極めた、西洋美術における最も偉大な芸術家の1人です。
本展覧会は、「神のごとき」と称され、
生前から現在に至るまで深く崇敬を集める
ミケランジェロの創造の軌跡とその波紋を、
彼の子孫のコレクションを引き継ぐ
カーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)の所蔵品60点によって紹介するものです・・・と国立西洋美術館のホームページにあった

展覧会は他に国立西洋美術館の本館を設計した「ル・コルビュジエと20世紀美術」
ル・コルビュジエ(1887-1965)
20世紀を代表する建築家で絵画、彫刻、版画、タピスリー、映像
多分野に活躍した多才な芸術家 とある
それと常設展も見ごたえある

この二、三日続いて出かけたのでわが足の疲れが取れない
すぐ痛くなる
今日は従姉妹のkeikoちゃんと一緒だ
お喋りは休まずつづくが・・・
疲れて少し歩いてはやすみ また休む


館内のスイレンでランチコースを食べた
美術鑑賞のあとの満ち足りた気分で
中庭の景色を見ながらの食事もいいものだ


また来よう



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靖国神社献茶式奉賛茶会

2013-10-05 00:06:19 | 茶事 茶会 
靖国神社鵬雲斎大宗匠の献茶式
清寂と緑に包まれ、夢の中のようにお点前を拝見した
そのまま大勢であるが しずしずと昇殿参拝を終える
お神酒と神饌のお下がりの和三盆を頂き
すっかり日頃の穢れを祓い清め清浄になった気分である

能楽堂でのA先生の立礼席へ向かった
床は
円能斎の賛 神 、画は淡々斉 神馬 の画賛である
向うむきに座っている神馬の尻尾がふさりとゆれ
愛らしく又 神々しい

写真はその菓子 焼栗と楓 亀屋万年堂製
菓子器は金砂子青海盆 大西清右衛門造

濃茶席は著名な黒田和哉氏
床は一山一寧の墨跡、
花入 古銅、香合 堆朱
水指は古伊賀垂耳胴紐、
茶入瀬戸桧垣文、
茶杓は利休作 銘九重、
茶碗長次郎黒 銘槌

お点前に持ち出された茶碗が
遠めだが長次郎のようだ
でも まさか使う訳ないだろうと隣と話したが
実際に長次郎の茶碗、利休の茶杓も使われているとご亭主が話されると
茶室には珍しく歓声のような どよめきがあがった
急にお点前様の手元に視線は集中し
空気は張りつめ緊張した時間が流れる

これも茶会の幸せ、茶人の幸せであろう


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七事式の偈頌を言えるか・・・

2013-10-03 23:09:43 | 茶の事
今日は月一度のお茶の稽古
中置の点前が済んだら 
定据で且坐

さて七事式の偈頌を言えるかと・・・
言えるのは花月だけ ゴカンノキホウ シサイニミヨと里庵様と呟いてみる
他は聞けばそうそうと頷けても 自分からは言えない
先生はスラリと
七つの偈頌を教えて下さった
 
無学宗衍ムガクソウエンの七事式の偈頌を
とにかく
暗記をしようではないか

花月は 「互換機鋒看子細」
ごかんの きほう 
しさいに みよ

且座は 「是法住法位」
このほうは ほういに じゅうす

廻り炭は 「端的底看にい 」
たんてきていに みよ にい

廻り花は 「色即是空 凝思量即背」
しきそくぜくう
しりょうをこらせば
すなわちそむく

茶カブキは 「千古千今截断舌頭始可知真味」
いにしえに
いまに
ぜっとうをせつだんして
はじめてしんみをしるべし

一二三は 「修証即不無染汚不得」
しゅうしょうは
すなわちなきにあらず
せん おすれば えず


員茶は 「老倒疎傭無事日 閑眠高臥對青山」 
ろうとう そようぶじのひ
かんみん こうが せいざんにたいす




写真の花は

吾も紅ワレモコウ、白の水引草、しもつけ、浜菊、藤袴、おけら、
そして一番高くに 実になった山芍薬

秋草はうつくしい




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一葉に 知る

2013-10-03 00:42:11 | 村雨庵 稽古 
村雨庵の水曜稽古日
今日から10月 中置の稽古だ
段々に秋深く気温が下がる頃
風炉を勝手の位置から中央に据えなおし
少しでも火を客付に近くする
この月だけの点前
忘れている事もあろうから、道具を置きつける位置を確認しながら
小板で初炭、濃茶、後炭、薄茶と稽古するのだ

このところ休みだったり引っ越したりして生徒が少ないので
今月は四畳半でのお稽古
昼間は二名だったが
夜は四名の生徒に
裏千家の稽古場案内から見学に見えた若い女性がおひとり
賑やかな稽古風景をご覧になり
来月から入門なさるとの事
私も社中も皆 歓迎である

掛物は菅原曇華スガワラドンゲの画賛
筆者は臨済宗の僧、慶応二年新潟長岡生れ、昭和31年90歳寂 建長寺派管長、建長寺住職、名は時保、

一葉知天下秋 (一葉に天下の秋を知る)
一葉というと
「一葉落ちて天下の秋を知る」
聞いた事がある 故事ことわざ辞典にも出ているがgoo辞書には下記のようにあった

淮南子エナンジの「一葉の落つるを見て、歳のまさに暮れなんとするを知る」から
落葉が早い青桐の葉が1枚落ちるのを見て、秋の来たことを知る。
わずかな前触れから将来の大きな動きを予知できることのたとえ。

なるほど
意味が深い・・・



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義経千本桜

2013-10-02 00:44:34 | お勉強
歌舞伎座新開場柿葺落 芸術祭十月大歌舞伎
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭参加公演
通し狂言 「義経千本桜」
10月1日(火)~25日(金)
今日は初日 夜の部の券を四枚取った
想望庵さまと飛び姫とサカチカさんの四名
今回は三階だが以前の一階より全体がよく見える
始まりは4時15分 それまでの時間をどうしようか
飛びちゃん達は袋物教室だが
私めは何も用が無い
陶磁協会の講座が丁度良い時間にあり
想望庵様と参加することにした

やきもの文化講座「日本人が愛したやきもの 第9回 古染付」
1時半から3時半とある
根津の展示は
コレクション展「清雅なる情景 日本中世の水墨画」
是非見たいと思っていたので良かった
9月11日(水)~10月20日(日)
周文、芸阿弥、祥啓、因陀羅など有名な筆者のものがある
一階二階の展示を一周してから
地下で講演を聞く
ところが話しが始まるとすぐ眠くなった
講師の先生には誠に申し訳ないが
堪えてみたものの敗れて
さわやかに気分良く寝てしまい
お陰様で
日頃の疲れは すっかり取れた気がした

銀座線の表参道から乗り
銀座で日比谷線に乗り換え東銀座へ
歌舞伎座へ到着
睡眠はすでにとってある
まさか歌舞伎座では眠らないだろうと思っていたが 
一幕目「木の実・小金吾討死」の休憩時間に弁松のお弁当を完食したところ
二幕目の「すし屋」の時にはお腹が満足したせいか またもスイスイ眠った
三幕目は「川連法眼館」

観劇は楽しい また来よう歌舞伎座へ



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