花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

東京国際女子マラソン

2007-11-13 22:55:59 | Sports
 毎年この時期、師走が近づいてきたことを感じさせるスポーツ・イベントがふたつあります。ひとつは大相撲の九州場所。そして、もうひとつは東京国際女子マラソンです。一昨年の東京国際は、高橋尚子選手がアテネ五輪を逃した因縁のコースで見事優勝しました。神保町の交差点付近で声援を送りましたが、さぁーっと走り去っていったQちゃんの姿は一瞬のことながらとても引き締まって見え、足取りも軽く「今年はいける」と思いました。視界から遠ざかっていった高橋選手はその後、バルシュナイテやアレムを振り切って復活を果たしました。昨年は土佐礼子選手が高橋選手に勝ち、世界陸上の出場権を得たレースでした。雨の中、水道橋のJRA近くの沿道に立って先頭集団を待っていると、トップの土佐選手が通り過ぎても後続はなかなかやって来ず、かなり遅れて高橋選手が現れました。高橋選手はサングラスをしていましたが、明らかに疲れが見てとれ、一年前の颯爽とした走りは面影もなく、結局3位に沈みました。今年は野口みずき選手が走ります。今日の朝日新聞朝刊に野口選手の記事が載っていました。「とにかく誰にも負けたくない」、「(北京への選手枠が残り2人になったことについては)逆にその方が燃える」、と抱負を述べています。北京五輪の代表選考会となる今年の大会、150㎝の小柄な野口選手がしっかりと見られるよう、沿道ではなく久しぶりに国立競技場へ行ってみようかと思っています。