村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

真清水蔵六

2015-08-07 22:53:13 | 茶道具、古美術、骨董
午前中
東京道場へ
許状の申請と
お弟子様達4名のゼミ申込み
そのあとやましたへ寄り
口の欠けてしまった唐物茶入の修理を依頼した
この茶入は6月に京都へ行った時に象牙屋さんに
修理を依頼したが修理人がいないからと断られた物だ

お店では5日から10日まで
お楽しみ市を開催とのハガキが来ていた
今日は7日すでに良いものは売り切れたのであろう
品物が少ない
お店をぐるりと一周し
その時に見つけた
良いものを

「山科焼柿釉」火入
山科焼は京焼のひとつ
箱裏には
泥中庵 蔵六造 印
とある

泥中庵とは二代蔵六
真清水蔵六のこと

真清水蔵六(二代)
ましみずぞうろく
初代蔵六の長男。
京都の人。
幼名は寿太郎、名は春太郎、号を春泉・泥中庵。
国内はもとより中国・朝鮮にも渡って調査研究を重ね、
京都山科に開窯、
のち西山の松尾村で製作した。
古陶の鑑識に優れ、
『陶寄』『古陶録』等の著がある。
昭和11年(1936)歿、76才。
《美術人名辞典より》

何もないと思っていたが
蔵六の火入 二個入
買えて
良かった



その次は
新宿の茶道具屋
こんどは象牙の蓋裏に
金箔を貼ってもらう
あと
茶碗の箱
巻物の箱
古写経の折本を入れる箱
三種類の箱を注文した

材質は一般的の桐
変わった材料や
変わった真田紐
変わった箱の作りなど
変わったことを依頼すると
どんどん高くなる可能性があるらしい
それを聞いて

とりあえず
普通でお願いしよう
普通は安心だ






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