村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

四十五帖・橋姫

2019-11-30 21:27:10 | 源氏物語五里霧中
宇治十帖
「橋姫」より「夢浮橋」まで。
薫20-28歳
柏木と女三宮の不義の子・薫と、
源氏の孫・匂宮が、
宇治八の宮の三姉妹・(大君、中君、浮舟)
をめぐって織りなす恋物語である。
つよい仏教色、無常感が作品の主調をなし、
優柔不断で恋に対して決定的な
強引さを持たない薫の人物造形が
ライバルである匂宮や
第一部、第二部の源氏と対比されている。
薫の人物像はこの後の
王朝物語、鎌倉物語に強い影響を与えた。


橋姫
(薫20-22歳10月)
源氏の弟・八の宮は
二人の娘とともに宇治に隠棲し、
仏道三昧の生活を送る。
みずからの出生に悩む薫は
八の宮の生き方を理想として
しばしば邸を訪れるうちに、
ふとしたことから長女・大君に
深く心を引かれるようになる。
都に戻って薫が宇治の有様を語ると、
匂宮もこれに興味をそそられるのであった。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

いよいよ宇治十帖
写真は
朝日焼の宇治十帖の銘々皿のうち
「橋姫」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベッラ・ヴィスタ ホテルニ... | トップ | 江戸の茶の湯 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

源氏物語五里霧中」カテゴリの最新記事