村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

四十七帖・総角

2019-12-02 22:48:44 | 源氏物語五里霧中
総角 アゲマキ
(薫24歳8月から年末)

薫は再び大君に語らうが
想いは受け入れられず、
むしろ大君は
中君と薫の結婚を望む。
秋の終わり、
大君により中君と薫が
一つ閨に取り残されるが、
薫は彼女に手を触れようとしない。
やがて当初の計画通りに
薫は匂宮と中君の結婚を果たすが、
匂宮の訪れは途絶えがちで、
これを恨んだ大君は病に臥し、
遂には薫の腕のなかではかなくなる。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

源氏物語巻名歌
「あげまきに 長き契りをむすびこめ
 おなじところに よりもあはなむ」薫


総角アゲマキとは
紐の結び方の名。
輪を左右に出し、
中を石だたみに組んで結び、
房を垂らしたもの。
御簾ミス、文箱フバコなどの飾りに使う。
あげまき結び。

写真の朝日焼銘々皿
総角結びの絵が描いてある

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