花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

G.Wの収穫 (前編)

2008-05-07 22:32:28 | Weblog
 G.W後半戦、我が家のメインイベントは子供の自転車の練習でした。これは子供が望んだものではなく、「渋滞はヤ」、「懐が寂しい」といった親の都合、勝手によるもので、補助輪で乗ってもつまんないだろうくらいの気持ちで思いついた自転車の練習でした。先ず憲法記念日の5月3日、「近所で自転車の練習をした後、お使いをして帰ろう」と子供と二人して家を出ました。ところが補助輪が付いていた時と違って、両足をペダルに載せるとグラっとくる、あの最初のグラっでビビってしまい、ペダルをこぐことが出来ません。すぐ足をペダルから降ろして止まってしまいます。ギュンギュンこいでスピードに乗ればグラっとこないと説明しても、怖さの方が勝ってしまいダメでした。あげくは10分かそこらで「パパひとりでお使いに行って」と言い出す始末。自転車を押して無言の帰宅、そしてひとりでスーパーへお使いに出掛けました。お使いを終えて家へ戻る途中、自転車を押してやってくる子供とママの姿が目に入りました。どうやら早々の退散に、ママが「コーチを買って出よう」と思った模様です。ママの練習法は、両足で地面を蹴りながら前へ進み、左右のバランス感覚を身につけさせるものでした。ですが、怖さからでしょうか、このやり方でもぎこちなく歩くだけで、地面を力強く蹴って体重を自転車に預けることが出来ません。あまりのダメダメぶりに、途中でママにスイッチが入ってしまい、指導がヒートアップしてきました。しかし、相変わらずのダメダメに「ひょっとしてうんち(運動音痴の運痴)かも」と思い出したところで晩ごはんの時間になり、今日の練習は終了。「もっと強くこいで」とか「ハンドルをユリユリさせない」とか言われ続けてふて腐れている子供と、ビビって満足にペダルがこげない子供の姿に疲れがどっと出た親が、自転車を押しながら家路につきました。パパはG.Wに飲もうと大事にとっておいた日本酒の東長でヤケ酒でした。(つづく)