
ショップのWhat's Newでもお知らせしましたが、5月15日〜31日までの間にTeleGizmosカバーをご注文いただければ、その機種によって5%から最大10%の割引率を適用致します。機種によっての割引率は、来週にでもショップページからお知らせ致しますので、これから梅雨時にも入っていく中でまだ使われたことが無い方は、ぜひ一つ使ってみてください。それで、この素晴らしいカバーの使い方を一部理解されていない方々がいらっしゃいますので、以下の部分でお伝え致します。

まずカバーを最初に購入されてから可能なら直ぐにテント用の防水スプレーを縫い目にたっぷりと塗布してください。これまではある程度使ってから塗布すれば良いと考えておりましたが、TeleGizmo社では、縫い目の防水加工はそれほど強くはしていないようです。また定期的にも塗布するようにしてその状態を維持し続けてお使いください。カバー自体は、NASAが宇宙空間で強い紫外線から保護するように作られた生地を使っているので、紫外線に対する耐久性は高いのですが、雨に対する耐久性は縫い目から侵入することがあるので、そこだけは注意してお使いいただければと思います。
元々このカバーは、あまり雨の降らないテキサス州で作られているので、日本のような高温多湿で雨が多い国で使うことを考えて作られているのかは、正直分かりません。

それから内部のアルミフォイル状の生地ですが、これは割と簡単に破損するので、特に望遠鏡のファインダーのネジや鋭利な突起物などで破れることはありますが、それが破れてもその耐久性が変わることはありませんし、雨などが侵入して望遠鏡を壊してしまうようなことはありません。ただし、その使い方として間違ったもので、タオルなどの水分を吸収して保持するようなもので望遠鏡を巻いてからカバーをするのは、絶対にやめてください。縫い目から侵入しなくても、カバーの下部から水蒸気で入った水分を保持したままになるので、赤道儀や光学系には悪影響を及ぼします。カバーの下部はできるだけ風通しが良くなるようにして、水蒸気が内部に留まらないように出口を設けるようにしてください。ただし、そう使っていても、どうしてもカバーを外すと赤道儀の表面が濡れていたりすることがありますが、カバーを外して外気に直接馴染ませるようにすれば、直ぐに消えていきます。特にカバーをしたまま長期間放置するのが良くありませんので、時折りカバーを外して風通しを良くするようにしてください。

当店のオリジナル品として、もう10年以上前に製作販売していた、TK-ALZM1微動雲台ですが、いまだに愛用してくれている人がおりまして、雲台コマ部品を1/4インチから太ネジの3/8インチで作って欲しいと依頼がありましたので、製作しました。当然費用はかかるのですが、それでも使ってくれていることに感謝です。

現在、ガトーキングダム小海で毎週末に開催している宇宙観測車によるスターウォッチングですが、このデザインでポスターやチラシ、ボーディングパスまで作ってくれていますが、今度は缶バッチを作ることになりました。参加者全員にお渡しできるように作るのですが、シャトレーゼ八ヶ岳のスタッフが作ってくれています。当店のオリジナルキャラの「おやじねこ」も上手く入れてくれました。これまで色々なホテルでスターウォッチングをやってきましたが、ここまで熱心に協力して色々作ってくれたホテルは、他にありませんし、他のホテルでもやっているスターウォッチングでもここまでは何処もやらないでしょう。そのおかげもあって、宇宙観測車でのスターウォッチングは年々参加者が増えています。先日までのGWの時でも多い時で60名以上の申し込みがありましたが、半数はお断りしました。それだけがちょっと残念です。