中古三十六歌仙の一人。
清原深養父
きよはら の ふかやぶ
生没年不詳
父は豊前介・清原房則
孫に清原元輔
曾孫に清少納言
藤原兼輔・紀貫之・凡河内躬恒などの歌人と交流があった
晩年は洛北・岩倉に補陀落寺を建立し、隠棲した
琴の名手
百人一首36番
夏の夜は
まだ宵ながら
明けぬるを
雲のいづくに
月宿るらむ (『古今和歌集』夏166)
今の季節にふさわしい歌だ
母の入院の同じ部屋に
肺がんの女性がいる
抗がん剤と放射線で治療している最中だが
自分の病気をまだ受け入れられず
副作用で食事がとれない事を
悲しがっていた
一週間も顔を合わせているので
今日はそっとお話しをした
「頑張らなくともよいですよ
それから
泣きたいときに泣きなさい
きっと楽になるから」
同じことを
自分にも言ってみよう
きっと 楽になる
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清原深養父
きよはら の ふかやぶ
生没年不詳
父は豊前介・清原房則
孫に清原元輔
曾孫に清少納言
藤原兼輔・紀貫之・凡河内躬恒などの歌人と交流があった
晩年は洛北・岩倉に補陀落寺を建立し、隠棲した
琴の名手
百人一首36番
夏の夜は
まだ宵ながら
明けぬるを
雲のいづくに
月宿るらむ (『古今和歌集』夏166)
今の季節にふさわしい歌だ
母の入院の同じ部屋に
肺がんの女性がいる
抗がん剤と放射線で治療している最中だが
自分の病気をまだ受け入れられず
副作用で食事がとれない事を
悲しがっていた
一週間も顔を合わせているので
今日はそっとお話しをした
「頑張らなくともよいですよ
それから
泣きたいときに泣きなさい
きっと楽になるから」
同じことを
自分にも言ってみよう
きっと 楽になる
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