新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

『緑のクーラー』 ゴーヤ

2007年07月09日 | ガーデニング

07016niwa_021 ゴーヤの緑のカーテン、緑のクーラーを「今年も!」と張り切って植えました。(昨年のブログNHKの番組「緑のクーラーをリンクしています。)

昨年の反省を込めて、今年は早めの植え込みをと心がけていたのに、園芸店に行ったときは、もう最後の「琉球ゴーヤが5本しか残っていませんでした。あとの5本は「鹿児島ゴーヤ」で間に合わせましたが、琉球ゴーヤのほうが苦味が少ないとのことでした。植え込みは5月13日。

ネットを通した3mのポールを、2階のベランダからしっかりと紐でつるしました。1.5mポール6本とネット4枚を組み合わせた苦心の作です。のびたゴーヤよりも、苦心作のネットのほうが私の自慢です。願わくば台風が来ないことを祈るばかりです。

070709goya_013梅雨の間に、右に左に巻きひげで固定しながら、ツルがめきめきと伸びて、まさにジャックと豆の木状態。このままだと止まるところを知りません。

ツルがベランダまで到達すると蟻がよじ登ってくるので、その前にツルを切る必要があります。虫は付かなくても、蟻はけっこう花が好きなのです。

ベランダから下に向かって手を伸ばし、剪定バサミでツルを切っていると、あたかも城壁を這い上がってくる敵を上から叩き落すような感じで、あまり気持ちいいものではありません。

今年は、西日の当たる台所の窓辺にも、5本のゴーヤを植えました。苗の間隔は60cmが適当だそうですが、カーテンにするために間隔を狭くしました。

070709goya_004 ゴーヤの実は、なぜか葉の裏側にできるのです。逆光に透かした葉裏の重なりと実はなかなか味わいがあります。まさに緑のグラデーションの世界です。

『不都合な真実』で沸いたゴア氏の世界ですが、こちらのゴーヤは、室温を下げたり健康野菜を収穫したりと、地球にも人にも『都合のいい』真実のようです。

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