村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

栗は愛らし

2013-10-08 22:43:48 | 茶の事
二日間 休んでいたので足の状態はとても良くなった
考えれば当たり前だ 自分の力以上に歩けば足を痛めるに違いない
何事も程々にするというのが定石だが
自分に置き換えると つい忘れてしまう
今日は 紫兎先生の茶の稽古へと出かける

寄付きは三浦樗良と四如軒の画賛
三浦樗良 ミウラ チョラ
(1729-1780) 江戸中期の俳人。
志摩国鳥羽の生まれ。
名、元克。通称、勘兵衛。別号、無為庵など。
芭蕉復帰を唱え、蕪村一派と親交を結び中興運動に与(あずか)った。
句集「白頭鴉(しらががらす)」「樗良発句集」など。 
《大辞琳より》

四如軒シジョケンの事はあまり詳しくわからない
ネットで調べたところ 前田土佐守家資料館に過去展覧会があったようだ
それによると 矢田四如軒1718~1794)
前田土佐守家家臣、武人画家 
江戸中期、加賀藩で活躍。
仕えた同家5代直躬の肖像画をはじめ、
十六羅漢図、寒山拾得図など26点を展示▽
2011年4月17日までとある
《前田土佐守家資料館の矢田四如軒の展示より》

茶の点前も勿論だが
掛物もとても勉強になるし 楽しい

写真は松林玄衛の鉢に盛る 栗 仙太郎製だとか
愛らしく とても美味しそうだ
懐紙に取り 楊枝で切る 栗は三口で消えた

生栗を握りつめたる山路哉 其角




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