村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

四十六帖・椎本

2019-12-01 21:22:40 | 源氏物語五里霧中
椎本 シイガモト
(薫23歳2月-24歳夏)

春、匂宮は宇治に立寄り、
次女・中君と歌の贈答をする。
秋、八の宮が薨去。
二人の姫君たちは薫に托された。
薫は中君と匂宮の結婚を計画し、
自らはを大君に想いを告げるが彼女の返答はつれない。
しかし薫の慕情はいっそうつのる。

「椎本」(しいがもと)は、
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。
第46帖。
第三部の一部「宇治十帖」の第2帖にあたる。
巻名は、薫が故八の宮を偲んで詠んだ和歌
「立ち寄らむ陰とたのみし椎が本
むなしき床になりにけるかな」
に因む。

この帖に登場する夕霧所有の別荘は、
宇治川の岸辺、
京の向こう岸にあることから
平等院がモデルというのが通説となっている。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)
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