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新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

スペインの旅 8日目

2006年03月08日 | '06 スペインの旅

06spain_166初日に降り立ったマドリッドのバラハス空港は、2週間前にオープンしたばかりで天井に木を多く使った温かみのある建物でした。そのとき添乗員さんから、スペインは最も治安の悪い部類に入り、窃盗、強盗、あげくは怪我をしたり、人命にかかわることも・・・という、こわ~い忠告を受けていました。

幸いに、旅慣れしたみんなは危機管理はバッチリで、何事もなく観光を済ませ、バルセロナ空港での出国審査も終えて、アムステルダム経由で一路成田に向かいました。夕刻だったけど、帰りはピレネー山脈がはっきりと見えたのには,感激しました。

06spain_134そうそう、昨夜のホテルでの「最後の晩餐」に楽しいことが起こりました。

レストランで隣り合わせになったオランダ人の一行に、ひょんなことから、同行のメンバーの一人が折り鶴を折ってあげたのです。一枚の紙から鶴が形作られていく様は、外国人にとって「まるで手品!」の感嘆もの。

折り鶴は、平和を願うものだと説明したら、とても感慨深そうでした。大小さまざまな鶴が出来上がり、お互いに盛り上がって、草の根の国際交流の楽しいひとときになりました。


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デザインや色にこだわりが見えるのは、さすが、ピカソ、ミロ、ダリの国だと実感しました。

イカの甲(多分)を乾かし、スパゲッティの麺(多分)でボールを作るなど、地中海沿岸の国らしいアイディアのインテリア! ホテルのバスセットも垢抜けしています。

消火器も、お洒落。 工場の外装も、真っ白に紺や赤でトリミングしたりと美しさにこだわっているところが憎いです。

かくして、イスラム文化の影響が色濃く残ったスペインの旅は、心を残しながらも無事終わりました。少しだけ増えた知識と、文化への好奇心と興味から、イスラムについても調べてみたいと思います。


成田に帰り着くと報道陣がいっぱい!!出迎えの人垣もすごい!! 「いったい何事・・・?」  

そう、金メダリスト荒川静香選手の凱旋帰国を迎えるためだったのです。ラッキーとばかりに、諸手続きはそれぞれの夫に任せ、「すわ、一大事!」とばかりに、900人の出迎え客の中にもぐりこみました。はにかみながら出てきた荒川選手を見れたのは、トリプルアクセルより短い時間でした!金メダルおめでとう! 金メダルありがとう! 

 メンバーの一人Nさんがこのときに受けたインタヴューのコメントが、翌日の全国紙に載りました! 安藤選手のこの笑顔、更なる活躍が期待できそうです!

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