村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

四十四帖・竹河

2019-11-29 16:40:52 | 源氏物語五里霧中
竹河 タケカワ
(薫14歳から23歳)

鬚黒ヒゲグロ没後の一家の物語。
玉鬘タマカズラの二人の娘は、
大君が冷泉院に嫁カし、
中の君が宮中に出仕シュッシすることになる。
夕霧はこの一家と親しく、
彼女たちから好感を持たれている。
後人の偽作ギサク説が濃厚。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

光源氏が亡くなったあとは
物語の文体や雰囲気などが変わり
紫式部とは別の人物が
書き加えたのではと
専らの話しだ
最も古いと言われる
徳川美術館の国宝源氏物語絵巻は
絵15面・詞28面
・蓬生
・関屋
・絵合(詞のみ)
・柏木
・横笛
・竹河
・橋姫
・早蕨
・宿木
・東屋
五島美術館に絵4面・詞9面
・鈴虫
・夕霧
・御法
何れも帖が一枚とは限らず
場面や枚数が何枚もある場合もある
絵の筆者を
平安時代の優れた宮廷画家であった藤原隆能(?-1126-74?)と
伝えるところから、
「隆能源氏」呼ばれていたそうだ
これらに宇治十帖もあることから
雲隠れ以降も
そう間をあけず
書き加えられたのでのであろう

写真は懐石の材料に買った紅玉と
ついつい可愛らしいので買ってしまったミニ林檎
時間が経ったのか
フカフカで味は何とも言えない
届いた築地定松の
サンツガルの方が 
遙かに美味
献立には紅玉とあったが急遽変えた
素材は重要だ
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