魂祭ふわふわと来る秋の蝶 子規
今日は土曜日
神社のお祭りがある
お神輿も出て朝早くから賑わってるが
お弟子様の茶事の水屋に入るのだ
ボーッとしてはいられない
汲み出しのあと
挨拶して
すぐ懐石が始まるので
ご飯の火を入れる時間が重要だ
クツクツ沸いてきて
水気がそろそろなくなり始めた
まだ完全にご飯は炊けてないが
お杓文字で掬える
半煮えのちょうど良いときに
左手に椀を持ち
エイヤッと一文字を取ると
杓文字を2本使わなくても
すいすい飯椀に盛れる
自分的には
両脇が少し崩れぎみでも
自然でよしとしてる
次はすぐみそ汁だ
汁椀に冬瓜とそして辛子ものせておく
熱々のみそ汁を最後にはる
辛子が最後の時もあるけど
まずは上手に
この折敷を出すのが
眼目だ
汁が熱々でなかった
と言われる事もある
今日はどうだったか
写真を撮るのを忘れたが
今月と来月はお盆がある
本席は鎌倉時代の経切に
香合はグリ
お茶でそれぞれ故人を偲ぶのも
赴き深い
写真は今日の菓子
とらやの「袖の香」
ホームページを見ると
江戸時代に流行した香袋を思わせます
「袖の香」とは、
衣の袖にたきしめた香りのことで、
平安時代の貴族のたしなみとされていました。
『袖の香・紅』は、
両脇を絞った俵形で、
江戸時代に流行した香袋の
「匂の玉(においのたま)」を
かたどっています。
と、あった
五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
だろう